生徒,礼拝のひとコマ

12月2015

放送礼拝 保健委員会

保健委員会

マタイによる福音書11章28節

 

「すべて重荷を負うて苦労している者はわたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう」

最近世の中には、悩みを抱えている人たちが溢れているように感じます。みなさんはどうでしょうか?

この中にも人間関係や受験勉強など体力的にも精神的にも辛く、苦しい日々に追われ疲れている人もたくさんいることと思います。

そんな時は、大好きな音楽を聴く、友だちと買い物をしたり仲間と話したり家族で美味しいものを食べたり、ゆっくりとお風呂に浸かるなど自分に合った気分転換になることを見つけて、また頑張ろうとエネルギーを充電しているはずです。

しかし、悲しいことに最近では自ら命を落としてしまう学生たちのニュースが毎日のように耳に入ります。こういったニュースを聞くたびに、胸が痛み悲しい気持ちになります。どれほど苦しい毎日を送っていたのだろう。絶望の中で命を自ら落とすという選択しかなかったのだろうか。誰でもいい、まわりの誰かに「助けて」と言えなかったのだろうか。まわりも誰も心の叫びに気づかなかったのだろうか。例え私たちが気づかなくてもまわりには、辛く寂しい思いをしている人がいると思います。

私が人の寂しさを一番に感じたのは、親戚のおばあちゃんが入院する特養老人ホームへお見舞いに訪れたときです。そこには何十人ものお年寄りが入所しています。ただ長く入所していると、ほとんど誰も家族さえお見舞いに来ないとのことで、お年寄りの皆さんは笑顔もなく本当に寂しそうに見えました。親戚のおばあちゃんも私たちが帰ろうとすると、私の手を握ったまま涙を流して手を離してくれませんでした。そこにいたお年寄りの方々の寂しそうな顔が私には忘れられません。そこで私にできることや喜んでくれそうなことは何かないだろうか。と考えました。そして私は、小6の頃から特技のエレクトーンを生かして妹と2人でボランティア演奏をしています。様々な所を訪問するようになり、今では老人ホームや病院、敬老会など時間が許す限り訪問しています。

「私たちはもう2度とこの病院から出られそうにありません。あなたたちの演奏を聴いてふさいでいた心が明るくなりました。また会える日まで元気に頑張ります。2人のことは一生忘れません。」と涙を流しながら演奏を楽しんでくれるお年寄りの方々や、また「毎日の仕事に疲れ果てていたけど今日の演奏を聴いて生き返ったよ。また当分頑張れそう。できたら毎月来て聴かせてほしいな。」と看護師さんや介護士さんに喜んでもらえました。

私たちの演奏で、こんなに喜んでくれる人がいるとわかり、私たちも勇気づけられるよい経験になりました。

もし周りに困っている人、辛い思いをしている人がいれば、ほんの少しの勇気やきっかけで、たとえ小さなことでも私たちにも人のために出来ることがたくさんあるのではないかと思います。

先月の修養会の碓井真史先生のお話の中で「あなたは幸せになるために生まれてきました。愛されるために生まれてきました。そして人を愛し、人を幸せにするために生まれてきました。泣いている人を励ますのではなく、一緒に泣いて悲しみの中でも、希望を見出せるように、そのためには優しさと強さを身につけること。みんなで幸せになろう。」というお言葉が私の心に強く残っています。

また今日の聖句、イエス様の「私のもとに来なさい。あなたがたを休ませてあげよう。」という言葉の中には、どんなときでも私たちを困難から助け、支えてくれよう安心させてくれようとする絶え間ない大きな愛を感じることができます。

~お祈りをします。~

神様、今日の新しい朝を迎えられたことを感謝致します。

今日は碓井真史先生の「私たちは幸せになるために生まれてきました。そのためには、希望を見いだし、優しさと強さを身につけること。」のお言葉とまた少しの勇気と行動で私たちにも人のためにできることがある。もっと周りの人に目を向けて行動できるよう心がけようというお話をしました。

今日も一日中神様の大きな愛で満たされますようどうか見守りお導き下さい。この祈りを尊き主イエスキリストの御名によって御前にお捧げ致します。アーメン。

放送礼拝 環境委員会

詩編95編1~6節 環境委員会

みなさんは、地球の環境問題について何か知っていますか? 最近地球は全体の温度が高くなり、北極や南極の氷が溶け、ペンギンやシロクマが減ってきています。また、大量の森林伐採により、森の生き物の住む場所もなくなったりしています。さらに、日本では、集中豪雨や台風などが最近多く起こっています。年々、環境問題は深刻になってきています。
 私は、七月に、ユネスコが主催する日・中・韓青年文化フェスティバルに参加し、中国や韓国の生徒と環境についてディスカッションをしてきました。大気汚染によるPM2.5問題などにより、特に中国人は環境のことを考えていないようなイメージが私の中にありました。しかし、実際はそうではなく、みんな思っていることは一緒でした。地球の環境を守りたい、全員がそのような思いの中話し合いをし、これからの地球を守るのは若い私たちである、と実感しました。
 では、具体的に何をすれば良いのでしょうか?たしかに、地球を守りたいと言っても規模が大きすぎて何をしたら良いかよく分からないと思います。しかし、私は小さいことから始めていけば良いと思います。例えば、電気をつけっぱなしにしない、水を流しっぱなしにししないことなどが挙げられます。そんなことをして何か意味はあるの?と思うかもしれませんが、一人ひとりが心がければ、必ず意味はあると思います。エネルギーや資源を無駄に使わないことが大切です。また、裏紙などを使ってから捨てることによって、ゴミを出す量も少しは減らせると思います。ゴミを処理せるということ自体にもエネルギーは必要なので、ゴミの量を減らすことも大切です。このように、小さいことから少しずつ始めれば、地球の環境を守ることができます。
 しかし、一人ひとりが心がけなければ意味はありません。現在、世界では紛争やテロなどがまだ起きています。先日もパリで同時多発テロがあり、大きなニュースとなっていました。なぜそんなことをするのだろう、もっと大切なことに目を向けて協力するべきであるのに、と私は感じました。世界中の一人ひとりの心がけと行動が必要です。全員で協力するからこそ環境問題も少しずつ良くなるのだと私は考えます。
 今日の聖書の箇所に戻ると、天地から小さい生物まで、神様はあらゆる全ての地球の環境を創造してくださいました。私はこの神様が創造してくださった地球の環境をこれ以上悪化させないために、全員で協力することが大切だと考えます。すぐには結果は出ないかもしれません。しかし、環境を通して世界中の一人ひとりが協力できる、そのような世界であってほしいと願います。