高2親子進路学習会を実施しました
2月9日(金)、高校2年生を対象に㈱ベネッセコーポレーションの畑林大樹氏をお招きし「希望の進路をかなえるために」をテーマに講演会を実施しました。
高2の3学期を「高3の0学期」ととらえ、今からアクションを起こすことが非常に大切なのですが、実際には50%以上の人が動き出せていないそうです。今できる進路研究の方法や、現在の入試制度などをご説明いただき、それに挑むためには教科の学習・課外活動のどちらにおいても、自分がそこから何を学んだのかを深める姿勢が重要であると、お話いただきました。また、忙しい日々の中ですが、苦手科目や間違った問題をそのままにしないこと、日々の授業の積み重ねを大切にコツコツ取り組むことで必ず学力は上がってくるとアドバイスをいただきました。
「すでにやりたいことが決まっている人?」という畑林さんからの問いかけに、数人の生徒が自信なさげに手を挙げていました。生徒たちがこれから自分の進路としっかりと向き合い、納得できる希望の進路を実現できるよう、サポートし続けていきたいと思います。
当日の感想を、少しですが掲載いたしますのでご覧ください。
<生徒の感想>
・全国の高校生がどのくらい一日に勉強しているかを知り、自分ももっと頑張らなければいけないと強く思った。自分の志望する大学まで、あとどのくらいの点数や偏差値が必要かしっかり知り、対策していくことが合格への近道だということがわかった。日々の授業をさらに大切にし、受験生の自覚をもっと持つべきだと感じた。
・自分の将来について真剣に考えるきっかけになった。自分がどこに進学したいのか、そして自分は今どこのレベルにいるのかなど考えることができた。評定だけでなく、学力の方にも目を向けようと思った。これから先どんどん忙しくなってあっという間に時間が過ぎてしまうので、自分で時間を作って学習をしたいと思った。そして、受験に関しての情報をしっかりと調べ、なぜ行きたいのか、何を学びたいのかを考え、そして、その先どうするのかを言葉で説明できるようにしたいと思う。
・受験勉強を2年の3学期から始めるのと3年の2学期から始めるのでは第一志望校の合格率が全然違うことを知って驚きました。大学に行ったあと不満のある人もいるから自分が後悔しないようにどうして行きたいのか、そこの大学でないといけない理由などしっかり考えていきたいなと思った。勉強は一気に伸びるものではなく、毎日積み重ねてきたものが、ある程度経ってから結果として出てくると今日改めて聞いて、今できることを精一杯していきたいと感じました。努力は報われると信じて大学受験に向けて頑張りたいです。
・今回のお話を通して、3年0学期が貴重な時期という事が分かりました。自分自身の進路を考えていく上で、なぜその大学に行きたいのか、本当にその大学でなければいけないのかなど、ただ行きたいという思いだけではなくしっかり考えることが必要だと感じました。私自身、現在勉強と部活の両立があまりできていない状況です。家に帰ったらリビングで寝てしまったり、スマホを見てしまう習慣になっています。だから、自分の一年後のことを考えて、今自分は何をやるべきなのかしっかり考えて生活したいです。少しだけ早く起きてみたり、勉強時間を増やすだけで気分を上げることができると思います。コツコツ小さな目標を少しずつ達成して、悔いの残らない大学選択ができるように努力します。そして、日々の生活を身近で支えてくれている両親に感謝しながら過ごしたいです。
<保護者の感想>
・残された1年という時間を実感して、これから受験に向けて本気で準備をしなくてはいけない時であること。希望進路の実現に向けて何をしておくべきかを、今日の進路学習会でのお話を聞いてしっかり考えてもらいたいと思う。親子でも話し合い、本人がしっかり受け止めて自分の受験勉強のスタイルをみつけてほしいと思います。親としてできることはサポートしていこうと思います。
・高2の後期は受験ゼロ学期とよく聞いていましたが、実際の数字で合格率を知り、本人も親も、気持ちをしっかり固める事が出来ました。間違いや分からない事をそのままにすると言うことは1点、いや、2点捨てていると思い、今からしっかり間違いの方に意識しなければならないと学びました。娘がしっかり受験に向き合えるように家庭でも励まし、また分かち合いながら臨みたいと思いました。とても貴重なお時間をありがとうございました。
・志望校についての詳細を把握していなかったので、何を準備して何を決めていかなければいけないのか、逆算して具体的に計画してほしいです。コツコツが勝つコツ、毎日アップデート、自分の希望を叶えるためにぜひ頑張っていってほしいと思います。
・親子学習会の開催、ありがとうございました。高3の0学期と言われる高2後期も残り三分の一をきり、進学への緊張感も一層高まってまいりました。娘と共に「学びたい事、学びたい大学」について、より深く探究し、自分のことばでアピールできる様深めていきたいと思います。貴重な機会を頂きありがとうございました。