SSH,活動報告

8月2017

SSH県内研修

8月8日、山梨県内の環境に配慮した取組を学ぶ研修を実施しました。

まず、山梨県エネルギー局エネルギー政策課の講演を聴講し、再生可能エネルギーや環境政策について学びました。次に、甲府市役所で、自然エネルギーの利用・省エネ対策・防災の工夫を知りました。イワタニの水素ステーションでは、甲信越でただ1ヶ所しかない燃料電池自動車に水素を充填するための施設を見学しました。山宮発電所では、減圧槽の水流を利用して発電するマイクロ水力発電の仕組みを知りました。

持続可能な社会の実現を目指す取組が進んでいることを実感しました。

マスフェスタに参加しました

 SSH大手前高校主催のマスフェスタ(全国から61校75組が参加)にSSHⅡの数学班2名が参加してきました。3校の口頭発表が行われ、いずれも高校の数学内容を超えるもので、興味深いものでした。ミニ講演会も行われ、「数学で知る腸内環境」と「グラフで考える組み合わせ問題」の講座に参加しました。ポスター発表では、絶え間なく聴衆者があり、熱心に発表を聞いてくれました。数学を専門とするアドバイザーの方にも聞いていただき、今後につながるアドバイスを頂きました。この場に集ったメンバーが数学に関心がある人々であったので、数学班の生徒達は良い刺激を受け、今後の課題研究への意欲をさらに強めたようでした。

 

「SSHつくば国内研修」を実施しました

 8月16日~17日、高校1,2年生を対象に茨城県つくば市で「SSH国内研修」を実施しました。
食と農の科学館では、農業技術の発達を知り、作物園で植物を観察し、最新の研究についてポスター展示を見ました。つくばエキスポセンターでは、プラネタリウムを鑑賞し体験型展示で様々な科学の研究に触れました。サイバーダインスタジオでは、脳からの指令で動くロボットスーツHALの操作体験をしました。防災科学技術研究所では、大型耐震実験施設、大型降雨実験施設をまわり、神之池バイオマス発電所とその原料を産出している中国木材所を見学しました。
様々な分野の見学場所を巡り、最新の研究や今まで知らなかった職業などにも触れ、今後の課題研究やこれからの進路について考える良い機会となりました。

【生徒の感想】
・ロボットやバイオマス発電など、自分だけでなく他の人や地球に役立つ研究をしてみたいと思った。
・農業やロボット、防災など幅広い分野を学ぶことができた。2日間滞在するだけでも科学の素晴らしさを感じることができた。日本の技術はこれからももっと進歩していくと思う。それに貢献できるような人間になるために今すべきことをしっかりしたい。
・日本はたくさんの自然災害があるので防災について学ぶことはとても大切なことだと思った。
・人間だけを最優先にするのではなく環境とのかかわりも考えることで持続した未来が作っていけるのだと思った。
・将来就きたい仕事が決まらず、どうしようかと思っているが、この研修で自分の中の何かが少し変わったのではないかと思った。

ダニ研究班が八ヶ岳調査を実施しました

 生徒課題研究のうち、ダニの研究班が、八ヶ岳編笠山の土壌調査を実施しました。深い霧の上、いくつかの地点で気象、地形、土壌、植生などについての所見を得ることができました。生徒はこれまでの経験を活かし成果を上げて全員元気に調査を終えました。採取した試料は学校に持ち帰り夏休み中に分析する予定です。

「平成29年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」にてポスター発表に参加しました

 8月9日~10日に、神戸国際展示場にて開催された「平成29年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」に、本校よりSSHⅡクラスの生徒2名が発表者として、SSHⅠクラスの生徒8名が見学者として参加しました(全国から206校、国内外からおよそ3千人の生徒が参加)。

 本校のポスター発表のテーマは「調理残渣抽出物を活用した環境保全型農業の可能性-Possibility of Conservation Oriented Agriculture Utilizing Cooking Residue Extract-」でした。
発表者は前日の夜まで、発表練習を繰り返し行いました。本番では、何度も発表していくうちに緊張もほぐれ、堂々と発表し、質問にもスムーズに答えられるようになりました。

 見学した8名はいずれもこれから課題研究に取り組む1年生で、研究方法、ポスターの作り方、発表の仕方において、その質の高さに驚き、自身の課題研究への取り組みに対して新たな決意を秘めた様子でした。

 JST主催のこの「生徒研究発表会」は、課題研究に取り組む多くの同世代と交流できる絶好のイベントです。質の高い研究やいきいきと発表する全国の高校生の姿から刺激を受け、本校生徒も意気込みを新たにいたしました。

【生徒の感想】
・生徒研究発表会に参加し、みながいきいきとした顔で発表しており、自分の研究が好きで、自信を持っているのだと思いました。また、女子生徒の多さも印象に残りました。私たちを含め、近い将来、理系の舞台で多くの女性が活躍していくのだと感じました。今回の貴重な体験を活かして、今後の研究や様々な活動に精力的に取り組んでいきたいです。
・こんな大きな舞台で発表できたことは、確実に私を成長させてくれました。身近な疑問を取り入れたテーマや、工夫された実験方法、その研究の新規性や将来性など、たくさんの新しい考えに触れ、私たち高校生が行っている研究の可能性の大きさを感じました。この3日間を通して経験したことを今後の研究に活かし、協力して下さっている先生方や研究のパートナーに感謝して、これからも研究やSSHのプログラムに全力で取り組みたいです。