中2親子進路学習会を実施しました
2月20日(火)、中学2年生を対象に親子進路学習会を実施しました。
前半は中学教頭より中3での進学適性指導について説明いたしました。進学適性指導は本校の教育目標を理解し、英和高校での学びに必要な力をつけるために実施しています。中学3年生の1年間をかけて指導をしていくものなので、主な日程をお知らせし、その目的とスケジュールを生徒、保護者の皆様と共有いたしました。
後半では、卒業を控えた高校3年生4名が、合格体験をお話ししました。
話をよく聞き授業を真剣に受ける、提出期限を守るといった当たり前のことを意識する大切さや、学んだことを家族や友人に説明するなど、アウトプットすることで理解が深まった経験を語ってくれました。
また、志望校を大学名で決めるのではなく、本当に学びたいことを明確にし、それができる学校をしっかり調べて選んでほしいというアドバイスもありました。
先輩たちに共通していたのは、忙しい毎日の中でも「スキマ時間」を上手に活用して学習していたということです。誰にでもある勉強へのネガティブな気持ちを、少しでもポジティブに変えて努力してほしいというメッセージを胸に、目標をもって中学校最後の1年間を過ごしてほしいと思います。
当日の感想を、少しですが掲載いたしますのでご覧ください。
《生徒感想》
◇今回の親子進路学習会を通して、進適テストの目的、高校3年生の先輩方から中学での勉強の大切さを学ぶことができました。私が今回一番心に残ったのは、「大学は名前で決めるのではなく、自分が何をしたいかで決める」という先輩の言葉でした。この言葉を聞いて、まずは自分が何を一番したいのかを探したいと思いました。また、今日から勉強方法も変えていきたいと思いました。「25分勉強して5分休み」の方法で、集中力を保ちながら勉強したいです。
◇今回の親子進路学習会の中で一番印象に残ったのは、高校3年生の先輩の「当たり前のことを当たり前にしたら、自分を変えることができる」という言葉です。私は、当たり前のことを当たり前にできない時があります。例えば小テストの前はしっかりワークやノートを見返す等のテスト対策ができていないときがあります。ですが、当たり前のことを当たり前にすることで、自分の成長につながると思います。小さなことでも何かをやってみれば、自分を変えることができるかもしれないということを心に留めて、これからの学びに活かしていきたいです。
◇まだ1年あると思っていましたが、今日のお話を聞いて、高校進学が迫ってきていること、あと1年しかないということを実感しました。そして、高校進学という意識を持たなければいけないと思いました。高3の先輩方のお話を聞いて、自分の将来のためには、高校時代だけではなく、中学の頃からしっかりと対策をとっておくことの大切さを知りました。先輩の中学の頃の勉強時間なども実際に知って、今のままではいけないと思いました。私は将来やりたいことなどがまだありません。だからといって勉強しなかったら、高校で夢を見つけた時、叶わなかったら後悔するのは自分です。だから、「今」自分の全力を尽くして夢を叶えられるようになりたいです。
《保護者感想》
◆高校3年生の発表の中で特に印象に残ったのは、「勉強した知識を定着させるためにはアウトプットすることが大事」ということでした。娘が読書をしたときに、どんな内容の話だったのか聞いてみるところから始めてみようと思います。
◆高校3年生のプレゼンは大変参考になりました。今の自分を持っており、向上心や探究心がこれからもっと必要になると感じました。様々なことを探究する折には、自分自身を多角的に見つめ直す機会にもしてほしいと思いました。また、上級生と縦の交流をすることで「憧れ」が生まれれば、自ずと「やる気」に結びつくと思います。このような機会を中高一貫校の強みとして増やしてあげてほしいと思います。
◆本来であれば「受験生」となるところですが、そうではないという安心感の中で日々過ごしておりましたので、親子共々ハッとし、もっと気を引き締めないと、と感じました。提出物のお話、私にも思い当たる節があり苦笑しました。親の私から言うより、先生方、先輩方から伝えてもらった方が子どもにとっては良かったのではないかと思います。先輩方のプレゼンも中2の子どもたちにとってすごく分かりやすく、親の私ですらメモを取りたくなるような素晴らしい内容でした。今回の学習会で何かしら刺激を受け、将来の目標を具体的にし、それに向けて努力する姿を見れることを期待しています。