SSH,活動報告

6月2017

山梨大学生命環境学部を訪問しました

 高1-4の生徒23名で、山梨大学生命環境学部の研究室訪問を行いました。
まずは昼食、大学の学食で昼食をとったり、外のテラスで弁当を食べたり、大学生の気分を味わうことから始まり、その後2班に分かれて研究室を訪問しました。
 A班は、梨を無農薬で作る研究室、水をお金をかけずに作る研究室、再生医療などの基礎研究に加え最先端の研究で新しい発見を続けているiPS細胞の研究室などを見学しました。
 B班は、食品の成分や噛み応えなどを対象とする研究室、体内の微生物と共生し木を消化するシロアリの研究室、屋上にあり大気観測により環境評価を行う研究室を見学したり、政治法律演習室での授業体験をしました。
 その後、全員で女性研究者4人との交流会が行われました。まず、なぜその道を選んだか、研究で何を大切にしているかなどを研究者から伺いました。生徒達からも、高校生のときにしておくべきことは何か、どんな時が辛いか・楽しいか、などの様々な質問が出て、それに先生方が丁寧にお答えして下さり、とても有意義な時間を持つことが出来ました。
 大学の研究内容、方法など聞き、研究室の装置や実験材料を実際に見て、研究というものを肌で感じることができ、生徒達はこれからの自分たちの課題研究に対する意気込みを強めたようでした。

サイエンスキャッスル研究費を獲得!

 高校2年生のSSH課題研究において、昨年度申請したサイエンスキャッスル研究費のうち、3つのグループがリバネス賞を、1つのグループがTHK賞を獲得しました。リバネス賞の研究題目は「甲府盆地の雲形―特に富士山を中心とする雲形の考察」「土壌の成分とそこから採れる作物の糖度との関係」「ダニ類による世界遺産富士山の自然環境評価」の3件です。また、THK賞の研究題目は「LMガイドを利用した簡易地震計」です。
 このうち「LMガイドを利用した簡易地震計」の研究は、地震の際にLMガイドの動きが記録された数値を、Raspberry Piを用いて地震計として利用するというものです。審査員からも「防災に関するテーマでLMガイドを測定器として活用するアイデアは魅力的である。地震に限らず、移動に伴う加速度などの測定にも発展ができそうなので、より視野を広げて装置の開発に挑戦してもらいたい。」というメッセージを頂きました。
 各グループの研究はそれぞれ、高校1年生の9月にSSHⅠの課題研究としてはじめたものです。この研究費を頂き今年度は研究をさらに深めたいと、どのグループも張りきっています。

SSH通信Vol.22(2017年5月発行)

SSH通信Vol.22を発行しました。

22号は昨年度2月9日に実施された研究発表会・公開授業についてまとめました。

画像をクリックするとPDFでご覧いただけます。

第1回SSH特別講演会を実施しました

 5月19日(金)、今年度最初のSSH特別講演会を実施しました。都留文科大学より高田研先生を講師にお招きし、「『森の見方/味方』持続可能な社会を考える―岩手県葛巻町上外川地区の生活誌から」と題してお話を伺いました。大学で実施しているフィールドワークから、環境負荷の少ない農業や生活について教えていただき、そのような暮らし方があることに驚きました。「懐かしい未来」をキーワードに、持続可能な明日を創るためには過去に学ぶことも必要だというメッセージをいただきました。都留文科大学に興味を持った生徒たちも多く、オープンキャンパスに行ってみたい、という感想が目立ちました。