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合格体験記

下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く

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東京大学
文科Ⅲ類

深く根を張り、葉を広げる

 合格者一覧に自分の番号を見つけたとき、遅咲きの桜がやっと咲いたのだと思いました。
 私は昨年入学した大学に通いつつ受験するという、いわゆる“仮面浪人”をしました。大学生としての半年間で感じたことを交えつつ、 3つに的を絞って書きたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

「謙虚な自信を持つ」

 これは、とある塾講師のアドバイスから引用した言葉ですが、これは勉強に限らず非常に大切なことだと思います。自分を向上させたいと思った時に、 まずするべきことは現状把握です。自分はできると必要以上に思い込む過大評価も、自分はダメだと底なし沼にはまったように落ち込む過小評価も、 どちらもあまり良いことではありません。客観的に自分を見ることができれば、何を改善すればよいのかが見えてきます。このとき役立つのが模試です。 出てくる判定に囚われすぎずに、自分に足りないものを見極めるのが大切です。逃げたくなる気持ちもよく解りますが、しっかりと向き合ってください。 模試に関してひとつ付け加えるとするならば、復習を怠らずにやってほしいということです。私は模試で間違えた事柄を付箋に書き、ノートに貼っていました。 特に暗記科目は覚える軸とするもの(ノートや教科書、参考書など)を決め、それに情報を集約させるようにしていました。そうすることで、 いつもひとつのものを見返せばその科目の復習ができようにしました。

「自分にあった時間管理を」

 模試とともに役立つのが、勉強時間とその内容を記録することです。ある程度の量をこなさなければ力はついてこないので、 日々どれほど自分が勉強できているかを確認するのは重要です。量だけでなく質も確認しつつ、効率よく時間を使えているか、 どういう時間配分やタイミングが勉強しやすいかを意識しつつ記録していました。 その中で、英単語や古文単語は時間をかけて丁寧に単語集を読んでいくよりも素早く何度も見ていく方が、個人的には良いと感じました。 すぐに意味が出てこなかった単語にマークをつけるのを繰り返していくと、自分がどの単語が苦手なのか一目でわかるようになります。 その単語を重点的に覚えるようにしました。
 それぞれに得手不得手はあると思うので、自分にあった時間のかけ方を見つけていってください。

「意味を見出す」

 大学に通いながら受験ができたことの最も良かったことは、受験勉強に意味を見いだせたことです。教科書に書かれた何気ない一言が、 たまたま講義で出てきたことがありました。どういった資料をもとにその一言が記述されたか、どのような時代背景であったか。 「そういうことだったのか」と自分の中で繋がったことがとても面白く感じました。興味が深まったのに加え、しっかりした基礎がなければ講義内容への理解を深めることはできないと直に感じ、 勉強へのモチベーションにすることができました。無理やりにでもすべてのことに意味を見つけろというわけではありませんが、自分なりに何かしらの意味を見出すことは、 広く周りを見渡すときの指針になり、自分が何をやりたいのかを教えてくれると思います。

仲間と高め合える関係を築く

 これから高校3年生となるみなさんへ。私が思うに、高校3年生として受験生を過ごす中で、仲間と互いに高め合える関係を築くことが一番大切かもしれません。 クラスと関わる時間は多くあります。どんなに無関係でいようとも、どうしてもクラスの雰囲気には影響を受けてしまうものです。様々な入試形式があり、 人それぞれに事情があるのはよくわかりますが、あまり自己中心的になりすぎず、周りへの配慮を忘れずにいてほしいと思います。 また、行事や日々の役割のために時間を割かなければならないことに嫌気がさすこともあると思います。けれども、高校3年生は一度しかありません。 ぜひその二度と来ない時間を大切かつ、大胆に使っていってください。

私の好きな言葉

 以上の3つのこととともに、私の好きな言葉を紹介したいと思います。 『何も咲かない寒い日は下へ下へと根をのばせ。やがて大きな花が咲く』 受験のみならず、思うように成果が出ないときは様々な局面で必ずあります。すべての努力が自分の思い描いた通りの結果になるとは、私は思いません。けれども、どんな努力も決して無駄にはなりません。それぞれが何かしらの根となり、葉となって、自身を成長させてくれるはずです。それらはやがて、大きな花を咲かせる力になると私は信じています。雨に打たれながら、風に吹き飛ばされそうになりながら、強い日照りに枯れそうになりながら、それでもそれらを乗り越え、春にみなさんがそれぞれの花を咲かせることを祈っています。

 最後に、再受験を快く受け入れずっと支えてくれた両親と、忙しい中でも自身の時間を削って勉強を手伝ってくれた友人たち、応援してくださった先生方と大学の仲間たちに、心からの感謝を込めて、この文章を締めさせていただきます。

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チャンスは英和での学校生活の中に

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自治医科大学
医学部 医学科

必要な知識は英和の授業にあった

 私は進路選択をするまで、中学・高校とあまり勉強に力をいれてきませんでした。授業は真面目に聞いていましたが、復習をほとんどしていなかったためテスト前になって焦って勉強をするといった生活でした。必要な知識は全て授業の中で教えていただいていたのだと、浪人生活中に痛感しました。そのことを何度後悔したかわかりません。一つ一つの授業を復習し、身につけていたら確実に私の歩んだ道は変わっていたでしょう。浪人生活で得たものもたくさんありますが、これから受験するみなさんには辛い思いをして欲しくないのです。口を酸っぱくして言われていることだとは思いますが、授業を大切に一分一秒も無駄にしないように。

受験勉強を始める前に

 突然受験勉強といわれても何をしていいのかわからない人が多いと思いますので僭越ながらアドバイスをさせてもらいます。私はセンター試験も含め英・数・国・理・社の5教科が必要だったので、一つの教科に偏らず、全教科を満遍なく触れるようにしました。特に英語、数学については短期間で伸ばすことが難しいため毎日長文と大問を解いていました。
 数学は初見で解けた問題はそれ以降ふれず、間違えた問題については解いた翌日、一週間後、一ヶ月後の三回解き直しました。実際の入試では、問題集などで取り上げられている問題の類似問題が多くでます。試験場で、「この問題この前解いた!!!やった!!!あっ・・・解けなかった問題・・・」とならないためにも、わからなかった問題は何度も解き直すことをおすすめします。数学ⅢCまで使う人は一日にその範囲の小問を一つだけでも解いた方がいいです。とくにセンター前はセンターにばかり気がむいて数学ⅢCにふれる機会が減り、センターが終わった後に解いてみると忘れていることが多いからです。
 国語、社会はセンターのみだったので一週間のうちに1回分を解いていました。理科は化学と生物でしたが、過去問を中心に演習をつみました。なかなか勉強に気持ちが向かわない時は、ぼうっと生物や化学の資料集を見てみるといいかもしれません。

「わからないノート」で復習し理解

 どの教科にもいえることですが、何よりも大切なのは復習です。超人的な記憶力をもたないかぎり、解きっぱなしの場合はほぼ記憶にのこりません。復習をせずに問題だけ解くのは大切な時間を浪費することになります。私は『わからないノート』というものを作り、全教科で解いた全ての問題で少しでも分からない、知らないことがあった場合には必ずその事について調べて書き留めていました。このノートは通学時間を使って毎日見るようにしました。試験の直前にも苦手なところが確認できてとてもおすすめです。

