12月2017

2017生徒会主催クリスマスコンサート

12月25日、甲府駅北口ペデストリアンデッキで生徒会主催のクリスマスコンサートを開催しました。甲府駅は多くの英和生が毎日利用しています。日頃、駅やその周辺でお世話になっている皆様に感謝の気持ちをこめて音楽のプレゼントです。
楽しんでいただけたらうれしいです。

みなさま、今年もお世話になりました。
どうぞよいお年をお迎えください。

 

マンドリン部の演奏

進行は生徒会本部

聖歌隊の合唱

聖歌隊のハンドベル

サイエンスキャッスル2017に参加しました

12月23日(土)TEPIA先端技術館において、リバネス主催の中高生の学会、サイエンスキャッスル2017(日本最大級の中高生のための学会)が開催され、山梨英和からは、SSHⅡと自然科学部の計11グループがポスター発表を行いました。
ポスター発表では、審査のコアタイム以外でも質疑応答などが活発に行われ、とても有意義な時間となり、多くの学校の生徒との交流も行うことができました。
今年は中学生も参加し、初めての研究発表で緊張しながらも、自信をもって発表することができました。THKのブースでは身近な問題を解決しようとするロボットが多く展示しており、斬新なアイデアばかりでした。
今回のポスター発表を通して、異なる視点からのアドバイスをいただき、研究は多くの失敗を重ねて成果が得られることや忍耐力が必要であることを学びました。

<<優秀ポスター賞 受賞>>
11都道府県38校195演題から選ばれた120件(口頭12件、ポスター108件)の発表が行われ、108件のポスター審査は、博士号をもつリバネスの研究者に加え、大学・研究機関に所属する博士課程以上の大学院生・研究者によって行われました。(最優秀ポスター賞1点、優秀ポスター賞9点)
 審査の結果、本校生徒の「土壌と作物の糖度との関係」を研究したチームが優秀ポスター賞を受賞しました!

生徒の感想
●「サイエンスキャッスルは2回目になりますが、昨年は研究に対する理解が浅く反省点ばかりだったけれど、今回は反省をいかし相手に分かりやすくかみ砕いて説明し、意見もしっかり言えるようになりました。他校の発表は同じテーマでも全く違う発想で、こんな方法もあるのだと、改めて違いを実感するとともに、自分たちの研究が今まで以上に好きになりました。」
 
●「研究発表をたくさんの人に聞いてもらい、特に自分の発表の仕方についてのアドバイスをもらいました。また他の高校の発表を聞き、その中には私たちには思いつかないような研究テーマや実験方法があり、とても刺激を受けました。こんなに多くの高校生と意見交換ができる機会は滅多にないので貴重な経験になりました。2月の発表会では今回のアドバイスをいかし、しっかり発表できるように準備していきたいです。」

 

SSH通信Vol.26(2017年12月発行)

SSH通信Vol.26を発行しました。

今回は11月に行われた多くの大会やイベントの様子を中心に報告します。この時期、様々な大会が開催され、研究成果を発表するよい機会に恵まれました。苦労も多いのですが、研究が入賞すると何事にも変えがたい充足感を感じ、次大会への意欲につながります。

画像をクリックするとPDFでご覧いただけます。

わかば支援学校との全体交流報告

  12月20日、高校聖歌隊の17名がわかば支援学校を訪問し、交流を持ちました。
うかがった体育館は新築されたばかりで、広々と明るく、すばらしい会場でした。ホール全体にクリスマスの飾り付けがされていて、みなさんのおもてなしに心を打たれました。
  クリスマスソングメドレーから演奏を始めました。リクエストにお応えした「クリスマスイブ」が始まると、大きな歓声が上がりました。生徒さんはどの曲も熱心に、そして知っている曲では体でリズムを取り、とても楽しそうに聞いてくださいました。おかげさまで私たちも本当に楽しんで演奏することができました。 ハンドベル体験ではみなさん興味を持ってベルに触れ、特に大きくて重いハンドベルが大人気でした。
  わかばのみなさんはとても元気よく気軽に声を掛けてくださり、限られた時間の交流でしたがともに一体感が感じられた充実したひと時となりました。準備をしてくださり、暖かく迎えてくださったみなさま、ありがとうございました。

