進路行事

8月2013

「大学の講義」を体験しました - 大学模擬授業 6月14日(金)実施 -

高校1・2年生の全員が、それぞれの進路希望に合わせた11分野に分かれて、大学模擬授業を体験しました。社会科学、人文科学、心理学、語学・国際関係、教育学、理学、薬学、美術・デザイン、食物・栄養、保育・幼児教育、看護分野の先生方から、90分の講義を受けました。
ここ数年、大学模擬授業の受講体験が、進路を決める1つの要素となったという生徒もみられるようになり、多くの生徒が熱心に興味のある分野の講義を受講しました。一人ひとり、自分の進路に向き合うよい機会となりました。
〔協力校〕山梨英和大学、山梨県立大学、山梨学院大学、聖徳大学、東京工科大学、東京薬科大学、女子美術大学、関東学院大学、帝京学園短期大学

《高1・高2対象 大学模擬授業生徒感想》

【社会科学】 山梨学院大学 今井久先生
・私は観光学(ホテル・旅行会社)を学び、観光に携わった仕事がしたいので、今回の経済学はとても勉強になりました。お金っておもしろいなと思いました。需要と供給の話がおもしろかったです。値段が安くて物がたくさん売れたほうが儲かると思っていたので、今回の話を聞いて、びっくりしました。今回の話が将来の自分の目標としている仕事に役立ったらいいなと思いました。これから将来の夢に向かってがんばりたいです。(高1)
・私は個人的にマーケティングに興味があります。商品をいかに賢く売るかが決め手となっていく世の中で、より効果的に商品をアピールするにはどうしたらいいのかということを考えることに興味があるからです。とても面白い授業をありがとうございました。(高2)
・社会科学系に興味があるので、経済について話を聞くことができて、本当によかったです。経済・経営は、世の中の変化によって全く何が起こるのかがわからないので、常に社会情勢に目を向けていけたらなと思いました。お金を使いすぎても使わなくても経済はよくならないということを教えてもらったので、これからの自分のお金の使い方を考え、少しでも改善できていけたらなと思いました。(高2)
・私はマーケティングや経営、奨学に興味があって、今回はあまりその分野に触れていなかったのですが、共通して言えることは、じっくり観察して、予測を立てて、結果を出すことです。とことなく世界に自分たちの心が見透かされている気がして怖くなりました。この年だし、しっかりと考えなきゃいけないなと少し焦りとともに、どこからか元気がでました。これからもオープンキャンパスなどに行きたいと思いました。(高2)

【人文科学】 山梨英和大学 川島秀一先生
・今回の賢治の作品を読むのは2回目でしたが、また違った視点から読み取ることができて、おもしろいなと感じました。〃文学でも待方1つで全く違った内容になってくることも魅力的だと感じました。この機会を無駄にしないように、将来の大学選びにも参考にしたいです。(高2)
・先生が授業の中で何度も「前に進めよう」という言葉を使いました。私たちは今、高校で基礎知識を自らの上に積む勉強をしています。大学ではその積み上げた知識を使って、それよりも先にある奥深い学びへ進んでいく勉強をするのだと思います。そのためにも今は、基礎固めをしっかりとして、大学での学びにつながる勉強をすべきだと感じました。時折言葉の言い回しを易しくしてくださったりと、わかりやすい授業をしていただけて、充実した時間でした。(高2)

【食物・栄養】 山梨学院大学 吉野美香先生
・管理栄養のためには、数学、国語、化学、生物、家庭科など、今学んでいることもたくさん勉強する必要があるんだと感じました。今日、話を聞いて、ますます興味が湧きました。私は将来、スポーツ選手の栄養士になりたいです。難しいけれど、楽しそうですし、将来絶対役に立つと思いました。(高1)
・自分自身もアレルギーがあり、どうしてアレルギーになるのかわからなかったのですが、今日の授業で、アレルギーには体にとっての異物によって起こることがわかりました。栄養素についてもたくさん教えてくださったので、将来役立たせていきたいと思いました。(高2)
・今日のお話を聞いて、一番印象に残っていることは、野菜ジュースだけでは、1日分の野菜はとれないということです。野菜ジュースはこされてミネラルなどが少しなくなっていたり、糖分が入っている場合もあるので、1日分は足りないと言われたことがおどろいたし、少しだまされた気持ちになりました。栄養学は将来に役立つことをたくさん学べる学部だと思うので、自分の未来の生活の為にも専門的に学びたいなと思いました。今日学んだことで自分にあてはまるところは、今日から注意したいです。(高2)
・今日初めて大学模擬授業を体験して、内容が難しいし、進行が早くてメモするのが大変でした。それでもわかり易い授業だったので、今回のこの経験を生かして、日々の生活を過ごしていけたらいいなと思いました。まだどのような大学のどの分野に行きたいとか、はっきり決まっていないので、今回のことも視野に入れて将来のことを考えていけたらいいと思います。(高1)
・私たちが心身共に件子であるためには、バランスのよい食事や運動、休養が大切だということがわかりました。また、普段、私たちが取り入れている日本型食生活がバランスのよいかたちなのだということもわかりました。また、自分の中で志望する進路は決まっていませんが、今回の模擬授業を考えに役立てて、真剣に考えていきたいです。(高1)
・今、何の職に就けばいいか悩んでいるのですが、今日はとてもいい機会になったと思います。今回の授業は楽しかったし、普段の生活にも活用できる内容でした。これから悩んで何の職に就きたいか決めていきたいです。今、頑張って勉強して、視野が広がるようにしたいです。(高1)