受験を終えて

 第一志望に合格したとき、やっと終わったのか、という安堵からしばらくの間放心状態でした。受験生活は私にとっては長く辛い日々でした。努力も、その過程もとても大切な事です。しかし、受験では結果が全てというのも事実だと思います。思うようにいかず、悔しさのあまり涙することもありました。不合格が続いた時は、私のしてきたことは何だったのか、ただ苦しんだだけだったのか、と悲観したこともありました。ですがこれらの困難を乗り越えることで大きく成長できました。こうして頑張れたのは、医師になるという強い意志と、待っていてくれた友人、先生方、そして何より私を信じつづけてくれた家族の支えがあったからです。本当にありがとうございました。支えてくださったすべの方に心から感謝いたします。

これから受験するみなさんへ

 目に見えないものに目を注ぎなさい。これは聖書(コリントの信徒への手紙二 4章18節)の中の言葉です。長いように思える学校生活はあっという間に過ぎていきます。目標がない、進む道がわからない人がいると思います。様々なチャンスは英和での学校生活の中に潜んでいます。私も将来に漠然とした目標はあったものの、自分が何をしたいのかはわかっていませんでした。しかし学校を通じての発展途上国へのスタディーツアーが私の医師を志すきっかけとなりました。振り返ると、英和での日々そのものが今の道につながっているのだと感じます。寄り道をしてもいい、時間がかかってもいい、英和で色々なことに出会って進む道を決断してください。辛いこともたくさんあると思います。でもそれは確実にみなさんの成長の糧となります。目標に向かってがむしゃらに走っていって下さい。みなさんのこれからが笑顔の絶えない日々でありますように、祈っています。
Where there is a will, there is a way.

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最後まで諦めないということに意味がある

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国際教養大学
国際教養学部

「いつも通り」が成功の秘訣

 「センター試験には魔物が棲んでいる」と言われています。模試では良い点を取れていたのに、実際のセンター試験では数十点低かったということが多くの人に起こるそうです。私もそうでした。これは気持ちの問題だと思います。試験日は科目数によっては1日9時間近く建物内にいるため、私は出口のない部屋に押し込められているようだと感じました。いつもとは違う厳しい環境の中で、このテストで私の進路が、私の将来が決まってしまうと考えると体も頭も固くなってパニックになってしまいました。「いつも通り・平常心」というのが1番難しいのですが、やはり、それこそが魔物になんて負けず、センター試験で成功する秘訣だと思います。

「本当の思考力」をつける日常の勉強を

  私が受けた一般試験は、論述形式の国語と日本語小論文、英語小論文でした。これらに必要なのは、幅広い知識、分析力、文の構成力と文章力だと思います。英語の試験には文法や語彙の知識はもちろん必要ですが、やはり情報を掴んで正確に理解して考える力がないと対応できません。科目名は英語となっている試験ですが、本当に大学が問うているのは、文法や単語の知識は当たり前のこととした「本当の思考力」です。
 論述に必要な知識は学校の授業や新聞、書籍から得られます。私は政経や歴史、倫理の授業が役に立ったなと思います。内容を流れや枠組みで理解することで、知識の羅列ではない文章を作ることが出来ます。また倫理の先人たちの知恵は自分の主張の方向性を決めるのに役立ちます。特に20世紀の思想家や現代倫理は受験にはもちろん、進学後の学びにも必要なのではと考えます。また、いくら知識があってもそれを使って文章で表現できなければ意味がありません。自力で文章を書いて練習しましょう。私は志望校の赤本とそれに似た試験形式の大学の赤本を解き、先生に添削していただきました。
 実際に問題を解き始めて一番重要なのは、問われていることを正確に受け止めることです。「下線の内容に沿って」なのか「説明しなさい」という表現で要約を求められているのか、また「筆者の考えに沿って」という誘導があるかなど、設問を慎重に読み解く必要があります。文章を読む前に設問を確認することも効果的です。私は問いに線を引いたりキーワードを四角で囲んだりして分解して、意図を正確に探しました。

受験システムを調べて活用しよう

 大学によっては、個人で取得した資格を提出すればセンター試験の科目を満点換算するなどの制度があります。大学の資料で確認してみて有効活用しましょう。資格は持っていて無駄になることはないし、そのための勉強で得るものはあるはずです。検定料などお金はかかりますが、積極的に挑戦することをおすすめします。

受験を支えるのは精神力の強さ

 受験に必要なのは精神力だと思います。周りの友達が合格していても自分は試験に向けて勉強を続けるとき、試験会場で平常心を保たねばならない時、精神力の強さが影響します。そう思って急に強くなるものではないかもしれませんが、周囲の人の助けも借りてみて下さい。両親や先生方など最後の最後までサポートしてくれる人が必ずいます。
 振り返れば後悔することの多かった受験ですが、作戦通りに試験を受けて合格した喜びは格別なものです。自分で自分の成長や強さが実感できなくても、最後まで諦めないということに意味があるのだと学びました。どの大学が自分に門を開いてくれるのか不安だと思いますが、最後まで頑張る気持ちを大切にして下さい。

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信じた道を貫けば、それが正解になる

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津田塾大学
学芸学部 国際関係学科

AO入試での受験

 私が津田塾大学の国際関係学科に進学したいと考え始めたのは高校1年の夏ごろからでした。この大学には指定校推薦もありますが、それは英文学科だけでしたので、どうしても国際関係学科に進みたかった私はAO入試という方式で受験することを決意しました。津田塾大学の国際関係学科のAO入試は、1次試験は志望理由書と課題小論文による書類審査、2次試験は実際に大学に出向いての小論文と面接、ディスカッションの審査によって合否が決まるというものでした。倍率も高かったですし、1次2次での二段階選抜でしたので不安もありました。しかし、どうしてもこの大学に進学したいという気持ちのほうが上回り、挑戦することにしました。

学びたい理由があったから受験を乗り切れた

 高校2年の夏休みに、山梨県北方領土返還要求運動青少年視察団の一員として北海道に行く機会がありました。その旅を通し、北方領土の一部をこの目で、生で見て、北方領土がいかに日本に近いかを肌で感じ、元島民の方から直接お話を伺ったりした経験から、世界の大きな力に翻弄され故郷を奪われてしまった人々を救いたいという思いが生まれました。それまで英語学か英米文学かで迷っていた大学での学問分野を、国際関係学に決定することにしました。この時、なぜ国際関係学を学びたいのかを明確にできたからこそ、課題の多い辛い受験を乗り切ることができたのだと思います。

知識や意見を持つことが小論文の対策に

 私は小学生の頃から文章を書くことが苦手で、原稿用紙2枚以上のものを書くとなると拒絶反応さえしめしていたため、英和での生活の中で回ってくる礼拝当番の原稿さえ、とても大きな苦痛に感じていたほどでした。そんな私でしたので、長い文章を書く回数を増やし、その行為に慣れることからはじめました。また、良い文章を書くために必要不可欠なのは豊富な知識であり、それを身につけるため、(それまで大好きな嵐さんの出演しているドラマやバラエティーを観ていた時間に)ニュースを観るようにしました。その際、分からない言葉やなぜそうなったのか理解ができない事柄をまとめておき、すぐにインターネットで調べたり学校で社会科の先生に質問したりして、キチンと知識として定着させるように努力しました。
 少し知識が増えてきたら、ニュースでとりあげられる問題やそれに関わる人間の様子について、自分の意見を必ず持つようにしました。これらを繰り返したことにより、物事を色々な角度から見て、そこで得た情報を取り込み、明確な意見を持つことができるようになりました。
 さらに、小論文の訓練を積み重ねていくと、問題文である長い文章のなかのどこをまとめると要約になって、どこに著者の意見、伝えたいことが書いてあって、どこが具体例なのかが自然と分かるようになり、文章の読み方が上手になりました。それによって、学校での授業以外で特に対策をしたわけではありませんでしたが、現代文の点数が上がり、センター試験本番では100点中85点という結果を残すことができました。
 小論文の練習においての注意点としては、最初のうちはただ書くだけでも良いのですが、回数をある程度重ねてきたら、時間配分や指定文字数を意識して問題を解くべきだということを覚えておいてください。本番の入試でも、試験時間はもちろんですが文字数に制限があるケースが多いので、この2つをクリアした上で良い文章を書けるようになっておくことが、合格へ大きく近づくことになります。

