教員情報

田代 順(たしろ じゅん)

Jun Tashiro

[所属]

人間文化学部 人間文化学科

人間文化研究科 臨床心理学専攻 修士課程

[職名]
教授

プロフィール国際基督教大学大学院教育学研究科博士前期課程修了-臨床心理学専攻 教育学修士
成城大学大学院文学研究科博士後期課程所定単位取得後退学-臨床社会心理学専攻
国立精神衛生研究所、スクールカウンセラー、国立大学教員等を経て現職
公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士

所属学会・協会・委員会等日本集団精神療法学会
日本心理臨床学会
日本質的心理学会
日本人間性心理学会
日本家族療法学会
日本ブリーフサイコセラピー学会

専門分野臨床心理学(臨床ナラティヴ・アプローチ→集団、家族、個人に対するリフレクティングをベースにした実践と研究)
質的心理学(フィールドワーク/インタビュー、臨床的エスノグラフィ-精神誌の作成)

研究内容・関心のあるテーマ1.ナラティヴ・アプローチ全般(ナラティヴなアプローチによる心理療法、グループワーク/グリーフワーク、事例-自例検討/心理教育、研修支援等)
2.コミュニティ支援(コミュニティを構成するキーパーソンへのコンサルテーションを通した、コミュニティに生起する諸問題に対するコンサルテーション/危機介入)

研究内容のココが魅力!◆ 人が「語ること/対話すること」で紡ぐ「物語」から見えてくるもの ◆
人は語る。例えば、アイデンティティ語りがある。「私は〇〇である」という主観的語り(自分語り=自分の物語)の「束」である。臨床での「クライエント語り」もそうである。それはクライエントが主観的にとらえた/切り取った「問題=現実」を語る。その「切り取られた物語」をベースにしながら、セラピストがナラティヴなアプローチの技法を展開して対話的に「私語り=クライエント語り」を分厚くしていく。こうしていくうちに(クライエントの)「話す言葉」が整ってくる。言葉が整うから心も整う。すると、新しい「物語」が、治療的な「物語」が顔を見せ始める。

主な担当科目学部:
・コミュニティワーク
・臨床心理学概論
大学院研究科:
・心の健康教育

社会貢献・地域連携の実績著書:
『小児がん病棟の子どもたち-医療人類学とナラティヴの視点から』(改訂増補版)(遠見書房)
『臨床ナラティヴ・アプローチ』(ミネルヴァ書房)
『ナラティヴからコミュニケーションへ-リフレクティング・プロセスの実践』(弘文堂等)
論文:
『ナラティヴなグループアプローチを体験する(その1~その10まで)集団精神療法』(日本集団精神療法学会)
『デイケアグループにおける「雑談」の治療的意義と効果-「物語ること」を通して「現実」へ』(精神療法-金剛出版)
『加害者の思考・行動を「教育」する‐加害者臨床-学校におけるいじめ加害者へのアプローチ等』
その他地域活動等:
2011年~ グリーフカウンセリングセンター主催のグリーフワーク・ワークショップにおける遺族グループへの体験学習・グリーフワークショップ
2015年~ 地域医療と連携する地域福祉施設職員に対する研修支援としてのナラティヴなグループワーク実践と「自例」検討会開催
2012年~ 本学メイプルカレッジにおける講義(→グリーフワーク、対人支援者支援、マインドフルネス等)