12月2015

わかば支援学校との全体交流の報告

12月21日、高校聖歌隊の20名がわかば支援学校を訪問し、交流を持ちました。

会場には大きなクリスマスツリーが置かれ、緞帳にはクリスマスの飾りつけとともに「ようこそわかばへ」の歓迎の文字。みなさんのあたたかなおもてなしに心を打たれました。

わかばさんからのリクエストにお応えした曲や、12月ということでクリスマスソングを中心に、楽しんでいただけるように演奏しました。わかばの生徒さんはどの曲も熱心に、そして知っている曲では体でリズムを取り、とても楽しそうに聞いてくださいました。

ハンドベル体験ではみなさん興味を持ってベルに触れ、特に大きくて重いハンドベルが大人気でした。

わかばさんの合唱はとても元気よく、心から楽しんで歌っている様子が伝わってきて、自分たちも合唱の原点を思い出しました。

限られた時間の交流でしたが、一体感が感じられとても充実したひと時を過ごすことができました。

準備をしてくださり、暖かく迎えてくださったみなさま、ありがとうございました。

第5回SSH特別講演会を開催しました。

12月12日(土)、NPO法人「ルワンダの教育を考える会」理事長の永遠瑠(とわり)・マリールイズ先生をお招きし、2015年度第5回SSH特別講演会を実施しました。講演テーマは「教室には夢がある~ルワンダの悲劇から学んだこと」です。

先生は21年前に起きたルワンダの大虐殺の時、さまざまな奇跡が重なって生き延びることができたこと、内戦後、女性たちの平和を希求する思いが現在のルワンダを形作っていること、教育は人に無限の可能性を与えてくれるという思いから小学校を建設して教育普及活動をされていることなどをお話ししてくださいました。壮絶な経験をした人にしか語れない言葉に、私たちは心を揺さぶられました。

講演会後、生徒からは「今の日本の平和のあり方について、どう思われますか」、「今、世界では大きな紛争がありますが、犠牲になるのは女性や子どもだと思います。そうした人々を助けるために今私たちができることは何かありますか」、「夢のある教室を作るのに何か心がけていることはありますか」など、質問がたくさん出されました。

以下は聴講者の感想です。

【生徒の感想】

○今日のお話の中で一番心に響いた言葉は、「嫌なことから目をそらさない」です。私は嫌なことがあるとすぐに逃げてしまいます。でも、それは自分が損をしているのだと思いました。これからはちゃんと嫌なことと向き合い、一緒に歩んでいこうと強く思うことができました。今回、私の中で2つの目標ができました。1つ目は「絶対困っている人を助ける!」、2つ目は「絶対いつかルワンダに行きたい!」です。この目標が達成できるよう、夢のたくさん詰まった教室で学んでいきたいと思います。またいつか会える日を楽しみにしています。本当にありがとうございました。(中学1年生)

 

○「わからないってさみしくない?」-そうおっしゃったとき、ドキッとした自分がいました。今まで世界のことを知ろうとせず、当たり前だと思う生活をしていました。しかし、先生のお話を聴き、出会いの大切さや幸せな日常、学べる環境があることがどれだけ幸せかがわかりました。わかってくれない寂しさを知りながらわからないことを自ら知ろうとしない私たちですが、これからは自ら学びそれを活かせる人になりたいです。また、人のために生き、人に幸せを与えられるような人になりたいと思いました。いつかルワンダに行き、子どもたちの笑顔が見たいです。(中学2年生)

 

○私はこの講演会のときに流れた映像を観て、胸が締め付けられました。世界のリーダーたちは先日のフランスの同時多発テロ発生後、空爆を行いました。私は映像を観て、それでは余計に人々に憎しみの心が増していき、再び世界が戦争に巻き込まれるのではないかと思いました。私は当初祈ることしか今の私たちにはできないと思っていました。しかし、今日、先生のお話を聴いて、まず当たり前の生活がどれほど大事なのかに気付き、日本が70年間で発展できたのは平和のおかげで、平和を感謝し、人々の様々な意見を吸収して私たちがいろいろな世代の人たちに伝えていくことが大切だと分かりました。私も様々な事情に苦しんでいる人を救う人になりたいと思いました。(中学3年生)

 

○「学校には夢がある」-とてもステキなメッセージだと思いました。私たちは普段の生活にあまりにも慣れてしまって、そのありがたみを忘れてしまっていると感じました。私達には想像もできないほど辛く、苦しく、悲しいご経験をなさった先生から出てくる一言一言が、非常に重みがあって心にささりました。

I learned how important our relationship is.  I think it amazing that the relationship saved you and your family.  In the video that you showed us, the students were smiling, were so shiny, and were so beautiful.  You do your best and do everything that you can.  I want to do my best.  And I want to thank for my daily life.  I’ll work hard.  Thank you for giving us a wonderful speech!!

