学園祭2018に寄せて

『太陽に向かって』
 山梨英和中学校・高等学校校長 三井貴子

創立129周年を迎え、2018年度山梨英和中学校・高等学校の学園祭を開催できますことを嬉しく思います。今年度の学園祭も生徒会が牽引し、全校生徒が一丸となって準備を進めてまいりました。本校の今年度の教育目標は「論理的思考力を身につける」ですが、昨年度までの取り組みを論理的に分析し、全校制作や学年企画でも新たな取り組みに挑戦しました。今までと違う流れを作る時には、必ず摩擦が生じます。その解決法を思考し力強く一歩一歩前進することで少しずつ流れが変化します。もちろん、一人より二人、二人より三人の方が流れを変える大きなエネルギーになります。それを成し遂げた今、生徒たちは達成感と充実感で満ち溢れているはずです。そして、この経験こそが彼女たちの未来を切り開く源になると信じています。

今年の学園祭のテーマは「ひまわり」です。ひまわりは、花が太陽と同じ方向を向いて咲くことから漢字で「向日葵」と書きます。成長期のひまわりは、朝方は東を向いて日の出を待ち、夕方になると太陽を追って西向きに咲く性質を持っています。成熟期に入ったひまわりは、ずっと東を向いて咲いています。生徒たちも、この多感な成長期には光が指し示す方向をあちこち向いて、様々な角度から事象を観察して論理的思考力を養い、最終的には向くべき方向をしっかり定め、どんな強い日差しにも怯むことなく立ち続けられるようにと願っています。

 学園祭は生徒たちが自己表現できる大切な行事の一つです。今年度も「合唱祭」「舞台発表」「一般公開」と3部構成での実施になりますが、幾多の困難を乗り越えて本日を迎えています。保護者の皆様を始め、多くの皆様方のご来校を感謝し、心から歓迎いたします。様々な角度から、生徒たちの 「ひまわり」 をお楽しみください。