工夫した効果的な面接対策で自己改善

 早くから第一志望の大学が定まっていたため、入試を受ける回数を増やしてチャンスを増やしたいというのが、AO入試を受験した主な理由です。そして、比較的人前に出ることが好きで得意なタイプである私は、面接でならこの難関大学にも入れそうという、今思えば非常に計画性のない軽い気持ちによってもAO入試の受験を決めました。ところが、実際1次試験を通過していざ面接練習を始めてみると、流れを気にしすぎるあまり話が長く分かりにくくなってしまうという、自分の悪い癖に気がつきました。また、普段の話し言葉ではなく、面接の際に使うべきキチンとした言葉遣いで話すことに慣れていないことが、自分が流暢に話すのを妨げていることも分かりました。そこで、過去に先輩が聞かれた質問や予想問題に即座にわかりやすく答える練習はもちろん、ニュースを見たり新聞の1つの記事を読んだりした上での自分の意見や感想を適切な言葉遣いでその場で言う訓練も行い、自らの能力を改善していきました。

受験における私の後悔

 無事、第一志望の大学に合格することができた私ですが、もっとこうしていればよかったな、と後悔していることが2つあります。1つ目は、2年生のうちにもっと受験の準備をしておけば良かったという点です。たとえば、3年で受ける塾の授業を2年生で決めておけば、3年生のはじめからもっとしっかり受験生になれていたのではないかと思います。2つ目は、他の大学のことを、もう少し調べておくべきだったということです。津田塾大学に決めたことを後悔している訳ではなく、もしAO入試に落ちていたら、と考えると、一般受験をするにあたって明らかに情報不足だったと感じるため、怖くなるということもありました。皆さんには、この2つをぜひ実践することをおすすめします。

山梨英和でよかった

 ここまで私の受験記を綴ってきましたが、このように、私が充実した毎日を過ごすことができたのは、中高6年間通った学校が山梨英和だったからです。皆さんも、英和生としての誇りを携えて、学校生活をEnjoyしてください。
 山梨英和の、様々なことに興味を持つ機会を与えてくれる校風に、熱心で、生徒の芽を摘み取らず育ててくれる先生方に、心豊かで時に真剣な、大好きな友達や先輩、後輩に、そして、こんなに素晴らしい山梨英和への入学を認めてくれた、両親と神様に、大きな愛と感謝を。

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どんなに辛くても、負け試合ばかりでも、決して諦めない

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専修大学
人間科学部 社会学科

時間をうまく使い苦しい受験を乗り越える

 私の受験は決して思い通りのものではありませんでした。私が本格的に受験を考え始めたのは、高3の夏休みであったため、今振り返ると少し遅かったと反省しています。また、周りが始めるからという理由で始めた受験は、これまで何かあると途中で逃げ出したり、諦めてしまいがちだった私にとっては大きな苦痛でした。これから受験を迎える皆さん、現実はそんなに甘くありません。思ったほど時間もないため、早めの対策が、後々の自分を救ってくれます。
 時間が無かった私は、1日の勉強時間配分に重点を置き学習を進めました。そのため、私はスクールバスでの通学時間は、できる限り勉強に充てました。睡魔に勝てない時は睡眠時間に回しましたが、15分でも覚えられることはたくさんあります。バスや電車内でできることは限られますが、その中でやり終えることで、家での負担を減らすようにしました。1日は24時間しかないので、どう上手に配分するかも重要だと思います

受験は思い通りに行かないもの

   初めにも言いましたが、私の受験は思い通りのものではありませんでした。受験が終わった今だから笑って話せますが、私は前期日程で出願した大学は全て不合格でした。模試でA判定の出ていた大学でさえ不合格を受け取った時は、今まで経験したことのない絶望感を味わいました。「受験は何が起こるか分からない」とよく言われますが、まさにその通りです。本当にわかりません。1人だけどん底に突き落とされたような気持ちでした。しかし、いつまでも沈んだままでいる時間はありません。すぐに切り換えることは難しいと思いますが、この切り換えが早めにできるかできないかで、その後が変わってくると思います。私は切り替えが上手な人ではありませんが、意地でも机の前に座り続け、自己を冷静に振り返り、分析し、次へとつなげることを心がけました。その分析で自分が間違えた問題、分野を再確認できたことが、自信にもなりました。この分析結果を次にどう生かすかによって、次の結果も変わってくると思います。どんなに辛くても、負け試合ばかりでも、決して諦めないでください。また、少しでも順調に行っている自分を想像するだけで違います。早めの切り換えと絶対合格するという強い気持ちのおかげで、後期入試で合格することができました。みなさんも、受験で辛い時もあるかもしれません。その時は、強い意志を持ち続けて、次の戦いへの一歩を踏み出してください。

受験が私を成長させてくれた

 最後に私がここまで長期戦だった受験を乗り越えることができたのは、何より周りの人々の支えがあったからです。思うように結果が出ず、不安定であった私を最後の最後まで見守り、常に応援してくれた両親には感謝の気持ちでいっぱいです。おそらく私より不安だったのに、口に出さず見守り続けてくれたことには、感謝してもしきれません。そんな状況の中で納得のいくまで受験できたことは、私にとってかけがえのない経験となりました。この受験が私を成長させてくれたと言っても過言ではありません。だからこそ、皆さんにも受験という決して容易ではない壁を乗り越え、そこから喜びを得ることを経験して欲しい。しっかりとした強い意思を持ち、諦めずに納得のいくまで戦ってください。きっと自分の求めていた新しい道が開けてくるはずです。
 英和生一人ひとりの成功を心よりお祈りしています。

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努力は必ず自分の力になる!

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山梨学院大学
健康栄養学部 管理栄養学科

管理栄養士を目指すきっかけは職場体験

 私は4月から山梨学院大学健康栄養学部管理栄養学科に進学します。皆さんは管理栄養士について知っていますか。簡単に説明すると、専門的な知識を持って様々な人の栄養指導を行う人のことです。私が進学する大学ではその管理栄養士の資格をとることができます。ぼんやりとですが、私が初めて管理栄養士を目指そうと思ったきっかけは、中学3年生の職場体験で幼稚園を訪問した時でした。そこでお昼に園児達と一緒に給食を食べた時、園児達の元気に、幸せそうに食べている様子を見て、私も食事で多くの人を健康に、幸せにしたい、と思ったことが管理栄養士を目指そうと思った初めのきっかけです。しかし、私が本格的に大学受験を意識し始めたのは、高校生になってからでした。

