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2022.12.06 / 入試 / 教育 / 学校生活 /

中1 ~ある日のクラス礼拝より~

本校では、毎朝、礼拝があります。チャペルに集まり牧師先生のお話を聴いたり、クラスで先生、友人のことばに耳を傾けたりします。聖書のことばに触れ、讃美歌を歌う時間は、朝の忙しさからは打って変って静謐なひとときとなります。

英和に入学して初めて聖書に触れた中学1年生も、クラス礼拝の司会とお話を担当して5ヶ月ほどが経ちました。それぞれに与えられた聖書箇所について、宗教主任の先生からアドバイスをいただきながら礼拝原稿を準備しています。

解釈の難しい箇所もありますが、心を落ち着けてじっくりと聖書の言葉と向き合うよう勧めています。今年度は3月までマルコによる福音書を読み進めていきます。

中学1年生のある日のクラス礼拝を紹介します。

◆ 聖書の箇所 マルコによる福音書6章45節~56節 

◆ イエス様は5000人を養い、どんなに恵み深い救い主であるかを示す奇跡を行われました。それからすぐに弟子たちを船に乗せて向こう岸に行かせ、ご自分は群衆を解散させて、祈るために山へ行かれました。おそらく人々のためにお祈りしてくださったのではないでしょうか。夕方になると弟子たちの乗った船は海の真ん中に出ていきましたが、イエス様は陸におられました。その後、激しい逆風のため弟子たちが漕ぎ悩んでいるのをご覧になり、湖の上を歩いて弟子たちのところに行かれました。弟子たちは幽霊だと思い、叫ぶと、「安心しなさい。私だ。恐れることはない」とイエス様が言われます。イエス様が船に乗り込まれると風は静まり、船は無事に進みました。

私はこの学校に入学して、初めてキリスト教に触れました。最初は不安でいっぱいの中、イエス様が常にそばにいてくださるということを聞き、少しずつ安心できるようになりました。この箇所からも、イエス様は私たちのために祈ってくださり、決して見捨てずにそばにいてくださることが分かります。聖書と出会い、私は大きく変わりました。引っ込んでばかりだった小学生時代。聖書に出会い、新たな友達とも出会い、神様が導いてくださっているということを改めて感じています。これからもイエス様がそばにいて下さることを信じながら11日を大切にして、いろいろなことにチャレンジしていきたいと思いました。

お祈りします。

御在天の父なる神様、今日も礼拝から1日を始められることに感謝します。今日の聖書の箇所の言葉を心に留めて生活できますようお導きください。今、戦争などで苦しんでいる人々にも私たち以上のお恵みをお与えください。この祈り、尊き主イエス・キリストの御名によって御前にお捧げいたします。アーメン

 

 

 

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