放送礼拝 新体操部

聖書 : 旧約聖書 詩編46編2節

今年9月16日に閉幕した新体操世界選手権で日本代表フェアリーズのフープ団体が見事銀メダルを獲得しました。世界には何組もの強豪団体がいる中で、日本選手団が最高得点に近い数字を出せたのは日々力を入れて努力している証だなと思い、尊敬しています。

新体操には個人競技と団体競技があります。英和ではありがたいことに団体を組むのに必要な人数の5人以上の仲間がいるため、中学生はクラブ、高校生はフープとクラブ両方を使用する団体演技に日々挑戦し続けています。

音楽に合わせたリズミカルな動き、力強さ、スピード、柔軟性や手具の操作など、日々自分が磨き上げてきた努力が結果に現れるスポーツです。大会で上手くいき成功した技の瞬間は全員で喜び合い、技をもっと高め合おうとする自信がわいてきますが、成功するまでの裏には仲間同士でも競い合うためチームでの意見の食い違いなどが多々あります。学年が上がるごとに個人の忙しさが変わり、なかなか思うように活動することができない日々が多くあり、誰か1人抜ける事でできる穴はとても大きく、自分と相手の出来の違いに悩んだり、なぜ大会に選ばれなかったのかと自分や仲間を責め、思い通りに行かなくて悔しい部分など様々な感情が個々にあります。

個人演技の場合は自分ひとりの責任で自分を追い込めば成長することができる一方、団体を組むという事はチーム全員の個性や表現を見抜き、ひとりで頑張ればいいのではなく全員が本気で挑み、全体で一つになろうとしなければなりません。不安などの感情の解決には仲間という存在があるから対処でき、頼ることもでき、声をかけてもらうことで自分自身を成長、変化させてくれます。

一つの短い時間の中で行われる演技ですが、団体という大きな課題に一人一人が時間をかけて大会で悔いのないように必死に取り組み、例え上手くいかず失敗しても、その過去を糧にしてこの瞬間へと導いてくれた神様に感謝して、これからも様々なことを乗り越え挑戦して行きたいと思います。