平成29年度 SSH生徒研究成果発表会・研究報告会のお知らせ

 2018年2月8日(木)、「平成29年度山梨英和中学校・高等学校スーパーサイエンスハイスクール生徒研究成果発表会・研究報告会」を開催いたします。
 指定5年目である今年度の研究成果をまとめ、その成果を公開するとともに、研究協議等を通して様々なご意見を頂きながら今後の活動の改善に活用すべく、下記のとおり研究成果発表会および研究報告会を開催致します。
 つきましては、ご関係の皆様に多数ご参加いただき、本校SSH事業の取り組みについてご指導、ご助言を賜りたく、ご案内申し上げます。

1.実施日  2018年2月8日(木)   10:00 – 15:10
2.会 場  山梨英和中学校(〒400-8507 山梨県甲府市愛宕町112)
3.時 程   9:30 – 10:00 受付
        10:00 – 12:45 ポスター発表・公開授業
        12:45 – 13:25 昼食(※各自ご持参願います)
        13:25 – 14:15 全体会
        14:20 – 15:10 SSH研究成果報告会
4.連絡先  山梨英和中学校・高等学校 SSH事務局
        TEL:055-252-6184(中学代表)/FAX:055-251-7468
        E-mail:eiwa-ssh@yamanashi-eiwa.ac.jp

※参加申込は1月26日(金)までにE-mailまたはFAXで上記事務局へご連絡ください。

申込書はこちらからダウンロードできます。

入試当日の緊急連絡について

受験生の皆さんへ

現時点では、入試に関する緊急連絡はありません。

当日、変更がある場合は、こちらのページでお知らせいたします。
トップページ News & Topics 「入試当日の緊急連絡について」をクリックしてください。

山梨英和中学校・高等学校 入試広報部 055-254-1590(直通)

2017 クリスマス礼拝のご案内

クリスマス礼拝のご案内

山梨英和中学校・高等学校は毎年、全校でクリスマス礼拝をお捧げしています。
クリスマスは「救い主」(Christ)を「礼拝」(mas)する日です。
今年もコラニー文化ホール(大ホール)で行います。
皆様のご来場をお待ちしております。
イエス・キリストのご生誕をともにお祝いしましょう。

日時:12月25日(月)14:00~16:00 (13時40分開場)
場所:コラニー文化ホール 大ホール (甲府市寿町26-1)

〈小学生のみなさんへ〉
みなさんお待ちしています!
山梨英和オリジナル缶バッチをプレゼントします。
いっしょにイエス様のお誕生をお祝いしましょう!