中学生からコツコツ基礎学力作りを

 大学受験を意識し始めたのは、高校生になってからですが、受験の土台となっているのは、中学時代からコツコツ積み上げてきた基礎学力です。基礎が定着していなければ、応用問題を解くこともできません。勉強は高校生になってから頑張ろう、と思っていると忙しくなり、ついて行けなくなります。だからこそ、中学生の時からコツコツ基礎勉強をしていってください。積み上げてきた努力は必ず自分の力になっています。私の経験上、基礎学力を定着させるために最も大切だと思うことは、毎日ある学校の授業を集中して受けることです。もちろん授業以外に自分で勉強することも必要ですが、何より授業で先生の説明をよく聴き、授業内にできるだけ理解してしまうことが効率よく勉強できる秘訣です。そうすることで、家庭で勉強する際、はかどるので、勉強時間を短縮することができ、時間にも余裕が生まれてくると思います。また、私の場合、電車通学なので、電車に乗っている間の時間を使って、英単語や漢字など、暗記するものをよく覚えていました。このように毎日決まった勉強のリズムを定着させていくことで、コツコツ長く続けていくことができるのでお勧めです。そのコツコツ続けた努力の成果は、必ず高校に繋がってきます。

大学調べが受験の第一歩

 高校生になり、受験のことを意識し始め、高校2年の終わり頃に、志望校を決めました。志望校を決めるまでには、担任の先生に相談をすることや、学校説明会やオープンキャンパスに行くことで大学のことをよく調べて決めました。大学のことをよく調べるということはとても重要です。私が山梨学院大学を受験しようと考え始めた最初の理由は地元にあるから、ということだけでした。しかし、自分で大学のことを調べていくうちに、地元ならではのボランティア活動があることや地域の食材を使ったメニュー開発ができることなど、その大学にしかない魅力があることを知り、私は、この大学で4年間学びたいと強く思うようになりました。大学は自分の夢を実現させるためのとても大切な場所です。だから皆さんもいい加減な気持ちで大学を選択するのではなく早いうちから調べて自分が通いたい、と思えるところを見つけてください。

積極的な面接練習であがり症も解消

 高校3年の春、公募推薦という形で受験をすることに決めました。私の志望校では、小論文と面接試験がありました。授業で教科書を読む時でさえ声が震えるほどのあがり症で自分の言いたいことを上手く言葉にできない私にとって面接はとても不安でした。しかし、自分から先生方に練習をして頂けるよう頼みに行き、先生方から熱心に指導していただいたおかげで、面接の流れにも慣れ、不安も和らいでいきました。受験や進路については自分から積極的に動かなければ何も始まらないということがよく分かりました。これからも、自分から積極的に動くことを大切にしていきたいと思います。また、普段からニュースや新聞・本などで様々な情報を得ることも大切です。これは、単に、受験で面接試験があるから、という理由だけではなく、将来の夢に向かって進んでいく自分にとっても必要な知識です。私の場合、管理栄養士を目指しているので、いつも「食」に関する記事や本を読み、問題点があれば自分で考えるようにしています。私が受験を通して感じたことは、何事にも自分から積極的に行動することの大切さです。待っているだけでは何も始まりません。だから、皆さんも後悔しないために自分から積極的に行動していくことを心掛けてみてください。

自分に合った気分転換と体調管理を

 ここまで、勉強の話をしてきましたが、大切なことは勉強だけではありません。これから、重要な試験も増えてくると思いますが、自分の力を十分に発揮するためには、健康でいることが大切です。そのためには、適度に気分転換をすることと体調管理をしっかりすることが必要です。私の場合、何よりの気分転換になることは、休み時間に友達とたわいのない話をして思いっきり笑うことです。また、家族や先生に相談することも大切です。人に話を聴いてもらうことで苦しい気持ちが楽になります。私も周りの人に話を聴いてもらうことが受験や友達とのことで悩んだ時にとても心の支えになりました。私を支えてくれている多くの人がいることへの有難さを改めて感じました。だから、皆さんも一人で悩みを抱えずに誰かに話してみてください。きっと気持ちが楽になるはずです。他にも、自分の興味のあること、例えば趣味や部活動、ボランティア活動などに挑戦してみることも良いと思います。気分転換にもなりますし、様々なことを経験することで、自分の視野を広げることができます。また、体調管理法としては、幼いころから体温が低く、風邪をひきやすい私は、体温を上げる食材として生姜やニンニクを食事に取り入れ、体温を上げてきました。その効果もあり受験も風邪をひかず、元気に乗り切ることができました。自分の体調管理法は人それぞれだと思うので、早めに自分の身体を理解し解決策を考えておくことが大切です。

努力は必ず自分の力になる!

 最後に私が皆さんに伝えたいことは、コツコツ積み上げた努力は必ず自分の力になっているということです。だから、今は成果を感じることがなくても努力を続けることを止めないでください。辛いと思う時もあると思いますが、その時は周りの人に相談してください。また、将来の夢を見つけるためにも、様々なことに恐れず挑戦していってください。皆さんがこれから、自分の夢を見つけ、進み続けることができますよう願っています。

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自分に自信を持って高い目標を

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明治大学
文学部 文学科 英米文学専攻

「私も来年、合格体験を後輩に伝えたい」

 高校2年の3月、先輩の合格体験談を聞いて、「私も来年は合格体験を後輩に伝える立場になりたい」、強くそう思いました。
 私は勉強が特別苦手でも、特別好きでもないというタイプでした。ただ定期試験は良い点数を取ると気分がいいとそれだけの理由で毎回勉強していましたが、一夜漬けの教科もあり、いざ受験勉強を始めなければならなくなると何をしてよいのか分かりませんでした。そんな私ですが、受験勉強の経験を通していくつかのポイントを伝えたいと思います。

志望校は早く決めて過去問を研究しよう

 明確な目標を持てばモチベーションが上がります。また早くから志望校の対策が練られるので合格の可能性が上がります。「赤本」(過去問題集)では、配点からどの教科の比重が重いか、問題形式などを分析してみてください。今足りないものを明らかにすれば勉強効率が良くなります。

一喜一憂せずコツコツと、そして短期集中

 模試で出る偏差値や判定に一喜一憂している暇はありません。私が受験したのはD判定E判定しか出たことがない大学のみです。模試の問題と志望校の問題はあくまで別物です。ただし、模試を受けた以上は、理解して解けるまで間違えた問題の解説を読み復習するのは大切ですよ!
 また、日々の小テストや授業の予習復習や暗記物、苦手科目を基礎からやり直す「コツコツ」型の勉強をベースとし、コツコツ型ではなかなか覚えられない知識を一気に詰め込む「短期集中」型の勉強を組み合わせると効果的です。コツコツと短期集中のメリハリをうまく使いこなすことをおすすめします。

教科ごとの勉強法

 教科ごとの勉強方法をご紹介します。ただし、ひとつ注意。他の人の勉強法は良いなと思った所だけを真似すればいいのです。合わないなと思ったら違う勉強法に移る切り替えの速さが大切です。

▶世界史
私はZ会出版の「入試に出る世界史B用語&問題2000」を繰り返しました。ただし、ほぼ知識のないままやろうとすると知らない用語ばかりで辛くなるので、「タテから見る世界史」「ヨコから見る世界史」という講義系の本も合わせて読みました。参考書を一つに決めてやりこむのも手ですが、世界史に関しては色々な角度から知識を入れることにつとめました。最終的には地図、年号、用語を頭に入れ正誤問題にも穴埋め問題にも対応できることが目標ですが、最初はとにかく基本用語を詰め込み、問題が解ける!という感覚を付けて下さい。

