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2020.7.20 / 学校生活 /

放送礼拝 選挙管理委員会

フィリピの信徒への手紙1 1章9節から11節

先日、東京都知事選挙が行われました。新型ウィルスの影響もあり、有権者が外出を恐れて投票率が下がるのではないかという懸念がある中、今回の東京都知事選の選挙率は55.00%で前回の投票率59.73%を4.73%下回りました。皆さんはこの数字をどう受け止めますか?


今回の選挙に向けて多くの芸能人が自身のSNSを通じて選挙への呼びかけを行なっていました。ワンオクロックのタカさんは「東京のワンオクロッカーよ、選挙に行こう。新型コロナウイルスで、当たり前は、もう当たり前でなくなった。いつの時代も、権力者が恐れるいちばんのパワーは、若者の影響力だ。無関心は、いつか僕らの未来を奪ってしまう。今は、僕が若い時よりも、政治に向き合いやすい環境がある。だから、調べて、考えて、向き合おう。僕らには、権利がある。」と述べていました。

日本で選挙が始まったのは、1889年大日本帝国憲法が制定された翌年の1890年第一回衆議院議員総選挙です。その当時の選挙権は25歳以上の男子かつ、直接国税を15円以上(今でいう約30万円)納めている人のみに限られていました。しかし、それに対して批判が出てきて少しずつ制度が改正されていき、今日の「政治に向き合いやすい環境」の確立に繋がっています。性別や収入による差別はなく、2015年から施行されている公職選挙法により、18歳以上の男女に平等に選挙権が与えられていて、高校3年生で誕生日を迎えた人は選挙に行くことができるようになっています。特定の人しか関わることのできなかったかつてに比べればとても恵まれている環境です。

「無関心は、いつか僕らの未来を奪ってしまう。」とあったように、政治に対して無関心なままいることは自分たちの将来を壊していくことにつながってしまいます。今日の聖書箇所にもあるように知る力と見抜く力を身につけて、私たちは積極的に「調べて、考えて、向き合う」事、また、本当に重要なことを見分けられるようになることが必要とされ、より政治に興味を持つ必要があります。まだ選挙について身近に感じる事が少なく、漠然としている人も多いと思いますが、未来の日本を作りあげていく自覚をもち、与えられた権利を行使できるよう、日常生活の中で常に発展していく社会に関心をもち、目を向けていけるようになりたいです。

校内の生徒会選挙は9月28日に行われます。夏休み明けに立候補する立候補者の思いを全校のみなさんが投票という形で応えます。"あなたの清き一票"という言葉には立候補者からの強い信頼が込められていると思います。ただ投票用紙に丸をするのでは無く、立会演説会でのそれぞれのスピーチをよく聞いて皆さんはしっかりと判断し、投票を行いましょう。

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