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1月2015

第4回SSH特別講演会を開催しました。

去る1/13、東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(IPMU)機構長であり、物理学者でおられる村山斉先生をお招きし、2014年度「第4回SSH特別講演会」を実施しました。

 講演のテーマは、『 宇宙にぎゅっと詰まった謎の粒子:ヒッグス 』でした。宇宙物理学、素粒子物理学の第一線でご活躍なさる先生のプレゼンを間近で拝聴することができ、生徒たちはもちろん教職員からも感嘆の声が漏れていました。日本での短い滞在期間に叶えられた貴重な機会に心より感謝いたします。講演の様子は、山梨日日新聞(2015.1.14)にも掲載されました。

2015.1/14山梨日日新聞

 【生徒の感想】

・宇宙の中でわかっている物質は約5%しかないことに驚きました。

・宇宙の約8割を占める暗黒物質を先生が「生き別れの生みの親」と喩えて熱っぽく語っておられたのがとても印象深かったです。

・目に見えない暗黒物質が私たちの周りにもたくさん存在しているはずで、村山先生をはじめとする大勢の学者たちが様々なアプローチで解明しようと努力なさっていることを知りました。

・新しく星が誕生するときの様子や変わった形の銀河など、映像が息をのむほど美しく神秘的だったのが忘れられません。

・今まで宇宙はあまりに遠くかけ離れたところにある広大なもので関心がなかったのですが、私たち人間が存在するのも宇宙のなりたちに深く関係があることを知り、不思議な気持ちになりました。ミクロとマクロの世界の密接なつながりを改めて認識しました。

・未知の素粒子を見つけるために加速器が使われていること、ヒッグス粒子は加速器によって見つかったことを知りました。そして昨年、岐阜県のカミオカンデに見学に行ったときのことを思い出しました。

・暗黒物質は、銀河の回転速度や形のゆがみから推測されると聞くとすんなり納得しますが、何もないところからこの理論を積み上げ、新しい考え方を導き出し、研究に情熱を傾ける方々の姿勢に圧倒されました。その中には女性科学者もいると知り、うれしくなりました。