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理事長からのメッセージ

 

この度、山梨英和学院理事長に就任した江口英雄でございます。

山梨英和学院は、創立以来135年以上にわたり、キリスト教の精神に根ざした教育を行ってまいりました。

 

私たちが大切にしている教育理念

――「敬神・愛人・自修」は、それぞれに深い意味を持っています。

「敬神」は、神と人とを敬い、信じること。

「愛人」は、他者を思いやり、仕える心。

「自修」は、自らを律し、たゆまず学び続ける姿勢です。

この理念は、教職員として、また一人の人間として、どのように働き、どのように生きていくかを示す指針です。この原点を改めて心に刻んでいただければと願っております。

さて、もう一つ、教職員を含む全てのステークホルダーの皆様に対して、大変重要なご報告とご説明を申し上げなければなりません。

すでにご承知の方も多いかと存じますが、今年2月、本学院の大学において、大学長及び法人本部の事務局長によるパワーハラスメント行為が認定されました。

これは被害者からの申し立てを受けて調査を実施し、第三者を含む調査委員会により事実関係が確認されたものです。当該者には懲戒を含む厳正な処分が下されました。

このような事案が、本学院の中で起きてしまったことは、教育機関として誠に遺憾であり、何よりも被害にあわれた方に対して、深い反省とお詫びの念を禁じえません。

また、この不祥事の責任を取り、当時の理事長が辞任するという事態に至りました。

その後、理事会において協議の結果、私が新たに理事長に就任することになりました。

正直申しまして、突然の辞任と就任であり、理事長としての責任の重さに大きな緊張と覚悟をもって日々を過ごしております。

しかし、今こそ組織の原点に立ち返り、山梨英和学院がもう一度、信頼される教育機関として立ち上がるための変革のときだと受け止めています。

今回の件は、個人の行為にとどまらず、組織全体の風土やガバナンス、コミュニケーションのあり方にも課題があったと認識しております。

また、組織内の対話や相談がしやすい環境-いわゆる「風通しの良さ」-こそが、健全な職場づくりには欠かせません。

管理職の教職員には、特にその役割が求められています。すべての教職員が互いを尊敬し、相手の立場を思いやる姿勢を持っていただきたいと思います。

本学院の歩みは、135年以上という長い時間をかけて積み重ねてきた尊い歴史です。

私たちはその歩みを決して損なうことなく、むしろ次の世代へとつなぐ責任があります。

そのためにも、今この時点から「新しい信頼」を築き

直していくことが、私たちすべての教職員に課せられた使命だと思います。

私たちの役割は、その先頭に立ち、環境を整え、教職員の声に耳を傾けることだと考えています。

どうか私たちが掲げる「敬神・愛人・自修」の理念を、組織の隅々にまで浸透させ、行動として具体的に表し、山梨英和学院に連なるステークホルダーのすべての皆様へ安心を届けることができるよう、ともに歩んでいきましょう。

教職員一人ひとりにとって内省と再出発の機会となり、日々の業務における気づきや活力につながることを心から願っております。

 

 江 口 英 雄( えぐち ひでお )

2025年2月 学校法人山梨英和学院理事長に就任

横浜市立大学医学部卒業、山梨大学大学院医学工学総合教育部博士課程修了
<経歴>
横浜市立大学外科学教室勤務、山梨医科大学外科教室勤務、上野原町立病院院長就任、大月市立中央病院院長就任、富士吉田市立病院院長就任、上野原市長就任、全国市長会理事就任、全国市長会評議員就任、学校法人山梨英和学院評議員 他
<現在の役職>
学校法人山梨英和学院理事、医療法人徳洲会白根徳洲会病院非常勤医師、一般社団法人RIS代表理事

 

 

院長からのメッセージ

 

この度山梨英和学院院長を仰せつかった西川良三です。

私は日本基督教団市川教会の牧師でもあります。

 

山梨英和学院も、市川教会も約140年前にカナダのメソディスト教会の宣教師らの多大な尽力により、設立されました。山梨英和学院の建学の精神はキリスト教信仰にあります。それは神によって創造された人間一人一人がかけがえのない存在であるとの視点に基づき、限りない愛と慈しみによって内なる輝きを一層磨いて、「世の光」としてまわりの世界を照らし、明るさと和解、平和、愛と信頼、そして正義をもたらす人物の育成を目指すものであります。変化の激しい、多様化、グローバル化が進む中で、先行きの見えないような世界にあっても、過去から現在に至るまで、ベストセラーの書物である聖書に基づいて築いた人格の土台の上に、異なった他者を受け入れ、協力し、自分で道を切り開きながら「地の塩、世の光」として世界に貢献できる人物の育成を山梨英和学院は目指します。山梨の美しい自然に囲まれ、伝統と、世界に広がるつながりをもった山梨英和学院での学びは、必ず将来豊かな実りを生じることと信じます。

 

 西 川 良 三( にしかわ りょうぞう )

2026年4月 山梨英和学院院長に就任

<本人略歴>
1953年東京生まれ。11歳から15歳まで親の転勤に伴い、イギリス・ロンドンとその郊外に住み、現地校で4年間学ぶ。1973年都立新宿高等学校卒業。1977年国際基督教大学卒業。同年4月日野市立日野第二中学校教諭(英語科)。1982年青山学院高等部教諭。1987年~1989年米国バーモント州St.Maichael‘sCollege 大学院で学ぶ。第二言語としての英語教授法でMA取得。1989年に青山学院高等部復帰後は主に帰国子女受け入れ、及び国際交流を担当。2010年青山学院高等部部長。2017年3月青山学院退職。同年4月日本聖書神学校入学。2021年3月卒業。同年4月日本基督教団市川教会に主任担任教師として赴任。同時に学校法人認定こども園市川幼稚園園長・理事長に就任。2024年学校法人山梨英和学院評議員。