▶英語
長文が苦手な人が多いかと思いますが、単語と基本的な文法項目がわかればあとは多読・精読を繰り返すのみです。英単語を今持っている単語帳で良いので、とりあえず一冊確実に覚えましょう。一日に一周しようという気持ちで毎日とにかく見て下さい。見るだけじゃダメという人は書いて読んで下さい。嫌でも覚えますよ。一日何ページずつやろうというのは挫折しやすいのでお勧めしません、一日に一周です。文法はフォレストで十分ですが、合わないなら別の物を買ってもいいので、理解して問題演習を積み自分のものにしましょう。中でも文型は確実に何文型か見抜けるようにしておきたいです。

▶国語
現代文はとにかく根拠になる所を探す。これだと思います。読むテクニックが載っている参考書もたくさん売られていますが、結局はたくさん読んで解き方に慣れるしかないのです。漢字は高3になってから勉強し直すとなると時間を取られてもったいないので苦手意識がある人は早めに対策して下さい。古文は英語と同じく単語と文法に尽きます。古文・漢文は学校の授業を真面目に受けていれば特に対策の要らない科目だと思うのでぜひ授業を大切にして下さい。

 どの教科でも、どうして間違えたのかを追求するのはとても大切です。そして自分の受験校の問題、センター試験の問題をたくさん解いてとにかく慣れておいて下さい。

もっと自分に自信を持って高い目標を掲げて

 最後にお伝えしたいのは、もっと自分に自信を持ってほしいという事です。私が英和で過ごす中で感じたのは、英和生は自分は「出来ない」と思っているという事です。受験勉強なんて自分には無理だとやる前から諦めてしまっているように思いました。皆さんはぜひ自信を持って、高い目標を掲げて欲しいと思います。その目標に向かって勉強を頑張れば、それは必ず大きな自信となるはずです。 これを読んでいる皆さんは既に受験生です。ぜひ受験生としての時間を実りあるものにして下さい。私の体験記が皆さんのやる気につながればこれ以上嬉しい事はありません。

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学校生活の何事にも一生懸命に取り組もう

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岐阜医療科学大学
保健科学部 看護学科

進路決定のきっかけは学校生活の中に

 みなさんは今、「将来の夢」はありますか。進みたい方向が決まっておらず、焦っている人も多いのではないでしょうか。大丈夫です。私もそうでした。
 私は高校2年の時まで、これといって将来就きたい職業というものがありませんでした。看護師を目指すようになったきっかけは、高2の冬、友人の付添いで参加した看護師体験でした。その時、患者さんに真摯に向き合う看護師の方の姿に感銘を受けました。そして、将来、看護師になり、病気やけがで苦しむ人々のサポートをしたいと思うようになったのです。私がそうであったように、何がきっかけで自分の進みたい道を見つけるかわかりません。職場体験やボランティアなど、学校で募集がされると思うので、積極的に参加してみるとよいと思います。

看護師を目指して積極的に大学選び

 看護師を目指し始めて、まず私は大学の資料を沢山取り寄せました。気になる学校があれば全て資料請求していいと思います。そして資料を読み、自分に合った大学をいくつかに絞り、オープンキャンパスに参加しました。みなさんには、なるべく複数の学校のオープンキャンパスに参加することをお勧めします。県外の学校の場合は大変かもしれませんが、それぞれに比較することができるのでよいと思います。また、オープンキャンパスでは、学校の雰囲気を感じることができること以外にも、沢山メリットがあります。私が参加したオープンキャンパスでは、入試のポイントを教えてくれたり、過去問を戴いたりすることができました。また、一度行っておけば、受験の際に場所がわかって安心できると思います。

「授業を大切に」が受験勉強の基本

 さて、ここからは勉強のことについて話していきたいと思います。学年や進みたい方向に関係なく、全ての人に言えることは、「授業を大切にする」ということです。「受験勉強」の基本は授業にあると思います。眠くなってしまうこともあると思いますが、一生懸命取り組んで下さい。ノートの取り方を工夫してみるのもよいです。私は黒板に書かれたことだけでなく、先生の雑談や授業で習ったことに対する自分の感想を軽くメモ程度に書いていました。そうすると、授業がより楽しくなるし、振り返った時に思い出しやすくなるので、お勧めです。また、宿題や小テスト、定期テストは最大限に活用して下さい。宿題や小テストは真剣に取り組み、テスト直しは必ずしましょう。日々の積み重ねが大切です。

問題をわかるまで何度も繰り返し学習

 ここで私が実践していた勉強方法を紹介したいと思います。ただし、勉強方法は人それぞれなので、参考にしてもらえたらと思います。私の場合、看護科を受験するということで、特に生物の勉強に力を入れました。勉強におけるポイントの1つ目は、「問題を何度も解くこと」です。これは生物に関わらず、どの教科でも言えることだと思います。私の場合、特に参考書などは買いませんでした。学校で買った問題集を間違えることがなくなるまで繰り返し解きました。間違えた問題にはチェックを付けておくと、わかり易くなります。また、わからない箇所は教科書や資料集を使って理解を深めていきました。教科書などを見てもわからない場合は、先生に質問していました。親切に、細かく教えて下さるので、みなさんも悩まずに、先生に聞いてみて下さい。

勉強方法や勉強場所も工夫しよう

 ポイントの2つ目は教科書などを「音読」することです。黙読では読んでいるつもりでも、なかなか頭に入ってきません。声に出して読むと、理解しやすくなるし、記憶にも残り易くなります。
 また、勉強方法と共に、勉強時間と場所の確保も大切になってくると思います。私は家にいると余り集中できないタイプだったので、主に家の外で勉強しました。朝は早起きをして、始発の電車で登校し、朝の礼拝が始まる前に2時間ほど勉強していました。また、放課後は図書館で勉強しました。他にも学校に自習室で勉強する人や、すぐに家に帰って勉強する人もいました。自分い合った勉強方法、環境を見つけましょう。

何事にも一生懸命に

 そして最後に、みなさんに伝えたいことがあります。何事にも一生懸命に取り組んで下さい。勉強だけでなく、部活動や委員会活動、学校行事も大切です。これらのことにも全力で取り組むことは、自分の将来にも役立っていくと思います。
 また、勉強ばかりで自分を追い込みすぎないで下さい。時には息抜きも必要です。私も勉強に疲れた時は、好きな音楽を聴いたり、DVDを見たりしました。勉強とのメリハリをつけるよう心がけましょう。進路のことで辛くなった時は、先生方や友達に相談して下さい。
 みなさんがそれぞれ希望する進路へ進めるように応援しています。

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英和でしか学べないことがきっと将来につながる

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国立音楽大学
音楽学部 演奏・創作学科 声楽専修

聖歌隊と勉強の両立を目指して

 山梨英和で過ごした6年間は聖歌隊中心の生活をおくりました。嬉しい時、楽しい時、悔しい時、辛い時、どんな時も共に過ごし、コンクールでは金賞という同じ目標に向かって切磋琢磨する日々はとても楽しかったです。
 しかし、毎日練習が忙しくほとんど休みがなかったので、部活と勉強の両立はとても大変でした。家に帰ると疲れて寝てしまうことが多く、安定した勉強時間を作ることができませんでした。部活も勉強も両立しないと意味がない為、どうにか勉強する時間を確保しようと考えた結果、家でやる課題を少しでも減らすために学校の休み時間を使うようになりました。ノートの取り方も見直した時に自分に分かりやすいことを心掛けて、黒板に書いてあることだけでなく先生の話や教科書・資料集にのっている説明を色の違うペンを使い分けながら書くようにしました。試行錯誤した結果何とか部活と勉強の両立ができるようになりました。聖歌隊で時間の大切さも学びました。
 私は、素晴らしい仲間、先生、先輩、後輩に恵まれて、実りあるかけがえのない時間を過ごすことができました。聖歌隊で学んだことはここに書ききれないくらい沢山あります。皆さんも英和での学校生活の中で興味がわいたことや、気になったことに積極的に挑戦してください。英和でしか学べないことも沢山あります。どの経験もきっと将来につながると思います。