放送礼拝 糟谷先生

聖書  ヨハネの手紙Ⅰ 4章9-12節 (p.445)
讃美歌 271

 私には1歳になる甥がいます。ようやく歩けるようになったところで、まだお話はできません。先日、私のうちに遊びに来て、食事や着替えの世話をしたのは、とても楽しいことでした。
 小さい子どもに接するとき、みなさんはどんな気持ちになりますか。今の私が小さい人の世話をする時は、転んで痛くしてはいけない、どこかに指を挟んではいけない、寒くても暖かすぎてもいけない、と安全や健康に関することがらで頭がいっぱいです。でも、私が中学生・高校生の頃には、小さい子に接するときの特別な感覚がありました。大人になった今ではもう感じなくなってしまった感覚です。
 私が生徒の頃、私のいとこに赤ちゃんが生まれました。親戚の中では久しぶりの赤ちゃんです。遠くに住んでいるので、ときどきしか会うことができませんから、会うたびに成長していきました。ある時、その子がトコトコ歩くようになっていて私の方へ向かってきました。手を差し出した私は、ふいに不思議な感覚を覚えました。高速エレベーターで下がり続けるような、お腹がふわふわした感覚です。胃の底が抜けてしまって、空気がどこかへ抜けているような感覚です。そのあとも、小さい子どもの近くにいるときに限って起こる感覚でした。
 その感じを思い出したのは、大人になって読んだ小説のラストシーンでした。小説の最後、わだかまりのあった姉と妹が心を通わせる場面で、妹である語り手は「その時、私の心は奔流のように激しく姉に向かった」と書いています。奔流というのは、激しい勢いの流れのことです。心が人から人へと激しく流れていくという表現を読んで、昔私が小さい子どもに対して感じた感覚も、そう表現できる何かだったのかもしれない、と思いました。あのふわふわした感覚は、私の心の空気が小さい子どもをめがけて流れていくところだったのかもしれない、と思いました。そしてそれはもしかすると、「愛」という感覚だったのかもしれません。「痛み」の感覚、「熱」の感覚があるように、「愛」そのものの感覚が私たちには与えられているのです。
 体の感覚は極めて個人的なものなので、「痛い」ということがどういう感じなのか、みんなも同じように感じているのか、確認することはできません。でも、私たちには言葉があります。「今日は、寒いね」「そうだね、寒いね」と言葉を交わすことで、私が感じている「寒い」という感覚を相手も持っているんだな、と推測することができます。同じように、「愛する」という感覚は、万人が同じように持っているかどうかはわかりませんが、他者を大切にすることの大事さを、何度も言葉で確認することで、補われ、強められるはずです。それが、教育の持つ大きな役割でもあると思います。
 最初のクリスマスに、天使が羊飼いに現れて、救い主の誕生を知らせました。羊飼いはさっそく行って乳飲み子を見つけ出しました。東の国の博士たちは星に導かれて王として生まれた方のところへやってきました。羊飼いや博士たちは、動物のにおいのする汚れた飼葉おけに寝かされた小さな小さな赤ちゃんを見て、どんな気持ちになったでしょうか。神さまが私たちにくださった尊い贈りものとして、ひれ伏して礼拝すると同時に、お腹の底が抜けて心の空気が激しく赤ちゃんの方に向かうような「愛」の感覚を呼び覚まされたのではないでしょうか。すべての人の罪をあがなうために、大切なたった一人の子どもを神さまがくださった大きな愛に感謝すると同時に、この子が少しでも暖かく快適に過ごせるように何かしてあげたい、大切にしてあげたい、という気持ちになったのではないでしょうか。
 まぶしい光に満たされた神さまのもとに生まれるはずだったのに、暗く、貧しく、危険に満ちた、この世の底の底にイエスさまはお生まれになりました。暗く、貧しく、悪にとらわれた、私の心の底の底にお生まれになりました。それは、私を救うためであり、私に愛の感覚を呼び覚ますためでもありました。そしてその二つは、同じことなのだと思います。私が、生まれたばかりの赤ちゃんを大切にしたい気持ちを他の人すべてに対して持つことができれば、私は救われるのです。それがクリスマスの喜びです。
 24日には教会でのクリスマス礼拝とイブ礼拝、25日には学校のクリスマス礼拝があります。大切に礼拝を捧げ、救い主の誕生の喜びを分かち合いましょう。

 お祈りします

 主イエス・キリストの父なる神さま、
 今日も私たちを目覚めさせ御前に集めてくださり感謝します。
私たちを創られたときに、愛の気持ちを私たちの体に組み込んでくださってありがとうございます。私たちが、互いに大切にし合うことができるように支えてください。いちばん大切なひとり子を私たちに下さってありがとうございます。私たちにはお返しに差し上げる立派なものはありませんが、私たちが互いに大切にし合うことで、少しでもお返しができるようにしてください。
 このお祈りを主イエス・キリストのお名前を通して御前にお捧げします。アーメン。

サイエンス女子カフェ@山梨を開催しました

12月16日、山梨県立図書館にてサイエンス女子カフェ@山梨を開催しました。
ポスターセッションには、東京、静岡、岡山からも発表者が来てくださいました。
ラウンドテーブルでは、神奈川工科大学、千葉科学大学、金沢工業大学、城西国際大学、聖徳大学の女子学生による興味深い研究紹介を聴きました。
サイエンスアーケードでは小学生から一般の方まで、クラフトやパズルでサイエンスを楽しみました。
多くの大学・高校・企業の皆様のご協力に感謝いたします。

朝日新聞掲載記事
(2017年12月17日付)

放送礼拝 石原先生

聖書 ヨハネによる福音書 8章31節~32節

 イエスは、ご自分を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」

 私のこの時期の楽しみは「FNS歌謡祭」です。今年は、吉川晃司と世良公則のコラボにはいたく感激いたしました。最近はこの「FNS歌謡祭」に“数字系のアイドルグループ”が多く登場しており、そのたびにチャンネルを変えてしまう訳なのですが、NMB48の「ワロタピープル」に出足から強いインパクトを受け最後まで聞き入ってしまいました。というよりは、画面の歌詞テロップに見入ってしまいました。こんな歌詞です。

