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2018.10.10 / SSH活動報告 / SSH海外研修 /

レッテンバッハ村の取組

 レッテンバッハはミュンヘンからバスで1時間半の小さな村です。かつては雇用も少なく大都市への人口流出による過疎化に悩んでいました。この状況を変えようと立ち上がった住民は、5年間の奮闘の末、1993年10月6日、特区として独立した意思決定権を勝ち取りました。その時から長年にわたり村長を務めたフィッシャーさんを講師に迎え、村の公民館でお話を聞きました。公民館には、カフェやマーケット、大きなホールがあります。暖房給湯には薪のボイラーが使われ、村の木材が燃料です。

 

 

 

 




 さらに村の中で経済が回るように地域通貨「ターラー」が導入されました。また、林業に使われる機械を作る会社は、小さなガレージから始まり今では130人の社員を雇用する大きな会社に成長しています。工場やバイオマス発電所、幼稚園、新興住宅地、牧場など、小さな村の中にあるさまざまな施設を見学しました。

 そして、いよいよアウクスブルクの姉妹校、シュテッテン・ギムナジウムに到着です。校長先生から温かい歓迎のご挨拶をいただき、ホストシスターと出会いました。素敵な3日間になりますように


 

 

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