カナダ・オーストラリア研修に寄せて

カナダ・オーストラリア研修2018に寄せて
校長  三井 貴子

 本校は海外研修においては山梨県内では最も古い歴史がありますが、2014年度に更に新たな試みをスタートさせました。カナダとオーストラリアの2箇所で同時実施となる研修に、今年は中学3年生と高校1年生が参加します。カナダはバンクーバー島にあるナナイモという穏やかな地での3週間の語学研修、オーストラリアでは前半はサイエンスキャンプを、後半は姉妹校のMentone Girls’ Grammar Schoolで語学研修を実施します。
この海外研修には3つの大きな目標があります。第1に「国際性を身につける」、第2に「コミュニケーション・ツールとしての英語を使いこなせるようにする」第3にカナダは「山梨英和のルーツを知る」、オーストラリアは「サイエンスキャンプを通して自然環境を学ぶ」です。
 まず、1つめの目標である「国際性を身につける」ために、知っておいて欲しい事があります。それは、「人種・民族を超えて地球人として生きる」ことの重要性を再認識して頂きたいのです。カナダやオーストラリアは、日本のような単一民族国家とは違い、様々な国からの移民によって構成されている多民族国家です。当然、出身国によってそれぞれ違う文化を持っています。その中に飛び込んでいきましょう。ホストファミリーや現地で出会った方々に対して感謝の気持ちを常に持って、日々の生活を充実させてください。
 次に、2つめの目標である「コミュニケーション・ツールとしての英語を使いこなせるようにする」ためには、意欲的に英語力の向上に努めることです。聞いたり、話そうとする積極性が必要です。これまでの皆さんの先輩は、reading, listening, writing, speakingの4技能全てにおいて、海外研修後に飛躍的に英語力が向上しています。皆さんの取り組みが、そのまま結果として現れます。分からないことは、恥ずかしがらずに質問しましょう。積極的に英語で発進しましょう。今までの自分の殻を破って、どんどん挑戦してください。
 最後に、3つめの目標は「山梨英和のルーツを知る」、「サイエンスキャンプを通して自然環境を学ぶ」ことです。カナダでは本校の宣教師として最後の校長Miss Greenbankのお墓参りも計画されています。山梨英和のキリスト教を基盤とする教育理念を再認識してください。また、オーストラリアでは大自然を体感し自然環境について科学的に学びます。姉妹校であるMentone生との友好も深めてください。
 この2つの研修が、神様から祝福された豊かで実り多い研修となることを心からお祈りしています。大きく成長した皆さんの帰国を待っています。