【保育・幼児教育】 帝京学園短期大学 井上聖子先生
・少し興味があったので、今回、模擬授業を受けましたが、今まで知らなかったことに気付くことができてよかった。子どもの一生に影響する一番大切な時期に預かって、遊びを通して「学ぶ」ことを教えることはとも大変で、責任ある仕事だと思ったが、子どもの笑顔がやりがいだと聞いて、興味がさらに強くなった。まだどういう仕事に就きたいか決まっていませんが、今は勉強をがんばりたいと思った。今回お話を聞くことができて、本当によかったです。(高2)
・今回の模擬授業で、保育士や幼稚園教諭の方は常に子供の行動を想定して、子どもの世話をしていることがわかりました。「遊び」にはたくさんの学びが含まれていることを知り、子どもと遊ぶことは本当に大切なことだということがわかりました。「保育者」は、常に子供のことを考え、努力する子供たちの明るい未来のためにいなくてはならない重要な存在であることがわかり、とても参考になりました。(高2)
・自分の知らないことを模擬授業で学べてよかった。自分の将来への新たな一歩につながる良い機会となった。これからも沢山の可能性を考え広げながら、将来につないでいきたい。とてもわかり易く、良い機会になったので、ぜひまたこのような体験をしていきたいと思った。自分の知りたいことが詳しく学べて楽しかったし、嬉しかった。これからは自分に目標を持ち、丁寧に自分の未来と向き合っていけるようにしたい。(高1)
・保育所の先生になるということは、けっして簡単ではなく、楽しいことばかりではないということを、今回の授業を受けて改めて感じました。でも、やっていくうちにわかってくることや失敗などがあると思いますが、それらのことを通して、よい保育士さんになれるといいです。いやなことがあっても「子どもの笑顔に勝るものはない」と本当に心から感じました。いい時間を過ごすことができて、本当によかったです。(高1)

【美術・デザイン】 女子美術大学 山内隆先生
・ととも個性的でユニークな作品がたくさんでてきて、おもしろかった。美術の中にもさまざまな派があって、興味深い世界だなと思った。もっといろいろな画家やアーティストの作品を見て勉強して、自分しか描けない絵や作品を作り出したいという思いが、この授業を通して、一層強くなった。(高2)
・先生の美術のセンスが個人的にすごく好きでした。らくがきを彫刻にすることで立体にして、大きなものをつくりだしていて、本当にすごいなあと思いました。何気なく書いたら、らくがきにもたくさんの可能性があることを知ることができました。(高2)
・今日の模擬授業で自分も美術関係の大学に行きたいという気持ちが更に強くなりました。芸術の話をしてもらうなかで、難しい表現や言葉がたくさんでてきましたが、栄を描き続けていれば、それらのことが理解できるようになるのかな、と思いました。今回の授業で紹介する作品を最後まで見られなくて残念でした。(高1)
・今日の模擬授業では、実際にやってみたことについての内容でした。自分で見たもの、聞いたもの、感じたものを、作品にして表すのは時間と手間がかかってとても大変だと思いました。でも、それを完成させた時の喜びはすごく大きいんだな、と今日の授業で強く思いました。(高1)