(高校1年生)

 

○今日のお話を聴いて、私はどうしてこんなにも世界のことを知らないのだろうと思いました。日本はいろいろな国にお世話になっているにも関わらず、一部の国のことしか報道せず、困っている人がたくさんいたとしても、日本人の中にはその国のことも日本との関係も知ることができない人がたくさんいます。例えばコンゴ共和国。私たちが使っている携帯電話の部品がコンゴ民主共和国でつくられていることを私は知りませんでした。また、当たり前のことだと思ってしまっていることにも感謝しなければいけないなと思いました。平和に生活できること、恐れることなく眠れることなど。今の日本にとっては当たり前のことかもしれませんが、感謝しなければいけないと改めて感じました。お互いに苦しめあう争いがなくなるような未来にしたいと思います。(高校2年生)

 

○「ひとりひとりの夢が私の夢になる」-親としてどうあるべきかを教えていただいたように思います。夢を持つことが生きる術になることを我が子と話してみたいです。私も子どもの味方になりたいと思います。日本にいると平和で、安心して眠れない夜はないので、子どもたちはもちろん親でさえも毎日が幸せであることを自覚せずに生きています。本日のお話で、子どもたちがその幸せを当たり前でないことだということを感じてくれたら嬉しいです。すてきなお話をありがとうございました。(保護者)

 

マリールイズ先生、どうもありがとうございました。

 

  

  

  

12/13日付 朝日新聞山梨版にも掲載されました。

2015年度 SSHドイツ国南部研修報告会を開催しました。

12月12日(土)、2015年度 SSHドイツ国南部研修報告会を開催しました。高校2年生の理系クラスの生徒17名は、今年の10月、6泊8日でドイツのミュンヘン・アウクスブルク・フライブルクを訪れ、環境に関する先進的な取り組みを学んできました。また、姉妹校のシュテッテン・ギムナジウムでは2年間にわたって取り組んできた課題研究を英語でポスター発表してきました。今回の報告会では、ドイツで見聞きしてきたことを報告し、地元の山梨あるいは校内でどのように環境に配慮した取り組みを実践できるかを提言しました。

【報告内容】

①ドイツ博物館で学んだドイツの再生可能エネルギーについて
②シュッテッテン・ギムナジウムでの発表、ドイツの家庭での取り組み
③アウクスブルク市自然緑化保護局
④フェーレンバッハ高校の取り組み・フライブルク市環境政策について
⑤ヴォーバン団地の取り組み
⑥フライアムト村の取り組み
⑦高校2年4組が考える環境についての提言

 

  • 生徒たちが今後取り組もうとしている内容は次の3点です。
  ①Kid’s ISO14000プログラムの実施
  ②「みんなに嫌われない」ゴミ箱の設置、ゴミを捨てることへの意識を変える取り組み
  ③山梨県への提言書の提出

 


報告後には、参観者から「ドイツ博物館での再生可能エネルギーについて。どれが次世代の発電になると思いますか。どう改善すればもっと良い方法になると思いますか」、「ドイツと日本で環境が違い、ドイツは牧畜文化、日本は農耕文化ですが、今後、どんなふうにその文化の違いをすりあわせていくつもりですか」などの質問が出され、活発に意見交換がなされました。
以下は参観者の感想です。

 

【一般・保護者】

○とてもわかりやすい報告会でした。短い期間ではありましたが、得たものは多かったと思います。“まずは環境への意識を変える”という言葉が印象的でした。この経験を先の行動へとつないでいってほしいと思います。ありがとうございました。

○報告会全体がとてもまとまっており、とても聴きやすくパワーアップされていて驚きました。生徒一人一人の資料のまとめ方、発声についてもかなりのレベルアップがされたと感じました。現地での英語でのポスター発表の再現は、生徒の発音についても触れることができ、その英語力にとても力強さを感じました。このように発表できるまで導いてくださった先生方に感謝の気持ちを持ちました。最後の提言は感銘を受けました。ただ研修として見て経験するだけでなく、自分たちにできることを考え実行しようとする、とても力強い生徒の姿を感じます。他クラスの取組をも巻き込み、相互に作用、相乗効果を考えるところがすばらしいと思いました。

