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2021.6.25 / 学校行事 /

Eiwa Festival 2021

『Serendipity』

  山梨英和中学校・高等学校校長 三井貴子

毎年、学園祭の季節になるとワクワクします。特に準備段階のワクワク感は格別です。今年のテーマは?テーマに寄せた想いは?ポスターはどんなデザイン?全校制作は?どんな発表や企画があるのだろう?どんなに時代は変わっても、英和生が主体的に企画・運営をする“Eiwa Festival”は形を変えながら脈々と継承されています。

昨年に続き、今年もCOVID-19 の感染がおさまらない中、英知を絞って準備を進めてきました。皆さんの若い前向きなエネルギーにはいつも励まされます。出来ないことに目を向けて嘆くより、制約があっても出来ることに目を向けて、感謝して楽しんで仲間と作り上げたものは、何にも代えられない宝物です。

さて、今年のテーマ「Serendipity」は、とてもオシャレで美しい響きの言葉ですね。この言葉の語源となった「セレンディップの三人の王子たち」というペルシアのおとぎ話を早速読んでみました。「偶然と才気による予期せぬ発見」をこの制限の多い今年の学園祭で皆さんは表現しようとしたのですね。

今年の全校制作にレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を選んだ皆さんの感謝の想いにも感動しました。緻密に計算されたピースを全校生で紡いで心を合わせて完成することを期待しています。各部活動、同好会、委員会活動、クラス企画など全てが楽しみです。皆さんの中に潜む、神様からいただいた無限の力を大いに発揮してください。

このような状況の中、学園祭を実施することができ本当に嬉しく思います。全てのことに感謝して、また、今この瞬間も苦しみや困難の中にある世界中の方々の心の平安と癒しを共に祈りましょう。

保護者の皆様の日々のお支えに心から感謝申し上げます。今年も来校いただくことはできませんが、生徒の活躍を見守り応援していただけますようお願いいたします。

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