SSH,SSHからのお知らせ,研究発表

7月2016

「2016年度 SSH中間発表会」のお知らせ

来る2016年9月13日、『2016年度 SSH中間発表会』を本校にて開催いたします。

高校2年生が学校設定科目SSHⅡやGlobal StudiesⅡの課題研究について途中経過を発表します。様々なご意見を頂きながら今後の活動に活用すべく、下記のとおり研究成果発表会を開催致します。
つきましては、ご関係の皆様に多数ご参加いただき、本校SSH事業の取り組みについてご指導ご助言を賜りたく、ご案内申し上げます。

日 時:2016年9月13日(火) 13:25~15:10(受付は12:50~13:20)

場 所:山梨英和中学校・高等学校(山梨県甲府市愛宕町112)

連絡先:山梨英和中学校・高等学校SSH事務局

    TEL 055-252-6184/ FAX 055-251-7468

       E-mail:eiwa-ssh@yamanashi-eiwa.ac.jp

※本校生徒の保護者のみならず、教育関係者、県内小中学生とその保護者の希望も受け付けます。当日申込も可。

参加申込は9月6日(火)までにE-mailまたはFAXで上記事務局へご連絡ください。申込書はこちらからダウンロードできます。 

 

第2回ソーラークッカー全国大会に参加しました

7月18日(土)に、自然科学同好会は「第2回ソーラークッカー全国大会」に参加しました。当日は、曇り空でソーラークッカーの大会としては心細い陽射しでしたが、全国からいろいろなソーラークッカーが集まりました。山梨英和中学高等学校の自然科学同好会では、集光する部分の角度の異なるソーラークッカーを3種類作り、現地では水の温度上昇の違いを実験しました。たくさんの方が見に来て下さりいろいろな質問やアドバイスを頂きました。生徒たちは、ソーラークッカーの種類や、利用法のバリエーションがたくさんあり驚くと同時に、仕組みについてより深く学ぶことができました。

SSHⅡ課題研究 【数学】

■数学班

現在、数学班は、フラクタル幾何学とカテナリー曲線についての研究を行っています。

自己相似性を持つ図形はフラクタル図形と呼ばれており、雪の結晶やリアス式海岸線が例に挙げられます。Mathematicaでの描画を観察し、仮説をたてて証明を試みています。多くの建築物にはカテナリー曲線が使われています。カテナリー曲線を表す関数に対し、橋梁を題材としてフィッティングを行っています。

※この研究は、山梨英和大学の島内先生に指導助言を受けながら進めています。

SSHⅡ課題研究【水飲み鳥・熱電対】

■水飲み鳥班

水飲み鳥とは、有機溶剤(ジクロロメタンやエーテルなど)を利用した、水の気化熱を運動に変換する昔からあるおもちゃです。この原理を応用して、発電に使えないか研究しています。丸底フラスコ、ガラス管、ゴム栓などを用いて、可動部分を製作し、さらに、その動きを電気に変える発電装置の製作などに取り組んでいます。エネルギーコストゼロで電気を作り出すことができます。

■熱電対班

熱電対とは2種類の金属を接合したもので、接点と端子に温度差が生じると起電力が生じるという性質があります。私たちはこれを利用して、発電装置を作っています。針金をつなぎ、金属の種類、温度差、つなぎ方と起電力の関係などを調べています。最終目的は家庭のガスコンロ、風呂のボイラー、エンジンの排熱からの電気エネルギーの回収です。

 

小学生理科実験講座を開催しました

7月9日(土)、恒例の小学生理科実験講座を開催しました。これは、山梨県生涯学習推進センターのU21チャレンジ講座の科学ボランティアとして自然科学同好会の生徒達が講師となり、小学生を対象に毎年2回行っているものです。今回は、「振り子の不思議」をテーマに行いました。自然科学同好会の生徒は、はじめに「大きな古時計」の歌をうたってはじめるなど、進め方を工夫しそれぞれの役割をしっかり果たすことができました。