 

【高校1年生】

○今日は先輩方のドイツ研修で得たものや感じたものを知ることができ、とても勉強になりました。環境問題においてドイツがとても進んでいること、生徒や一般の人たちの意識がとても高いことを知り、驚きました。今年、私たちも課題研究を始めたので、来年ドイツでしっかり発表するためにも一生懸命実験をして、まずは日本語でしっかりまとめておこうと思いました。

○自分が今まで知らなかったドイツの政策や家庭での取り組みについて学ぶ良い機会となりました。都心部から農村にかけて、国内全土で環境に対して何らかの政策を立てているというのは、日本の見習うべきポイントだと感じました。「デポジット制」の具体的内容があまりわからなかったので、ドイツについて調べる際に気にかけてみようと思います。

環境先進都市フライブルク市は、1970年代に原発開発計画が持ち上がりましたが、市民が話し合いを重ねた結果、脱原発路線をとることになったそうです。市民が社会参加して住みやすい街づくりが行われている様子を実際に見てきたことは、来年選挙権を得ることになる高校2年生の生徒たちにとって大きな学びになりました。

 

 

  

  

 

オーストラリアの姉妹校にクリスマスカードを送ります

もうすぐクリスマスです。中学1年生のPresentation(プレゼンテーション)の授業で、オーストラリアの姉妹校の生徒たちにクリスマスカードを作りました。

オーストラリアのクリスマスは真夏です。ホワイトクリスマスをイメージしたカードを作った生徒もいました。みんなの気持ちが届くといいですね。

 

第5回 語学部主催 詩編暗唱コンテスト実施しました

第5回 語学部主催 詩編暗唱コンテストが12月12日(土)にチャペルで行われました。

国際社会に必要な多文化主義的価値観を育成し、卒業後も聖書の言葉を心の糧とする素地を作ることを目的に5年前に始まったこのコンテストに、今年は27名のチャレンジ精神旺盛な英和生が参加しました。詩編46編1~7節を、英語、フランス語、ドイツ語、ハングルのいずれかで暗唱しました。中学1年生から高校1年生までの参加者は、それぞれに練習の成果を発揮することができました。

本校で第二外国語を教えてくださっている講師の先生方、韓国の姉妹校からの留学生も審査に加わりました。
保護者の皆様、応援ありがとうございました。

英語部門第1位 Y.T(中1)

フランス語部門第1位 M.O(高1)

ドイツ語部門第1位 N.Y(高1)

ハングル部門第1位 A.Y(高1)

 

プログラミングのワークショップを行いました

12月3日(木)に、情報委員会の生徒たちを中心に、プログラミングのワークショップを行いました。

12月7日~13日のコンピューターサイエンス教育週間では、世界中で「プログラミング」に関するワークショップやイベントが開かれましたが、それに合わせて本校でも「初めてのプログラミングHour of Code(アワー・オブ・コード)@山梨英和」を実施しました。

初めてのプログラミング体験では、指示が書かれている文字列(コード)の代わりにブロックを組み合わせてiMacやiPadに命令を出します。アングリ-バードを動かしたり、アナとエルサと雪の結晶を描いたり、Minecraftで洞窟を探検したり、思い思いのコースに取り組みました。

参加した生徒たちからは、「プログラミングは難しいと思っていたけど、簡単にできて楽しかった。」「別のプログラミングにも挑戦してみたい。」と意欲的な感想が届きました。将来プログラマーになる人もいるかもしれませんね。期待しています。

Hour of Code(アワー・オブ・コード)・・・アメリカで2013年から始まった、子どもたちにコンピュータサイエンス教育を普及させようという運動です。Hour of Codeには、すでに180カ国以上数千万人の学生が参加しています。プログラミングのことを知らなくても、約1時間でWeb上の教材を使って、楽しく学習することができます。

https://hourofcode.com/us/ja

グローバルスタディーズの活動が山梨日日新聞に掲載されました。

山梨英和高等学校高校2年生のGS(グローバル スタデーズ)Ⅱの授業ではグループごとに研究テーマを見つけ、課題研究に取り組んでいます。 「Make smile and change the world~山梨の地産地消&途上国支援」のグループによる活動が掲載されました。

山梨日日新聞 2015年12月15日付

 

山梨日日新聞「10代の意見」に掲載されました。

本校の生徒が山梨日日新聞「10代の意見(12/15付)」に掲載されました。

山梨日日新聞 2015年12月15日付

放送礼拝 保健委員会

保健委員会

マタイによる福音書11章28節

 

「すべて重荷を負うて苦労している者はわたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」

最近世の中には、悩みを抱えている人たちが溢れているように感じます。みなさんはどうでしょうか?

