山梨英和の歴史・校歌



 

山梨英和の伝統

 

山梨英和学院は1889年(明治22年)、県下初の女子教育機関として設立された県下唯一のキリスト教主義学校です。その幕開 けには、困難な時代にもひたむきに燃えたキリスト者青年実業家の熱い思いと、カナダのメソジスト教会婦人伝道会の情熱と助力が秘められ、深い歴史と伝統は今も脈々と息づき今日に至っています。
心の時代と言われる現代社会にあって、人を愛するキリスト教教育は、人間にとって真に大切なものは何かを教示し、生かされていることの喜びを生命 の尊さを魂に呼びかけてくれるのです。
未米にある生徒たちが硝一杯自分の人生を證歌し、愛のある人生を幸せに生きるために、私たちは神に祈りながら育成にたゆまぬ努力を続けてまいりました。

 

 

英和教育の基礎をすえた、カナダの女性宣教師たち

山梨英和学院は、1889年、女子にも男子と同様に教育を受けられるようにすること、キリスト教に基づく教育をおこなうこと、 生活の基本は質素なものとすることを理念として設立されました。


 

カナダメソジスト教会から派遣された 初代校長
ウイントミュート

当時25歳

 

多くの生徒に慕われたグリンバンク先生は、近所会等により地域の人々との交わりも深め、英和以外の若い人達のためにも熱心に英語を教えました。
1957年には、甲府市の名誉市民となり、1986年甲府市の遊亀公園に当時の甲府市長により顕彰碑が建てられました。


山梨英和の歴史

1889(明治22) 「山梨英和女学校」西山梨郡甲府太田町(現甲府市太田町)の「佐渡屋」にて開校1891 (明治24)甲府百石町(現甲府市丸の内)に新校舎完成
1906(明治39) 愛宕山(現甲府市愛宕町)に新校舎完成移転
1914(大正3) 英語教師兼校長通訳として村岡花子着任
1928(昭和 3) グリンバンク 校長が夏冬の標準制服を制定
1939(昭和14) 「財団法人山梨英和女学校」設立
1940(昭和15) 戦時下、学校名を「山梨栄和女学校」に改称
1943(昭和18) 新中学校令公布により「山梨栄和高等女学校」となる
1945(昭和20) 甲府空嬰により校舎焼失
1947(昭和22) 「山梨栄和中学校」設立
1948(昭和23) 法人名を「財団法人山梨栄和学院」に改称「山梨栄和高等学校(新制)」設立 1949(昭和24)校舎第2期工事完了、グリンバンクチャペル(I日護堂)完成。創立60周年記念式典挙行
1951 (昭和26) 「学校法人山梨栄和学院」に改組
1958(昭和33) 校名を割立以来の「山梨英和」に戻す
1989(平成1) 創立100周年記念式典挙行
1990(平成2) 創立100周年記記念事業としてグリンバンク杯山梨県中学校英語コンテスト創設。チャペル にパイプオルガン設置
1996(平成8) 高等学校を旧山梨英和短大校舎に 移転
1997(平成9) 中学校新校舎完成
2002(平成14) スクールバス富士吉田線運行開始
2003(平成15) 韓国梨花女子高等学校との姉妹校提携
2009(平成21) 創立120周年記念式典挙行
2011(平成23) オーストラリアMentone Girls’ Grammar Schoolと姉妹校提携
甲府・笛吹循環線、南アルプススクールバス運行
2012(平成24) 中学校すべて、英語強化クラス(オールIEC)開始
中学校で隔週土曜日にスペシャルサンデーを実施
ユネスコスクールに認定
ドイツDas Anna Barbara von Stettensches lnstitut Augsburgと姉妹校締結
2013(平成25) 文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定
盛夏服リニューアル
2016(平成28) 高校クラス編成、スーパーサイエンスクラス・クローパルスタディーズクラス関始

1927年(昭和2年) 花の日

1928年(昭和3年)セーラーの制服を決定

1949年(昭和24年)チャペル竣工式

第6回閉校式(卒業プログラム)

1997年(平成9年)中学新校舎完成

1997年(平成9年)高校校舎移転

山梨英和学院校歌

現在の校歌は1958年11月1日に、創立70周年を記念して制定されました。
作詞は本校で国語教師をされた、歌人でもある守山ふみか先生です。守山先生は、英和に集う生徒の姿に日々ふれる中での喜びと感動をもとに作詞をされたそうです。
イエス・キリストを仰ぎ見る信仰を再確認し、新しい時代に見合った新しい校歌の歌詞は、山梨英和の教育精神とその使命をうたった信仰詩として高く評価されています。 作曲は大中寅二先生です。美しく感動的な歌詞に心揺さぶられ、一息にかき上げられたそうです。豊かな旋律を奏でるメロディーが歌詞と深く結びついています。

 

1.
はるかなり、
陽光照る 甲斐の山なみ。
尽くるなく
湧き出ずる 雲の彼方に、
若き日の あこがれこめて、
われら 集う。
永遠の 真理の教 伝えんと、
丘の上に 立てる 学び舎
2.
光 あり
新しき 世紀を拓く。
ひびきあり、
輝ける 自由の鐘の。
一粒の種子 芽生えつつ
四海を結び、
まことなる生命の言葉告げ渡る、
丘の上に 幾星霜を。
3.
まぼろしよ、
しるべせよ 若きわれらの。
生くる日よ、
正しかれ 深き思に。
いざ われら 濃き くれないに
燃ゆる希望の
楓の葉、胸にかざして もろともに
信仰の証とならん。噫、丘の上の 学び舎に充つる のぞみよ。
一すじに 人の生の 道示しゆく
その歩み、永劫に栄光あれ。

過去の校歌(1958年以前)

現在の校歌の前には山田弘道作詞の校歌が50年間歌われていました。

作詞者の山田弘道先生は国語の教師をされた方で、お嬢様の山田琴さん(本校卒業生)は、哲学者西田幾多郎氏と結婚されました。はじめの頃は讃美歌522の前半部の旋律でうたわれていましたが、後に独自の曲が作られました。残念ながら作曲者は分かりません。


朝日こ照りそふ
御神の正道
いざやもろともに
われらが誓へる
富士がねの雪の
ふみならふ友よ
つゆ怠なく
心の望みは
色こそ妙なれ
ゆまなあやまりそ
日毎のわざをば
富士よりも高く
千世万世まで
たふときみむねを
いそしみはげまなむ
雪よりも清かれ

学校讃美歌

讃美歌21/493番

1.
いつくしみ深い 友なるイエスは
うれいも罪をも ぬぐい去られる。
悩み苦しみを かくさず述べて、
重荷のすべてを み手にゆだねよ。
2.
いつくしみ深い 友なるイエスは
われらの弱さを 共に負われる。
嘆き悲しみを ゆだねて祈り
つねに励ましを 受けるうれしさ。
3.
いつくしみ深い 友なるイエスは、
愛のみ手により 支え、みちびく。
世の友われらを 捨てさるときも
祈りに応えて なぐさめられる。