過去ログへ→ http://www.yamanashi-eiwa.ac.jp/jsh/eiwablog/?p=14549
自然科学同好会へ→http://www.yamanashi-eiwa.ac.jp/jsh/ssh-do.html

「東京大学一日入学」を実施しました

7月4日、高校1年4組の生徒を対象に「東京大学一日入学」を実施いたしました。アカデミズムの最先端にふれ、生徒達の課題研究推進をいっそう高められるよう、本校がSSH認定初年度より続けている行事のひとつです。

弥生講堂会議室にて 農学生命科学研究科・国際森林環境学研究室の露木先生による模擬講義にはじまり、アジアやアフリカからの留学生との懇談、学食体験、国際情報農学研究室や地震研究所、工学系研究科・環境質リスク管理研究室の訪問、校内散策(安田講堂や赤門)など多くの貴重な体験をすることができました。

【謝辞】この行事を進めるに当たり、お力添えいただいた東大の露木聡先生、また、受け入れにご快諾いただいた溝口勝先生、黒澤 隆氏、柳原美奈様、留学生の皆様、そして一日案内役をしてくださった小原茜様に心より感謝申し上げます。

SSHⅡ課題研究 【ラズパイ】

■ラズパイ班

名刺サイズの小型コンピュータ、ラズベリーパイを使って快適でエコな教室環境を整えることを考えています。具体的には、室温が快適でなかったり、エコとは言えない環境であったりした場合に電光掲示板にアラームを出す計画です。
この日は、教室内に設置した5個のラズベリーパイの測定データと、実際の人間の感覚を比較することで、データをどのように使っていくかを検討しました。

※この研究は、山梨英和大学の杉浦先生に指導助言を受けながら進めています。

SSHⅡ課題研究 【ダニ・アレロパシー】

■ダニ班

富士山の北面の森林に生息するササラダニ類を指標生物として有料道路スバルラインの0合目から5合目まで道路から1mと30mの地点から採取し、多様性の評価を行っています。いずれの地点も多様性が豊かであること、全体として3系統に区分できること、標高によって固有種もみられることがわかりました。1m地点と30mとの違いは植生、光、湿度の差によるものと考えられます。
今後は道路からの距離による多様性の変化や年間の多様度の増加率からも評価することにしています。

■アレロパシー班
アレロパシーとは、植物が化学物質を出し、周囲の植物や微生物、昆虫などに何らかの作用を及ぼすことをいいます。セイタカアワダチソウの根、葉、茎からの抽出成分が、ダイコンやカボチャの発芽、伸張、立ち枯れに影響する様子を観察し、いずれの部分にアレロパシーがあるのか調べています。また、スズランについても同様な実験をして検証しています。この物質は、脂溶性で根に多いこともわかってきました。
今後、セイタカアワダチソウを利用して無菌培地で検証することにしています。

SSHⅡ課題研究 【ミミズ】

■ミミズ班

土を豊かにすると言われているミミズの効果に注目して研究しています。
この日はミミズを育てるための土を採取し,新聞紙の上に広げて乾燥させる作業を行いました。この土にさまざまな有機物を等カロリーになるよう混ぜ合わせ,ミミズの個体数の増減を調べる予定です。予備実験の段階でもたくさんのミミズを採取して飼育しましたが,1匹1匹に名前をつけて,丁寧に世話をしていました。

SSHⅡ 指導助言④ 【変形菌】

山梨大学の鈴木俊二先生と石合志帆さんに指導助言をしていただいています。

■変形菌班

変形菌は、カビやキノコのように胞子を作るためその仲間の菌類とされてきましたが、普段の生活をしている変形体はアメーバとそっくりです。この点では動物に近く不思議な生き物です。餌があるとその最短距離を結ぶ変形体を伸ばします。変形体を観察すると、原形質流動が見られます。現在はこの原形質流動について研究しています。

【謝辞】ご多用の中、本校SSH事業のためにご協力をいただいております鈴木先生と石合様に心より感謝いたします。