聖歌隊の活動から音楽大学へ

 さて、そんな聖歌隊の活動の中で合唱のソロをした経験から、私は音大に進んで声楽の勉強をしたいと思うようになりました。それまで私は中学生の頃から管理栄養士になりたいという夢がありました。どちらも簡単な道ではないし、まったく違う職種だったので、とても悩みました。周りの人からの「私の歌が好きだ」という声がとても嬉しかったことと、母からの励ましの言葉を受けて音大に行くことを決めました。
 しかし、音大に行きたいと思った時、私は声楽もピアノも楽典もまだ何も勉強していませんでした。どうすれば良いのかわからず、音楽家の先生に相談して声楽とピアノの先生を紹介して頂きました。声楽は高校2年生の冬から習い始めました。合唱と声楽の声は違うところがあるので、はじめは使い分けることが難しく大変でした。ピアノは高校3年生から習い始めました。以前にも年中から小学校卒業まで習っていたとはいえ、5年のブランクがあり、指が思うように動きませんでした。私は音大を目指す他の受験生に比べてスタートが遅いことに非常に不安を抱えていましたが、厳しく指導してくださった先生方のおかげで受験までにはなんとか追いつくことができました。

音大の講習会が刺激に

 音大では夏と冬の年2回、長期休み中に受験準備講習会が行われます。音大を目指す高校1年生以上が対象で、実技レッスンや楽典、新曲視唱、聴音等の学びたい学部を受講できます。初日にクラス分けテストがあるので、自分のレベルにあった授業を受けることができます。私は先程から言っているように、聖歌隊の活動を中心にしていたので、高校3年生の冬の1度しか参加しませんでした。講習会は周りの受講生の様子を知ることができ、共に学ぶことで沢山刺激をうけます。自分の現在のレベルを知ることはとても大切な事です。音大を目指している人は1度必ず参加することをお勧めします。

友達と先生方が心の支えに

 入試は国公立の学校も受験したので、一般入試を受けました。試験科目は学科・学部によって異なりますが、私が受験した声楽科は専攻(声楽)、コールユーブンゲン、ピアノ、楽典、国語、英語でした。国語と英語は昨年度からセンター試験の結果を利用することができるようになったので、それを利用しました。その結果、センター試験後は実技試験の勉強に集中して取り組むことができました。最近はセンター利用が出来る学校が増えているようなので、自分の受験する学校の入試要項を確認してみてください。
 試験は2月後半からと遅く、実技試験が沢山あるので3日から5日と長くかかります。この季節はインフルエンザが流行している時期でもあるので体調には十分注意が必要です。私はうがい手洗いを徹底したり、外出するときはマスクを必ず付けたり、ヨーグルトを毎日食べたりして体調管理をしました。入試までどんなに努力をしてきたとしても、当日実力を発揮できないと意味がありません。悔いが残らないように勉強も体調も万全の状態で入試に臨んでほしいです。
 卒業が近づくにつれて、大事をとってか一般入試を受ける人が学校を休みがちになりました。私は皆勤賞が目標だったことや特に体調が悪い訳ではないのに学校を休むことが自分の中で許せなかったので1日も学校を休みませんでした。教室に入ると周りは進路が決まっている人が多く、その場にいることが辛いなと思うことは何度もありました。そんな時、私の様子の変化に気づいてくれた友達や先生方に沢山話を聞いてもらったり、相談したりしました。皆進路は違っていても受験に向かうまでの不安な気持ちは同じです。私の気持ちを理解して励ましてくれた友達と先生方の存在は私の心の支えになりました。支えてくださる方がいたので私は受験を乗り越えることができました。

英和での出会いは一生の宝物に

 最後に、これから受験を控える後輩の皆さん。勉強だけでなく英和生として過ごす学校生活を楽しんで、沢山の思い出を作ってください。ここでの出会いはきっと一生の宝物になります。皆さんの夢が叶いますように。応援しています。がんばってください

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山梨英和だから見つかる夢がある

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昭和大学
薬学部 薬学科

絶対入りたい大学だから公募制推薦で受験

 私は、公募推薦で受験をしました。公募推薦とは、大学が指定した評定をもっていることが条件で、校長先生の推薦が必要となる受験方法です。高い倍率の入試でしたが、公募推薦を選んだ理由は、少しでもチャンスを増やしたかったからです。入試の内容は、筆記試験(英語・数学・化学)と面接です。私は、筆記試験の勉強として主に過去問を活用しました。公募推薦は過去3年分しか掲示されていなかったので、その3年分を何回も繰り返し解き、さらに一般入試の過去問も並行して解いていきました。私は絶対にこの大学に入りたいと決めていたので、徹底して過去問を勉強しました。過去問を解くとその大学の問題の特徴や、傾向を実感することができます。また、面接は、先輩方が進路室に残してくれた過去の資料を使い、先生方にも協力していただき対策をしていきました。面接でも、その大学に入りたいという気持ちが重視されるので、そのような熱意を伝えられるように心がけました。

バレエとバイオリンも両立を目指して

 私は、受験勉強と並行してバレエやバイオリンなどの習い事もしていました。バレエもバイオリンも受験の直前に発表会があり、普段以上に大変な練習をしなければならないので続けるか辞めるかでとても悩みました。でも、受験を理由に辞めることが自分にとって良い終わり方なのかということを考え直し、結局どちらも発表会が終わるまでは続けることに決めました。受験勉強と習い事の両立は簡単なことではありませんでした。時には、自分で決めたはずなのに、受験勉強が上手くいかなくなると習い事のせいにしてしまったりと自分の弱さを感じることもありました。しかし、その反面改めて自分の学習の仕方を見直し改善していくことができました。習い事の合間の2、3分という短い時間も英単語の勉強をすることに使いました。また電車通学をしていたので、その時間も有効的に活用しました。このように、習い事と両立していたからこそ気づけることもたくさんあったと思います。部活や習い事と受験勉強の両立に悩んでいる人に少しでも私のこの経験が参考になればいいと思っています。

中2自由研究で視野を広げる

 山梨英和は中高一貫校ということもあり、他の中学校よりも自分の進路について考える機会が多くあると思います。中学2年生の皆さんはこれから自由研究に取り組むと思います。自分の将来の夢が明確な人はその夢につながる研究をするかもしれません。しかし、まだ自分のやりたいことや、なりたい職業が見つからないという人がほとんどだと思います。自由研究というのは、たとえ将来の職業に直結していなくても自分の視野を広げ、進路の選択肢を増やしていくことができます。私は、薬剤師になりたいという思いは強かったのですが、自由研究はケーキについて調べました。その頃はパティシエにも興味があり、本気でなりたいと思ったこともありました。そして、とことん突き詰めて洋菓子のことを学んでいくうちに研究をするおもしろさを感じることができました。今振り返って見ると材料を組み合わせていかに美味しくするかを考えることは薬学にも通じているのかな、と感じます。このように、自分の興味があるものに取り組むことで、それが自分に向いているものなのか確認できるし、新たな自分を見つけることもできるかもしれません。皆さんの自由研究を応援しています。