何かをやれば叩かれる
反論すれば大炎上
揚げ足取られた拡散中
とかくこの世は住みにくい

フェイクなニュースを真に受けて
犯人探しか魔女狩り
噂がホントでも偽りでも
この際どうでもいいんじゃねえか
大切なことは目立たない心がけ
目の前の問題知らない見てない
存在消して責任転嫁
波風立てなきゃHAPPY

この歌詞の中の「とかくこの世は住みにくい」? どこかで聞いたことがありませんか。そうです。夏目漱石の『草枕』です。 『草枕』はこうです。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
 とかくに人の世を住みにくい

夏目漱石については後で触れることとして、
皆さんは、今の社会が「生きにくい社会」だと感じることはありますか?この「ワロタピーポー」はいわゆる今の「不寛容社会」のことを表現しているのだと思います。
 2年前にこんな騒動がありました。大分市の動物園に誕生した赤ちゃんザルに「シャーロット」と名付けました。これは公募の結果、最多であったため決まったそうです。すると、「イギリス王室に失礼だ」など批判的な意見が多く寄せられました。あくまでネット上での批判ですが。イギリス王室のウイリアム王子とキャサリン妃との間に生まれた王女が「シャーロット」であり、サルの名前をイギリスのロイヤルベイビーにあやかるとは「けしからん」ということなのでしょう。これを受けて、動物園側は「命名取り消し」を検討していたところ、イギリス王室が「どんな名前をつけるかは動物園の自由」という冷静沈着なコメントを出したため、この騒動は収束しました。
 
 この問題で浮き彫りなったのは、サルの名前一つでネットが大騒ぎになり、それに個人や社会が右往左往している様です。これはもちろんSNSの普及によって顕在化していることは確かですが、夏目漱石の『草枕』に、「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世を住みにくい」とありますので、「不寛容社会」とは、とりわけ、今だけのことではなさそうです。
 周りが自分と同じ価値観を持っているとは限りません。いつの時代でも、誰でも何某かの生きづらさを感じ、そして社会と折り合いを付けながら生きているのだと思います。

 実は夏目漱石も留学中のロンドンで「不寛容社会」を体験し、心を病んで引きこもるという経験をしています。夏目漱石がまだ小説家になる前、英語の教師をしている時に、政府からイギリス留学を命じられました。確かに、100年前の当時、西洋社会の中で日本人が、かなりの「生きづらさ」を感じたというのは容易に想像できます。しかし、漱石は「不寛容さ」は自分自身の側にもあったとも、後に回想しています。
 ロンドンでの漱石は、イギリス人と比べて背が低いことを極端に卑下したり、日本、日本人のことを理解しようとしないイギリスに敵愾心を抱いたり、自分の生き方を見失い、結果、下宿に引きこもってしまったのです。
 漱石はロンドンの下宿先に引きこもっていたなかで、自分は一体何者であり、なりたい自分、こうありたい自分にぶち当たるまで奥深くまで掘り進んだといいます。それを掘り当てた漱石は、「それまでの憂鬱な気持ちで眺めていたロンドンが、全く違う景色に見えた」と言っています。帰国した漱石は、皆さんの知っている『我輩は猫である』を執筆し、小説家としての道を歩き始めます。あの切れ味のある文章表現、ストーリー展開は、ロンドンでの体験を乗り越え、自分らしさを取り戻した結果であり、そういう背景を知って夏目文学を読むと、また、一味違う面白さがあると思います。

 確かに今はちょっとした過ちも許されない緊張感の高い社会となっており、個人が何気なく発した一言により、ある日突然一斉にバッシングを受け、また、逆にそれを恐れるがあまり、言動や行動が萎縮してしまっているという空気が身近な社会にも充満しています。
 こういう時代にどう生きるのか、それは、漱石がそうしたように、じっくり自分自身と向き合うこと、そして、確かな道標を備えること、ではないでしようか。私たちには聖書があります。聖書には自分を自由にしてくれるメッセージにあふれています。今日も聖書とともに。