【薬学】 東京薬科大学 安達禎之先生
・内容は難しかったですが、交代で治療薬を作るのはもとどんどん進んで行って欲しいと思いました。自分の作った薬で病気で苦しんでいる人の役に立てるのはうれしいことだろうなあと思います。まだ、将来の夢とかは決まってないけれど、自分の本当に興味や関心のある大学へ進み、人の役に立てる仕事に就けるように、今から真剣に勉強に取り組みたいです。(高1)
・現在、学校の授業で学習していること(タンパク質の構造やペプチド結合)が薬学の分野を学ぶにあたり、とても重要。日々の授業をどれだけ大切にするか、また自分のものにするかで理科の仕方や興味の持ち方も180度変わってくるのではないかと思った。むずかしい内容でしたが、私たちに直接かかわっていることなので、まずは授業に集中する!(高1)
・今日学んだ免疫は、少し前に生物で習ったところで、私の好きなところなので、すごく興味深かったです。また授業で習っていなかったところもあったので、すごくためになりました。抗体をつくるのに遺伝子組み換え技術により大量生産できることは知らなかったので、知ることができてよかったです。今日の話を聞いて、薬剤師になりたい気持ちが強くなりました。いろいろなところのオープンキャンパスに行って、自分に合った学校を決めて頑張っていきたいです。(高2)
・生物の授業で教わったことも多々あったので、もっと深く知ることができて楽しかったです。また、抗体はB細胞でしか作ることができないことは驚きでした。抗体は体を守ってくれると思っていましたが、逆に体に悪影響を及ぼし、糖尿病など代表的な病気にもかかってしまうこともあることを知りました。また、女性の患者数が多いということなので、気を付けていこうと思いました。今回学んだことを日々の生活に生かし、また大学についても色々調べてみようと思いました。(高2)

【理学】 東京工科大学 高柳勉先生
・紅茶は紅茶の香りと思っていましたが、それにも様々な香りが入っているとわかりました。ダージリンにはバラの香りのゲラニオール、アッサムにはラベンダーが多く入っていることと、軟水と硬水で紅茶の色が変わるというのは、ぜひ家でやりたいです。生物をやるには、化学が大事だとわかったので、生物だけでなく、化学もがんばりたいです。(高1)
・人の味覚の受容体が5つしかないことに対し、香りの受容体には、数百種類あることに一番驚いた。香りで好き、嫌いが決まっていることにも驚いた。自分でいつか新たな香りの発見をしたいと思った。(高1)
・身近にある紅茶1つをとっても、それを研究する人がいて、たくさんの分野にかかわっていて、それでもまだわからないことがたくさんあるというのは、果てしない話だなと思いました。小・中・高校では教わらないことをつきつめて考えていくのは楽しそうだなと感じました。また、どんな研究室があるかということにも着目しながら、大学を見たいと思いました。(高2)
・話を聞くだけでなく、実際に香りをかいでみるなどの実験もできて、楽しく香りについての学習ができました。「香り」というものには、以前から興味があったので、大学にこのような研究をしている学部もあると知り、そちらの方面に進み、調香師になるのもいいなと思いました。進路選択の幅が広がったので、よかったです。どちらにせよ、化学の勉強を更に頑張りたいと思いました。(高2)

【教育学】 聖徳大学 木村敬子先生
・教育は身近なことだと思っていましたが、今日の授業を受けて、今まで知らなかったことを沢山知ることができました。教育の仕方は国によって違うと思っていたので、国が違っても教育の仕方同じということを知り、驚きました。生まれによって教育の格差がでてしまうことのないような社会にするためにも、子どもの教育はとても大事なことだと思いました。(高2)
・改めて講師になりたいと思いました。私は支援学校の教師の資格がとれる大学を希望しています。聖徳大学の就職率がすごいと思った。今は無理だと思うけど、がんばって資格を取りたいです。今は世界史が好きな教科になりました。がんばりたいです。(高1)
・模擬授業を受けて、教育は日々、時代につれて変化しているんだということを思いました。今の時代、教育問題が多く、正直難しい職業だと思いました。教育というのは、社会、家庭はすごく関連していて、そういう環境を小さいころから持つということは、これからの人生にものすごく影響するということがわかりました。これから、将来を決めるのに様々な問題、課題があると思いますが、この模擬授業を参考にして、きちんと決めていきたいと思いました。(高1)