中3職場体験で自分と出会おう

 中学3年生では職場体験があります。この行事も、将来につながる大切なものです。私は、幼稚園を訪れ幼稚園の先生の体験をさせていただきました。私は比較的いろいろなことに興味を持ちやすい性格で、幼稚園の先生も憧れの職業だったので体験してみることにしました。職場体験は、現場で実際に働くので自由研究とはまた違った発見ができます。私は幼稚園で多くのことを学ぶことができました。また、礼儀や目上の人に対する振る舞い、主体的に取り組む姿勢などの、普段の生活に役立つものも養うことができました。まだ進路が決まっていない人も、決まっている人も、様々なことに興味を持ち、それを行動に移していくことが大切です。いろいろな職業を知ることで、本当に自分がしたいことが見つかると思います。

両親のように患者さんのために働きたい

 最後になりましたが、私が薬学を志望するきっかけとなったものは、父が医師で母が看護師で、家が病院ということもあり、幼い頃から医療に興味を持っていたからです。その中でも風邪を引く度に服用していた薬は一番身近に感じるものでした。薬剤師という職業は、医師のように直接的に患者さんの治療をすることはできませんが、医師から処方された薬を患者さんのもとに届け、その薬の効能を正確に伝えることで、患者さんの回復の手助けをすることができます。このように、薬剤師という立場で医療に貢献できることはたくさんあります。将来、私も薬剤師として、両親のように患者さんのために働きたいと思っています。

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全力を出し切れば、道は切り拓ける

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自治医科大学
看護学部 看護学科

看護師体験で進路を決める

 私は、高校一年生の頃から、医療に携わる職業に就きたいと考えていました。身近な家族の死を二度経験していたことから、大学に進学して生命について深く学びたいという思いがあったのです。しかしその思いは漠然としたものでしかなく、どの大学のどの学部に進学し具体的に何を学ぶのか、自分でもなかなか決められずにいました。そんな中、私が明確に看護学部を志望するようになったきっかけは、高校3年生の春に友人達と参加した甲府市内の病院での看護師体験でした。患者という立場でしか足を踏み入れたことのなかった病院施設での職業体験で得られたものは大きく、生命と真剣に向き合っている看護師の方々の姿を見て、私もこのような形で生命に関わる仕事ができたらと思い、看護学部を志望するようになりました。幸運なことに私の母は看護師として働いていたので、看護師という職業への理解が表面的なもので終わることなく、その仕事の中で体験する具体的な大変さや辛さなどを知ることができたという点は、自分の進路を決定する上でもとても重要であったと思います。これから進路を決める皆さんは、自分のやりたいことを見つけたら、出来る限りその職業に就いている方々に詳しくお話を聞くことを勧めます。インターネットや本で調べるだけでは決して知ることの出来ない現実を知り、本当にその職業に就いて自分の理想とする大人に近づけるかどうか熟考することが、進路選択の大きな手助けになるのではないでしょうか。

友人との協力で受験勉強

 受験勉強についてですが、私は人に教えられるような立派な勉強の仕方はしていなかったと思います。しかし一つだけ確実に効果があった勉強法は、友人に協力してもらうというものでした。私が所属していた聖歌隊では遠征が多くあったのですが、そのバス移動の時間を使い、ひたすら友人に無機化学の覚えなければいけない化学式を問題形式で出題してもらっていました。そのおかげで、センター化学では無機化学、有機化学の分野が大きな得点源となりました。また高校三年生の夏休みや冬休みなどの長期休暇期間は、ほぼ毎日学校の自習室か図書館に通って友人達と励ましあいながら勉強をしていましたので、そのように一緒に勉強をすることができる友人が身近にいた環境にはとても恵まれていたと思います。

聖歌隊と勉強の両立

 部活動と勉強の両立についてですが、中高六年間、私は塾などには通っておらず、その分、部活動に没頭していました。もっとも、塾に通わなかった一番の理由は、単に塾というスタイルが自分に合わないと思っていたこと、そして何より経済的な負担を親にかけたくなかったというのが大きく、塾に行くと部活動に参加する時間が減るからといったものではありません。
 私は、部活動に参加していて本当によかったと思っています。聖歌隊の一員としてチームに貢献する達成感や大会などで賞を得た時の喜び、そして大変な練習にも耐えうる忍耐強さなど、部活動の中で学ぶことの出来る多くが、普通の学校生活だけでは十分に得ることの出来ないものだと思いますし、私も聖歌隊という部活動を通して大きく成長できたと確信しています。何より、部活動を組み込んだ忙しい生活の中でいかに勉強時間を作るかといった難しさを乗り越える経験は、社会に出ていく上でも重要になるのではないでしょうか。皆さんも、勉強を理由に部活動に参加しないというのは大変勿体ないと思います。塾に通いながらも一生懸命部活動に取り組んだ友人達も多く知っていますし、彼女たちは皆優秀な成績を収めていました。そして、私と同じように看護師などを志す方々は、ほとんどの大学で実施される面接入試を乗り越えなければいけません。面接では学校生活について質問されることが多く、部活動に参加していた場合はその活動について掘り下げられることがほとんどです。部活動に真剣に取り組んでいればいるほど、胸を張ってその質問に答えられると思います。志望理由などと同じように、一つでも自信を持って発言できることがあれば、面接への心持ちも変わってくると思いますので、そういった面でも是非部活動に熱中することをお勧めします。ですがくれぐれも勉強を疎かにしないように気をつけてください(笑)

担任の先生と面接対策

 また面接練習についてですが、私は塾などに通っていなかったので、担任の先生や進路室の先生方に大変お世話になりました。看護学部入試は面接試験の配点が決して少ないものではなく、いかに面接という特殊な状況に慣れているかが出来を左右しますので、何度も先生方に面接指導をしていただきました。入退室の仕方から言葉の選び方、視線の向け方まで細かく指導していただいたおかげで、受験した3校中2校から合格通知をいただくことができました。特に後期日程で受験した山梨大学医学部看護学科入試では、センター試験と面接試験のそれぞれの得点のみで高い倍率を潜り抜けなければならなかったので、合格をいただけて本当に嬉しかったですし、先生方に感謝してもしきれません。様々な事情を考慮した上で、最終的には山梨大学ではなく自治医科大学の看護学部に進学することを決意しましたが、後期試験まで気持ちを保ち続けられたことは自分の中でも大きな収穫になっています。

家族や友人、先生の支えで歩めた大学受験

 大学受験は、でこぼことした長い道のりを一人で歩んでいかなければなりません。悩むことも多くあると思います。ですが、落ち着いて周りを見渡せば、支えてくれる家族や共に闘ってくれる友人、全力でフォローしてくださる先生方がたくさんいてくれることに気付くことが出来ると思います。そんな人々の存在を忘れずに、自分のやりたいことに向かって全力で力を出し切ってください。そうすれば、自然と道は切り拓けるのだと思います。拙い文章ではありますが、少しでも多くの方の進路実現に役立てばと願っています。

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自分に合った勉強方法で苦手科目も克服できる

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福井県立大学
海洋生物資源学部 海洋生物資源学科

さまざまな受験方法を研究しよう

 私は来年度から福井県立大学へ行くことになりました。普通、国公立の大学の入試では7科目全てが入試科目となります。しかし、福井県立大学は公立の学校であるにもかかわらず、英語と理科の2科目で受験ができる学校です。このような他の国公立とは異なる入試方法の大学もあるので、十分に研究しておきましょう。

