キリスト教教育

 

キリスト教に基づく教育

山梨英和中学校・高等学校は、1889年に山梨県内のキリスト者青年の発意により、カナダメソジスト教会婦人伝道会の協力を得て設立されました。
創立以来福音主義キリスト教信仰に基づく人間形成を行っています。設立以来たびたび直面したキリスト教教育への弾圧や校名変更の危機を乗り越えて、今、私達は設立当初目指された新しい女性を育てるという目標を、多様な価値観と様々な問題をはらむ今日の世界の中で積極的に継承して、知性、品性、感性豊かな自立した人を育てることとして展開したいと願っています。

山梨英和中学校・高等学校は、毎日の生活の中心に礼拝を据え、聖書を読み、その言葉を深くかみしめ、讃美歌を歌い、祈ります。礼拝を通して自分自身を見つめ、他者との関わりや世界のことを心に刻むことで、教師も生徒も共に、一人一人を大切にされたイエス・キリストに学び、ならい、従う思いをもって、教育活動に参与します。それを簡潔な言葉で示したのが、校訓です。

校訓

山梨英和の校訓は「敬神」「愛人」「自修」です。
敬神とは「神を敬う」という意味ですが、私達はこの言葉に重ねて、自分を謙虚にさせる他者への思いを考えます。それが人を愛するという意味での「愛人」につながります。
「神」というすべてのものを越えている大いなるかたによって、一人一人、一つ一つのものにいのちが与えられている事を信じる時、私達は他者への愛、他者からの愛の大切さに気付きます。そしてそれに気付いた私達は、その愛に応え、またその愛に生きる者になるために、自分自身を磨き、深め、成長させる事を志します。私達はそれを「自修」という言葉で表現します。
山梨英和は建学の精神を福音主義のキリスト教信仰に置いています。またその教育理念は、神を讃美し神の前に謙虚に立って、神と人とに奉仕する人格を育成し、真理を学び、深き知性と品位を持つ子女を育成することです。

 

学校聖句

マルコによる福音書 12章29〜31節

第一の掟は、これである。
『イスラエルよ、聞け、わたしの神である主は、唯一の主である。 心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、力を尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』

第二の掟は、これである。
『隣人を自分のように愛しなさい。』

礼拝

 

山梨英和の一日は礼拝から始まります。教職員は職員室に集まって、聖書の言葉に耳を傾け、讃美歌を歌い、祈りをもって1日を始めます。
生徒はクラス毎、学年毎、中学全体、高校全体、中高合同、あるいは校内放送を通して、毎朝様々な形で礼拝を守ります。礼拝では新共同訳聖書、『讃美歌21』が用いられています。
グリンバンクチャペルでの礼拝はパイプオルガンの響きで始まります。クラスなどの礼拝では仲間の弾くオルガンに導かれながら讃美歌を歌います。お話は、先生や教会の牧師だけではなく、生徒も担当します。
生徒は、はじめは何をどう話したらよいのか分からなくて戸惑いますが、学年が進むに連れて、大切なことを自分の言葉で伝え、分かち合う喜びに気付いていきます。多くの卒業生がクラス礼拝の時がとても心に残り、どんなに励まされたかしれないとしばしば語ります。朝が礼拝で始まるように、一日の締めくくりに短い礼拝の時を「終礼」と呼んで守ります。朝の礼拝のような「お話」はありませんが、聖書を読み、讃美をし、祈りをささげることを通して一日の感謝を振り返ります。
あわただしい日々を送る中にあるからこそ、私達は心を静めて自分を見つめ、他者を思い、永遠の神様に祈る時を何よりも大切に守り、学びの根底に据えています。私達の願いは、礼拝を大切に守り神様にお献げすることです。そして礼拝から日々の実践に進み、日々の実践から祈りへとさらに前進していくことです。

 

特別礼拝

日々の礼拝の他に、折に触れて一年に何回か特別礼拝がささげられます。入学式、卒業式、創立記念日、クリスマス、全校修養会、高校卒業礼拝があります。