放送礼拝 放送部

コヘレトの言葉11章9~10節

みなさんは陣内大蔵さんという方を知っていますか。英和で歌い継がれている学生歌、「この坂道を登った先に私の好きな笑顔が見える」から始まる「EIWAY」の作曲を担当して下さったのが陣内先生です。昔はシンガーソングライターとして活躍し、今では東京の東美教会で牧師先生として活動しています。

私は6月のコンテストに向けて「EIWAY」についてアナウンス原稿を作るために春休み中に陣内先生がいらっしゃる東京の教会に取材に行き、お話を伺ってきました。そもそも「EIWAY」は2010年度の学園祭の全校制作の作品として作られました。英和と陣内先生の関わりはその2年前の全校修養会で講師として英和に来てくださったのが始まりでした。学園祭で英和の学生歌を作ると決まったとき、当時の生徒会が「英和の曲を作るなら、英和のことをよく知ってくれている方にお願いしたい」ということで英和生から大好評だった陣内先生にお願いすることになりました。

「EIWAY」の歌詞は全校生徒から「英和の生活の中で感じたこと」をテーマで募集をしました。英和生からは「グリンバンクチャペル」「セーラー服」「神様」「夢」「絆」「かけがえのない日々」などたくさんの歌詞が集まりました。1番の歌詞は日常の生活、2番は感謝の気持ち、3番は巣立っていく人たちへの応援というテーマをもとに歌詞を組み合わせていきました。陣内先生はその英和らしい歌詞をバランスよくいい曲になるように時間をかけてまとめ上げて下さいました。当時の生徒会役員と陣内先生がたくさんのやりとりを経てついに完成した時は、「やっとできた!」という嬉しい思いだったそうです。

学園祭2日目に陣内先生より、「EIWAY」の発表が行われました。はじめは驚いていた生徒たちも次第に先生のピアノ伴奏に合わせて歌い出し、体育館中の全ての人が笑顔になりました。8年間歌い継がれる今では暖かいメロディーや歌詞を口ずさんだり、卒業式で思わず泣いてしまう先輩方もいます。

「EIWAY」はこの先も英和と共に成長し、英和生の心に寄り添う友のような存在になっていくと思います。陣内先生から「学生時代の友達は変わらず付き合っていける関係。一生その関係性が続いていけたら本当に愛おしい。みなさんは山梨英和というすてきな環境で育っているので素晴らしい人生にしてください」とメッセージをいただきました。

歌詞の最後にある「Go your own way この一瞬を忘れない」という歌詞には、英和を卒業するときに「自分にしか歩めない道」を信じて歩んでいってほしいという願いが込められています。今日の聖書の箇所には、「若者よ、お前の若さを喜ぶがよい。青年時代を楽しく過ごせ。心にかなう道を目に映るところに従って行け」と書かれています。自分の将来を真剣に考えたり、今だからこそ思いっきり何かに挑戦出来る、そんな時を今私たちは生きています。

私たちが卒業するときにこの曲を歌って、そばにいてくれた友達や先生、導いてくれた神様に感謝できるように、英和で過ごす「かけがえのない日々」の生活を大切にしていきたいと思います。

お祈りします。
神様今日も放送を通して礼拝から1日を始められることに感謝いたします。
今日は英和で過ごす一瞬一瞬を大切にすることをお話ししました。
どうかみなが自分らしい道をこれからも歩んで行くことができるように、あなたが支え導いてく
ださい。
この祈りを尊き主イエスキリストの御名によって御前にお捧げ致します。アーメン。