【語学・国際関係】 山梨県立大学 千森幹子先生
・アリスという1つの作品の同じ場面でもイラストレーターによって描き方が違っていて、比較してみると面白いと思いました。また、日本語に訳された文章も一人ひとり翻訳の仕方が違っていて、当時の時代背景や作家の考え方が影響していて、興味深いと思いました。私はアリスを読んだことがないので、当時の時代背景や英語を勉強して、ノンセンスの技法や、ルイス・キャロルの世界観を楽しみたい。(高2)
・私たちが今読んでいるアリスの本は、様々な日本人の翻訳によって存在していると思うと、すごいと思った。今回、見せていただいたたくさんの画家による1シーンの絵も、同じ場面でも全然違い、とても面白かった。千森先生もおっしゃっていたように、大学の選択はじっくり考えたいと思う。学部や学科だけでなく、大学の環境も大切だと思うから、しっかり調べてから決めていけたらよいと思う。(高2)
・アリスの話のおおまかな名前と内容は知っていたが、しっかり本を読んだことはなかったので、とても興味深く聞けた。英訳パロディ的な要素があったり、芥川龍之介が翻訳しているものもあると聞き、読み比べたいと思った。世界の文学は日本で和訳される際に、翻訳する人によって、全く違う表現や世界を生み出すのだと知った。他の物語ではどうなのか?また、世界の人々が考えている「アリス」は全く違うものではないのかと疑問に思った。先生の楽しい解説と豊富な資料でとても充実した授業になりました。(高1)
・今日の授業では私は翻訳家の仕事に興味を持ちました。ただ英語を日本語になおすだけでなく、言葉遊びや時代背景を考えて翻訳すると聞いて、たいへんだけれどもとても興味深く、楽しそうな仕事だと思いました。また、様々なイラストレーターのイラストを見たことによって、国とイラストのつながりを調べてみたくなりました。アリスのようにいうtまでも好奇心を忘れず、これからいろいろなことに興味を持って、職業選択につなげていきたいと思いました。(高1)

【心理】 山梨英和大学 窪内節子先生  
・心理学は中学生の時から興味がありました。担任の先生ももとは心理学の先生だったので、よく心理学の話をしていました。今日の授業では、心理学についての詳しいところまで知ることができました。私はよくストレスがたまりやすいので、今日したことを実践しようと思います。進路についての参考になりました。(高1)
・今日は自分が最も興味を持っている心理学について学んだけど、自分が将来、進路を選ぶ時に、今日の授業のことが、とても参考になると思いました。自分が進みたい道に進めるようにがんばりたいです。(高1)
・心理学は初めて授業を受けましたが、思っていたよりもずっと楽しくて、内容が深かったです。他の人も時間が経つにつれてリラックスしてくるのがわかりました。ストレスは身近なものであり、リラクゼーションも日常の中でできることが学べて、とてもよかったです。これからの人生に役立つものは役立てていこうと思います。(高2)
・体をつかったりリラックスの仕方をレクリエーションのようなかたちで教えてくださったので、みんなで楽しくできていて、本当にリラックスできた。私はどの学部に進もうかとはっきり考えていたわけではないけれど、山梨英和大学に進学しようと思っているので、こういった心理学の分野の学部も視野に入れておこうと思った。(高2)
【看護】 関東学院大学 森本悦子先生
・もともと医療関係(病院で直接患者さんに携わる)仕事に興味を持っていましたが、患者さんの命を預かるという責任の重さ、果たしてそんなことが私にできるだろうか?という迷いを持っていました。しかし、この授業で、医療は人の命を救うということだけでなく、人の幸せを叶えるという仕事でもあるとわかりました。私自身の夢をかなえるために頑張りたいです。(高1)
・森本先生のお話や映像から、看護はただ単に医師を助けるという役割だけでなく、患者さんや患者さんにかかわる人々の身体的なケアや精神的な面にも気を配ること、患者さんのQOLの向上に努めることなど、さまざまな年代の人々とさまざまな面で関わりあっていくことが、大切なのだと感じました。私自身はまだはっきりと進路を決めているわけではありませんが、多くの人々とかかわりを持つ「看護」の分野にされに興味を持つことができました。また、1つ1つの出会いを大切にし、将来どの道を進むとしても、相手に心を開き、受け止めることを大切にしていきたいと思いました。看護という仕事は別れもあるし、大変なことおも多い仕事だと思いますが、それ以上に人と接することで得られるものも多いのではないかと感じました。(高2)

進路部では7月29日~8月3日まで2種類の夏季課外を実施しました

一つ目は、高3~高1対象の夏季課外(英数国)です。甲斐ゼミナールから講師の先生をお招きして、レベルの高い授業を展開していただきました。二つ目は、代々木ゼミナールのサテライン講座(生物・日本史・世界史)です。対象は2、3年生ですが、こちらは自主的に時間を決めて学習できるので、それぞれ自分のペースで取り組んでいます。将来の進路を考えると、この夏休みをどう使うかはとても大切です。一人一人が目標を持って前進して欲しいと思います。進路部は、皆さんが、夢を叶えられるように、これからもできる限りのサポートをしていくつもりです。