SSH,活動報告

6月2016

SSHⅡ 指導助言③ 【キシリトール】

 山梨大学の鈴木俊二先生に指導助言いただいています。

■キシリトール班

一部の歯磨きやチューインガムの中に入っているキシリトールのもとになるシラカンバ樹液を利用して、その静菌作用などを検証し、有効性を確認することを目的として研究しています。今までにキシリトールはミュータンス菌に効果があることがわかりました。しかし、カビには効果のないこともわかってきました。シラカンバの樹液から清潔な口内環境をつくる物質の存在を明らかにしたいと考えて研究しています。

【謝辞】 ご多用中、本校SSH事業のためにご協力いただいております鈴木先生に心より感謝いたします。

SSHⅡ 指導助言② 【リモネン】

山梨大学の長沼孝文先生と柳場まな様に、指導助言いただいています。

■リモネン班

油で汚れた手をミカンの皮の汁で擦るときれいに落ちます。この班ではリモネンはどんな植物のどこにあるのかを研究目的として、何種類かの植物から抽出し、クロマトグラフィーという手法を用いて展開することで検証しようとしています。現在までにかんきつ類以外にもリモネンをもつ種があることが分かってきました。これからは環境負荷の少ない溶媒を使って環境に優しい溶剤を作れないかを模索していく予定です。

【謝辞】ご多用のところ、本校SSH事業のためにご協力いただいております長沼先生とTAの柳場まな様に心より感謝いたします。

SSHⅡ 指導助言① 【くず餅】【塩麴】

山梨学院大学の辻政雄先生に、指導助言いただいています。

■くず餅班

今年度は、柔らかい葛餅風のものができるデンプンを使って、なぜ柔らかくなるのか、その糊化温度を測定したり、糊化したときの色の変化などを見ています。理科実験室でなく調理室での実験を重ね、くず餅を作る手際もよくなりました。一人でこつこつと実験してデータを集めています。

■塩麴班

今年度は、メンバーにドイツからと韓国からの2人の留学生も加わり研究を続けています。塩麹と果物を加えた中に鶏肉を漬け込んで、相乗効果があるのか、どのぐらいあるのかを調べています。測定の仕方など試行錯誤の連続ですが、先生のアドバイスを頂きながら実験を重ねています。今後は、旨味がどのぐらい増えるのかを調べたいと思っています。

【謝辞】ご多用の中、本校SSH事業のためにご協力をいただいております辻先生に心より感謝いたします。

SSHⅡミニ講義 ビオトープについて

 山梨県富士山科学研究所より池口仁先生をお招きして、SSHⅡのビオトープ班が「ビオトープが周囲の環境にどのような影響を与えるか」というお話を伺いました。昨年の10月に設置したビオトープにメダカを数匹放しておいたところ、この春たくさんの子メダカが増えアオミドロ類も増えていました。先生からは、なぜこのように変化していくのか、また、反対にこちらが目指すビオトープにするにはどのようにすればいいのかを考えるヒントなどを頂きました。これからの研究の方向性を定めるのに貴重な時間となりました。

【謝辞】ご多用中、本校SSH事業のためにご協力をいただきました池口先生に心より感謝いたします。

過去ログはこちら⇒

第2回SSH特別講演会

6月10日(金)、7校時に全校生徒を対象に第2回SSH特別講演会が開かれました。野草研究家の鶴岡舞子先生をお招きし、「野草活用に着目した環境コーディネート」というテーマでお話ししていただきました。野草はかつて救荒作物として食糧問題の解決策でもあったそうです。科学の目で見ることにより野草を活かす知識・技術を身につけることができます。講演により“農”に関する新たな視野を拡げることができました。詳細はSSH通信に掲載を予定しています。

 

DNAの抽出実験をしました。

高1のSSH生物Ⅰおよび生物基礎の授業で,ブロッコリーを用いたDNA抽出実験を行いました。いつも食べているブロッコリーにもDNAがあるとはあまり意識していない生徒達も、目の前にもやもやと繊維状のものが見えてくると驚いて歓声があがっていました。オレンジジュースを使った実験でも,簡単にDNAの存在を確かめることができました。教科書で勉強した知識と,実際に実験しながら確認した手順や経験がつながり,とても充実した実験授業となりました。

山梨大学生命環境学部の研究室を訪問しました

H1-4の生徒24名で、環境学部の研究室訪問を行いました。

二つの班に分かれ、それぞれ4つの学科(生命工学科、地域食物科学科、環境科学科、地域社会システム学科)の研究室を1つずつ(各コース4つの研究室)見学させて頂きました。

各研究室の先生方から直接研究内容を説明して頂いたり、実際に電子顕微鏡の画像を見て、自分で倍率を変えさせて頂いたり、培養中の酵母や放線菌を見て培地の匂いをかいだり、自転車をこいで発電したりと、五感を使って体験することができました。

大学の研究室の雰囲気を膚で感じ、廊下に貼ってある日本語・英語のポスターを見たり、北杜市で見つかったhokutonensisと言う放線菌の写真ののっている英語の論文を頂き新種発見を身近に感じたりでき、とても有意義な体験となりました。

山梨大学生命環境学部のHP トピックスにも掲載していただきました。

お世話になった大学の皆様に心より御礼申し上げます。

日本森林学会で表彰されました!

日本森林学会 第3回高校生ポスター発表部門にて、本校 自然科学同好会の生徒らが奨励賞を受賞しました。研究テーマは、「富士山北麓地域におけるササラダニ類の多様性調査」です。詳細はSSH通信vol.12に掲載を予定しています。