英語を好きになって苦手克服

 まず、私が受験に際して行った対策、私の経験などを話したいと思います。ひとつは、苦手科目に向けての取り組みです。私は英語がとても嫌いでした。そのため私が行った英語への対策はまずの勉強を好きになろうとすることから始めました。初めに行ったことは、やる気の出る勉強法を探すことです。私は生物が好きなので、ポイントのところに生き物の絵をかき、吹き出しをつけてみたり、英語の勉強に好きな科目の要素を入れることで、英語の勉強に苦を感じないようにしました。
 次に、苦手科目の勉強の中に楽しいと思えるところを探すことです。私の場合は、覚えた単語が実際のテストに出てきて、覚えたことが活用できたという達成感によって単語練習を楽しく思うことができました。

先生からのアドバイスが一番

 そして、私が一番効果的だったと思うことは、英語の先生に直接アドバイスを戴くことです。英語の先生が英語の勉強に不真面目だった私に向き合い、背中を押してくださったおかげでめげずに英語の勉強に向き合うことができたと思います。また、精神面だけの事でなく、個別に宿題をだしてもらい、指導していただくことで英語の力がついていくのを感じました。 苦手意識を取り除くのに効果的な方法は、自分なりに勉強法を工夫し、努力に伴って点数が上がることを体験することだと思います。

得意科目は1点でも伸ばそう

 次に得意科目については、模試などでの点数にこだわりってより多くの点を取れるようにと勉強するのが良いと思います。何か特別な対策を立てるというよりも、大学受験は点数ですべて決まるため、他の受験生より1点でも多く取ることが大事です。 受験生の方、ぜひ頑張ってください。

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一緒に戦う友達との時間が何よりも楽しく幸せだった

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関西学院大学
文学部 文学言語学科 英米文学英語学専修

大学選びは人生の選択、最善を尽くそう

 どの大学で、どのような道に進むのかにより、人それぞれ人生は大きく変わっていきます。在校生の皆さんがこれからの受験で最善を尽くせるように、少しでもお役に立てたら幸いです。私は高1の時から国公立大への進学を考えていて、関西学院は全く視野にはありませんでした。高3になり、私立大の併願をどうするかとなった時、関学への受験を私に勧めたのは父でした。実際に受験をしに関学へ行った時、キャンパスがとても広くきれいで、大学での四年間を充実させることが出来ると確信しました。また、少人数教育や、その他多彩なプログラム、私が学びたい言語においてもしっかりとしたプログラムがあることから、関学への進学を決意するようになりました。

中学の学びが高校の基礎

 私は、中学3年間は塾に通うなど特別なことはせずに、ごく普通に勉強をしていました。毎日の授業をしっかりと受け、家で宿題があればやるだけでした。しかし、高校での勉強や受験勉強を通して振り返ると、中学3年間の「普通」な、毎日のサイクルが何よりも重要であることに気がつきました。中学での学びが、高校に入ってから基礎として必要になるからです。そしてそれは全ての教科に言えます。ですから、中学生の皆さんは今の学びを怠ることのないようにして下さい。努力した分だけ高校に入って力になります。

「無駄」に気づくことが効果的な学習のスタート

 高校生になると模試を定期的に受けるようになります。しかし、正直に言うと私は、高1の時に受けた模試をまったく無駄にしていました。受けて受けっぱなし、そのままにしていたのです。この「無駄」に気付いたのは高2になってからで、それからは受けたその日のうちに答え合わせをし、間違えた所はじっくりと解説を読み、知識を自分のものにするように努めました。大切なのは、模試を受けたその日に答え合わせをすることです。
 高3になってからは、自分の一日の生活サイクルの中から空き時間を見つけ出すことを始めました。必ずどこかに少しずつ空き時間(暇な時間)があるはずなので、絞り出してみて下さい。その結果、私は朝登校してから礼拝までの時間と、お昼休みご飯を食べてから5校時までの時間を自習室での勉強にあてました。他にも、5分休みや電車の時間も有効に活用しました。一日あたりでは少なくても、一週間、一ヶ月と続けるだけで、大きく変わってきます。まさに、塵も積もれば山となる、ということです。この方法により、私は大幅に起床・就寝時間を変える事なく受験勉強を進めることができました。

センター対策は「量と質」

 次に、センター試験の対策についてお話しします。私は文系だったので、主に文系科目の対策をお話しします。私が最も苦手としていたのは国語でした。苦手を克服するため、塾でセンターの現代文、古文、漢文の講座をそれぞれ取り、一年間たくさんの量の問題を解きました。ポイントは、「量と質」です。塾に行かなくとも、センターの過去問を出来るだけ多く、そして同じペースで解いていくことが大切です。自分がどれだけ国語力があるのかを把握し、一週間にいくつ解けばよいのか計算してみるとよいです。そして、ただ解いて終わるのではなく、なぜ間違えたのかという、原因を考える事も大切です。原因を究明することで、次から同じミスをしなくなります。そして、センターが近くなってきたら時間を計って解いて下さい。この「量と質」は全ての教科にあてはまる事です。
 次は世界史です。世界史は何よりも授業で取ったノートが命です。一生懸命書いたノートを、ボロボロになるまで使って下さい。そして、世界史は暗記科目ですが、ただ用語を覚えていくのはいけません。出来事の流れを意識して勉強することが大切です。また、資料集を上手に活用するのも手です。センターでは地図問題も出ますから、日頃から地図にも目を向けておきましょう。センターが近くなったら過去問を、時間を計って一気に解いて下さい。ポイントは国語同様、「量と質」です。
 最後は英語です。まず今から始めてもらいたいのは、単語と熟語です。単語と熟語がわからないと、長文も読めません。ですから、単語の小テストは大切にして下さい。長文読解のポイントも「量と質」です。訓練した分、力がついてきます。英語に関しては、高校生ならもう過去問を解き始めてもよいと思います。リスニング対策としては、皆さんが使ってきているSDリピーターを聞くだけで十分だと思います。今では多くの私立大でもセンター利用入試を採用しているため、ほとんどの受験生はセンター試験を受けます。センター対策はとても大切なので、私のアドバイスも参考にし、よりよい勉強法を見つけ出していって下さい。

自分を知り積極的に学んで行こう

 最後に、これからの受験生全員に伝えたい事がいくつかあります。 一つ目は、自分の特徴を早いうちによく知っておいて欲しいという事です。具体的に言うと、自分は朝早く起きて勉強する朝型なのか、夜遅くまで起きて勉強する夜型なのか、また、勉強する場所が家派、学校派、塾派、図書館派のどれに当てはまるのか、などです。早めに知っていればその分効率よく、快適に勉強が出来ます。是非見つけて見て下さい。
 二つ目は、私立大、国公立大の赤本は早めに取りかかって欲しいという事です。これは、第一志望だけではなく、自分が受験する予定の大学全てです。私は取りかかる時期が少し遅く、後悔もしました。そして赤本を解いたらどんどん、先生方に添削なりアドバイスなりをしていただいて下さい。自分から積極的にアプローチして行って下さい。先生方はきちんと応えて下さいます。
 最後は、先生方や進路室を存分に頼って欲しいという事です。私が、受験した全ての大学から合格を頂けたのも、先生方や進路室という頼れる存在があったからです。ささいな悩み事でも、質問があれば、どんどん頼って下さい。

一緒に戦う友達がいて幸せだった

 私にとって大学入試は、先の見えない不安でいっぱいで、辛く大変だったとも言えます。しかしそれだけではなく、一緒に戦う友達と勉強した時間が何よりも楽しく、幸せだったとも言えます。何事にも全力で取り組む、そんな生活を送っていって下さい。皆さんが最善の人生を歩めるように、心から祈っています。

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