SSH,活動報告

10月2015

小学生理科実験講座を開催しました

10/10(土)、恒例の小学生理科実験講座第2回目を開催しました。これは、山梨県生涯学習推進センターのU21チャレンジ講座の科学ボランティアとして自然科学同好会の生徒達が講師となり、小学生を対象に毎年2回行っているものです。今回は、高1-4の生徒も一緒に「色が現れた!消えた! 感熱紙の実験」を行いました。

ワープロや券売機の切符、レシート、ガスや水道の検針票などに使われている感熱紙ですが、どのようにして印字できるのかなどは普段考えません。でも、ちょっと考えると不思議です。ドライヤーの熱風をあててみると、紙の片面だけが黒くなることから、紙の表面に何か塗ってあることがわかります。黒く変色したところにキンカン(虫刺され薬)を塗ったり、ポッカレモンや塩酸をたらすと・・・。色の変化にちょっとびっくりしました。黒くなった紙を、エタノールに入れると、あっという間に真っ白です。そのエタノールに塩酸や重そうを入れるとそれぞれ色が変化します。これらの実験を通して、紙に塗ってある色素と顕色剤の反応のしくみを確かめました。そして、爪などでこすると摩擦熱でも黒くなることもわかりました。もう一つ、この色素は、酸性で黒くなるので、アルカリ性のキンカン(アンモニア)や重そうで中和すると色が消えることもわかりました。身の回りの化学変化について楽しく実験することができました。

生徒たちは、予備実験を行い、説明内容を皆で打ち合わせて準備をしました。小学生にわかってもらうためには、自分がしっかりわかるだけでなく、説明の仕方にも工夫が必要です。CATVの取材も入り、始めはカメラに緊張していましたが、説明しているうちにわかってもらうことに集中できて、途中の休憩時間には、担当の小学生との会話も弾んでいました。生徒たちにとってもとてもいい経験になりました。

**********お知らせ***********

当日の様子が10/19(月)~10/25(日)のCATV「街かどトピックス・甲府」で放送予定です。
【月・金】8:00~ 19:00~【火・土】9:00~ 20:00~【水・日】正午~ 21:00~【木】13:00~ 22:00~
※県議会中継等で変更になる場合もあります。ご了承ください。

 

 

「SSH ビオトープ」が始動しました。

10/3、「SSH ビオトープ」が始動しました。

乙女花壇の太陽光・風力発電の南東側に、ビオトープを設置しました。

晴天の土曜の午後、穴掘りのために、「親父の会」から6名のお父様方も駆けつけて下さいました。環境委員と自然科学同好会の生徒を中心に20名ほどの生徒で、アクアフォレスト(ビオトープ専門の会社)の汐様の指導で、ハート型の「湧水の心池」を設置しました。お父様方が大きな穴を掘り、生徒も馴れないながら猫車(手押し車)で土を運んだりしました。水を入れて、池の周りにユキノシタやホトトギス、シダなどの植栽をして完成しました。2~3週間して池の底に水を浄化する微生物などが住み着いたら、メダカも入れる予定です。植物や動物をはじめ、周りの環境の変化を見守りながら、みんなで育てていきましょう。

スペシャルサタデーで「イカの解剖」を実施しました

9月19日と10月3日のスペシャルサタデーで、恒例の「イカの解剖」実験を行いました。

普段よく口にしているイカですが、何も見ないで絵を描いてみると・・・眼が胴についていたり、足が皆同じ長さで8本だったり・・・意外と知らないことだらけです。まず、軟体動物について仲間捜しをしてから、観察・解剖しました。頭だと思っていた部分は胴体で、その下に頭(もちろんここに眼があります)、さらに足が10本(8本+長いものが2本)あり、その中央に口がありました。「頭足類」と言われるわけがわかります。ボタンとボタン穴、吸盤の付き方や角質環、口のカラス・トンビ、そして血液の色も確かめました。目と目の間には、クリーム色の脳も見えました。目玉の中には透明な丸い水晶体(レンズ)があり、字の上に置くと拡大されるのがわかりました。最後に、墨袋を取り出し、その墨で「イカ」と書いたりしました。意外に粘りけのある墨でした。

始めは、触るのを躊躇していた人もだんだん夢中になり、あっという間の2時間半でした。中2での動物についての学習にイカして下さいね!