この中にも人間関係や受験勉強など体力的にも精神的にも辛く、苦しい日々に追われ疲れている人もたくさんいることと思います。

そんな時は、大好きな音楽を聴く、友だちと買い物をしたり仲間と話したり家族で美味しいものを食べたり、ゆっくりとお風呂に浸かるなど自分に合った気分転換になることを見つけて、また頑張ろうとエネルギーを充電しているはずです。

しかし、悲しいことに最近では自ら命を落としてしまう学生たちのニュースが毎日のように耳に入ります。こういったニュースを聞くたびに、胸が痛み悲しい気持ちになります。どれほど苦しい毎日を送っていたのだろう。絶望の中で命を自ら落とすという選択しかなかったのだろうか。誰でもいい、まわりの誰かに「助けて」と言えなかったのだろうか。まわりも誰も心の叫びに気づかなかったのだろうか。例え私たちが気づかなくてもまわりには、辛く寂しい思いをしている人がいると思います。

私が人の寂しさを一番に感じたのは、親戚のおばあちゃんが入院する特養老人ホームへお見舞いに訪れたときです。そこには何十人ものお年寄りが入所しています。ただ長く入所していると、ほとんど誰も家族さえお見舞いに来ないとのことで、お年寄りの皆さんは笑顔もなく本当に寂しそうに見えました。親戚のおばあちゃんも私たちが帰ろうとすると、私の手を握ったまま涙を流して手を離してくれませんでした。そこにいたお年寄りの方々の寂しそうな顔が私には忘れられません。そこで私にできることや喜んでくれそうなことは何かないだろうか。と考えました。そして私は、小6の頃から特技のエレクトーンを生かして妹と2人でボランティア演奏をしています。様々な所を訪問するようになり、今では老人ホームや病院、敬老会など時間が許す限り訪問しています。

「私たちはもう2度とこの病院から出られそうにありません。あなたたちの演奏を聴いてふさいでいた心が明るくなりました。また会える日まで元気に頑張ります。2人のことは一生忘れません。」と涙を流しながら演奏を楽しんでくれるお年寄りの方々や、また「毎日の仕事に疲れ果てていたけど今日の演奏を聴いて生き返ったよ。また当分頑張れそう。できたら毎月来て聴かせてほしいな。」と看護師さんや介護士さんに喜んでもらえました。

私たちの演奏で、こんなに喜んでくれる人がいるとわかり、私たちも勇気づけられるよい経験になりました。

もし周りに困っている人、辛い思いをしている人がいれば、ほんの少しの勇気やきっかけで、たとえ小さなことでも私たちにも人のために出来ることがたくさんあるのではないかと思います。

先月の修養会の碓井真史先生のお話の中で「あなたは幸せになるために生まれてきました。愛されるために生まれてきました。そして人を愛し、人を幸せにするために生まれてきました。泣いている人を励ますのではなく、一緒に泣いて悲しみの中でも、希望を見出せるように、そのためには優しさと強さを身につけること。みんなで幸せになろう。」というお言葉が私の心に強く残っています。

また今日の聖句、イエス様の「私のもとに来なさい。あなたがたを休ませてあげよう。」という言葉の中には、どんなときでも私たちを困難から助け、支えてくれよう安心させてくれようとする絶え間ない大きな愛を感じることができます。

~お祈りをします。~

神様、今日の新しい朝を迎えられたことを感謝致します。

今日は碓井真史先生の「私たちは幸せになるために生まれてきました。そのためには、希望を見いだし、優しさと強さを身につけること。」のお言葉とまた少しの勇気と行動で私たちにも人のためにできることがある。もっと周りの人に目を向けて行動できるよう心がけようというお話をしました。

今日も一日中神様の大きな愛で満たされますようどうか見守りお導き下さい。この祈りを尊き主イエスキリストの御名によって御前にお捧げ致します。アーメン。

山梨日日新聞「10代の意見」に掲載されました。

本校の生徒が山梨日日新聞「10代の意見(12/5, 12/12付)」に掲載されました。

山梨日日新聞 2015年12月5日付

山梨日日新聞 2015年12月12日付