生徒,礼拝のひとコマ

6月2016

放送礼拝 水泳部

水泳部礼拝

コヘレトの言葉3章9~11節

「友達」と「仲間」を、国語辞典で調べてみると次のように記されています。「友達」は、一緒に勉強したり仕事をしたり遊んだりして、親しく交わる人、「仲間」は、ある物事を一緒になってする者、と書かれています。これを見ると、「仲間」には親しみの要素がないように見えます。しかし実際には、「勉強仲間」や「遊び仲間」のように、「なになに仲間」という間柄に親しみがないかというとそんな事はありません。むしろ、ひとつの目標を成し遂げるために互いに支え合う、かけがえのない存在と言えると思います。

オリンピックイヤーである今年は、リオデジャネイロオリンピックが開催されます。前回4年前のロンドンオリンピックで、男子200m背泳ぎの銀メダル、100m背泳ぎで銅メダルを獲得した入江陵介選手は次のように言っています。「競泳はチーム27人でリレーをしているようなものです」「最後の選手がタッチをするまで、27人のリレーは終わりません」この入江選手の言葉に日本代表チームの団結心、日本代表27人が仲間としての絆が伺えます。

2年前に私が入部したときは、先輩方はいたもののリレーに出場することはできませんでした。しかし、今年は、多くの新入部員を迎え個人種目はもちろんリレーでも全国大会を狙える位置にいます。4人でつないで泳ぐリレーは、個人種目よりもずっと楽しさ、見ごたえがあります。4人いるからこそ組めるリレーです。来週末の25日26日は関東高校予選会、7月9日10日には、全国中学予選会が行われます。部員最後の1人がタッチするまであきらめず、チーム一丸となりすばらしい大会にしたいです。そして、先輩方の創り上げてきた水泳部をさらに良いものにしていけるよう、がんばっていきたいです

放送礼拝 バスケットボール部

フィリピの信徒への手紙2章14~16節

皆さんは「バスケットボール」と聞くとどんなイメージを持っていますか?

たくさん走るから大変そうだと感じる人も多いと思いますが、私が考えるバスケットボールの魅力は「達成感」と「試合での感動」です。

どの競技も試合では、選手たちの様々な想いが詰まっています。特に、バスケットボールは団体競技のため、一人一人の想いが重なり合うことによってチームプレイに繫がります。想いが詰まった試合は見ている人を感動させることのできる力を持っています。私たちバスケ部は人数が足りず、試合に出場できない時も何度かありました。「試合での勝利」という目標が遠ざかっていき練習のみの毎日が嫌になり、バスケ部に入部してから5年間で何度か辞めようと思ったこともありました。しかし、私がこうしてバスケットボールを続けてこられたのはチームの仲間の存在です。長い間チームを支えてきた先輩。頼りになる後輩たち。私を支えてくれて、互いに高め合える同級生。

私は部活のことで悩んでいた頃に今日の聖書の箇所、「こうしてわたしは、自分が走ったことが無駄ではなく、労苦したことが無駄ではなかったとキリストの日に誇ることができるでしょう」という言葉に救われました。私が部活の仲間たちと出逢え、先日の高校総体で共に戦えたことは決して偶然ではなく、全ては神様の導きであると、今実感しています。望むものがすぐに手に入るわけではありません。私たち、特に先輩はどんなに努力してもスタートラインに立つことがさえ許されませんでした。しかし、私たちは「願うこと」、「祈ること」、そして自分がするべきことを継続していけば、いつか必ずそこに立つことができると信じていました。そして今、どれだけつらいことがあったとしても、今までの努力は無駄にならないと気付かされました。このようなことは自分の思いとは別に試練という形で訪れます。そのようなときはいつか実を結ぶその時を信じて、私は走り続けようと強く思っています。

繰り返しになりますが、試合に出場できることは本当にありがたいことです。試合はいろんな方々の支えがあって初めて成り立ちます。バスケットボールに携わってくださっている全ての方に感謝しています。先日の総体では負けてしまったものの、試合に出場できることのありがたみを知っている私たちだからこその試合ができたのではないかと思います。応援に来てくれた高校1年の27人の英和生と御園生先生、家族の声、OGの大学生の先輩、何より、ベンチからの先生や仲間の声援が、想いが、痛いほど私の元に届いて支えとなりました。

6月11日に行われるインターハイ予選での私の想いは、先輩への感謝です。これはバスケ部の全員誰もが思っていることだと思います。試合に出られない中、私たち後輩の技術向上のため努めてくださいました。私たちには分からない悩みもあったと思います。でも、いつも明るく振る舞っている先輩に私たちは支えられていました。私は引退試合にふさわしい試合になるように、残りわずかの限られた時間を全力でバスケットボールに臨みたいです。中学生は、3年生にとって最後の試合となる中学総体も近づいてきました。思うようなプレーができなかった試合もあったと思います。必ず悔いの残らない試合にして下さい。自分たちのやってきたことは無駄ではなく、誇らしいことだと試合のふとした瞬間にも感じられるはずです。

今の先輩や歴代の先輩の想いから学ぶことがたくさんあります。先輩たちに共通していることは、自分のこと以上に後輩たち、そしてチーム全体のことを考えて行動する姿勢です。私たちの学年はインターハイ予選後、チームの先頭に立って部員を引っ張っていく立場になります。私も、英和バスケ部のよい伝統を受け継いで、これからの部活動に励んでいきたいと思います。