韓国より 梨花女子高校留学生便り

皆さんこんにちは。 今年、梨花女子高校へ交換留学をしている氏原陽菜です。韓国に来て早くも一ヶ月が経ちました。梨花女子高校での生活は毎日楽しく、とても充実した日々を送っています。最初は言葉が通じず、コミュニケーションをうまくとることが出来ませんでした。しかし最近では少しずつですが、友達や先生方と韓国語でコミュニケーションがとれてきたように思います。この一ヶ月間、私は沢山の人の優しさに触れました。一人じゃないよ、私が傍にいるよ。そう書いた手紙をくれる友達、私にはたくさん迷惑をかけてねと言って下さる先生。毎日、毎日周りの人の優しさ、温かさにすごく助けられています。

先日、母がソウルに来て先生方と一緒に食事をする機会がありました。最初は緊張してしまうかなと思ったのですが、実際は笑いが絶えない時間でした。そんな先生方が口を揃えて、「私たちが娘さんをきちんと守りますから、心配しないで下さい」と母に言ってくれました。母は私の周りにいてくれる人たちが優しい人達ばかりで本当に良かったと言って帰って行きました。

留学は私が思っていた以上に言葉の壁、コミュニケーションの壁があり、辛いこともたくさんあります。でも、日本にいると気づけないことにもたくさん気づくことが出来ます。韓国と日本の文化的な違いや、それぞれの良さ、また、今までの自分の価値観も見直すことができました。今まで私は人にどう思われるか、ということを気にして生きてきました。しかし韓国に来て、人にどう思われるかを気にして生きるより自分自身がどう生きるか、その方が大切だということに気づきました。このことに気付けたのも留学したからだと思います。

日本は過去に韓国に対して残虐な行為し、たくさんの方々を傷つけてきたのに、どうして自分に友好的に接してくださるのかと、日本に留学経験のある先生に率直に聞いてみました。すると先生は、「確かに過去にはそんなこともあったし、学校の授業でもたくさん習ったよ。でも、私は日本に行って日本の人の優しさに沢山触れたし、私自身韓国人だからと言って日本の人に嫌な態度を取られたことは一度もない。だから私は日本が大好き。過去に執着して日本と良い関係をもとうとしないのは違うと思うよ。」と話してくれました。実際には日本のことを快く思っていない人もいると思いまが、こんな風に思ってくれている人がいることに気づけたことは私にとって日韓関係を見直す、良い一歩になったと思います。

韓国にいる間、ここでしかできないことを沢山経験して、日本に帰国できたらなと思っています。