プロフィール | 東京⼤学⽂学部言語文化学科英語英米文学専修課程卒業 東京⼤学⼤学院⼈⽂社会系研究科博⼠課程単位取得満期退学 ⽇本学術振興会特別研究員、米国カリフォルニア⼤学バークレー校客員研究員、米国エルマイラ大学マーク・トウェイン研究センター・クォリーファームフェローを経て、現職 2020年度「山梨英和大学ベストエデュケーター賞」受賞 |
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所属学会・協会・委員会等 | 日本マーク・トウェイン協会(評議員・編集委員) 日本アメリカ文学会 日本英文学会 Mark Twain Circle of America |
専門分野 | アメリカ文学 |
研究内容・関心のあるテーマ | アメリカ小説における自伝・人種・ジェンダー・テクスト生成の問題系を中心に研究しています。専⾨研究の内容は⽶南西部・北東部地域研究や近年のニュー・マテリアリズム、フェミニスト現象学をめぐる議論などと交差します。主要な分析対象は、マーク・トウェイン、エドガー・アラン・ポー、ルイザ・メイ・オルコット、セアラ・オーン・ジュエット、ジャック・ケルアック、フラナリー・オコナーなどの作品です。比較文化的関心とともに、ロックを中心としたポピュラー音楽、エレクトリックギターの文化史、映画作品も研究しています。 |
研究内容のココが魅力! | すぐれた古典文学作品は多様で魅力的な「声」をもっており、「いま、ここ」以外の視点から人間や社会、言語表現のありかたを見つめ直す機会をさまざまなかたちで与えてくれます。必要な場合には現実逃避にも大変役立ちます(重要)。 |
主な担当科目 | ・英米文学史 ・英米文学講読 ・グローバル・スタディーズ領域専門ゼミナールD |
社会貢献・地域連携の実績 | 第38回「日本女性会議」第4分科会では専門ゼミナールの共同研究報告を行いました(「宮崎駿・宮崎吾朗作品における父親役割と家族表象」)。地域連携活動については、甲府市国際交流課と「異文化理解・国際交流ワークショップ——甲府市国際交流員ファニー・オランジュ氏との対話」を共催、山梨県男女共同参画・共生社会推進統括官主催「性暴力の予防啓発を考える学生ワークショップ」「『SDGs』×『ジェンダー平等』を考える学生ワークショップ」、韮﨑市立大村記念図書館「英語を取り入れたおはなし会」等への学生参加支援・事前指導にも携わってきました。研究者としては、米国American Literature Association(ALA)年次大会、米国International Conference on the State of Mark Twain Studies、日本マーク・トウェイン協会全国大会などで研究報告を行い、国内主要誌『英文学研究』英文号、『アメリカ文学研究』、国際誌Mark Twain Studiesなどに論文を発表しています。 |