合格体験記

チャンスは英和での学校生活の中に

自治医科大学
医学部 医学科

必要な知識は英和の授業にあった

 私は進路選択をするまで、中学・高校とあまり勉強に力をいれてきませんでした。授業は真面目に聞いていましたが、復習をほとんどしていなかったためテスト前になって焦って勉強をするといった生活でした。必要な知識は全て授業の中で教えていただいていたのだと、浪人生活中に痛感しました。そのことを何度後悔したかわかりません。一つ一つの授業を復習し、身につけていたら確実に私の歩んだ道は変わっていたでしょう。浪人生活で得たものもたくさんありますが、これから受験するみなさんには辛い思いをして欲しくないのです。口を酸っぱくして言われていることだとは思いますが、授業を大切に一分一秒も無駄にしないように。

 

受験勉強を始める前に

 突然受験勉強といわれても何をしていいのかわからない人が多いと思いますので僭越ながらアドバイスをさせてもらいます。私はセンター試験も含め英・数・国・理・社の5教科が必要だったので、一つの教科に偏らず、全教科を満遍なく触れるようにしました。特に英語、数学については短期間で伸ばすことが難しいため毎日長文と大問を解いていました。
 数学は初見で解けた問題はそれ以降ふれず、間違えた問題については解いた翌日、一週間後、一ヶ月後の三回解き直しました。実際の入試では、問題集などで取り上げられている問題の類似問題が多くでます。試験場で、「この問題この前解いた!!!やった!!!あっ・・・解けなかった問題・・・」とならないためにも、わからなかった問題は何度も解き直すことをおすすめします。数学ⅢCまで使う人は一日にその範囲の小問を一つだけでも解いた方がいいです。とくにセンター前はセンターにばかり気がむいて数学ⅢCにふれる機会が減り、センターが終わった後に解いてみると忘れていることが多いからです。
 国語、社会はセンターのみだったので一週間のうちに1回分を解いていました。理科は化学と生物でしたが、過去問を中心に演習をつみました。なかなか勉強に気持ちが向かわない時は、ぼうっと生物や化学の資料集を見てみるといいかもしれません。

 

「わからないノート」で復習し理解

 どの教科にもいえることですが、何よりも大切なのは復習です。超人的な記憶力をもたないかぎり、解きっぱなしの場合はほぼ記憶にのこりません。復習をせずに問題だけ解くのは大切な時間を浪費することになります。私は『わからないノート』というものを作り、全教科で解いた全ての問題で少しでも分からない、知らないことがあった場合には必ずその事について調べて書き留めていました。このノートは通学時間を使って毎日見るようにしました。試験の直前にも苦手なところが確認できてとてもおすすめです。

 

受験を終えて

 第一志望に合格したとき、やっと終わったのか、という安堵からしばらくの間放心状態でした。受験生活は私にとっては長く辛い日々でした。努力も、その過程もとても大切な事です。しかし、受験では結果が全てというのも事実だと思います。思うようにいかず、悔しさのあまり涙することもありました。不合格が続いた時は、私のしてきたことは何だったのか、ただ苦しんだだけだったのか、と悲観したこともありました。ですがこれらの困難を乗り越えることで大きく成長できました。こうして頑張れたのは、医師になるという強い意志と、待っていてくれた友人、先生方、そして何より私を信じつづけてくれた家族の支えがあったからです。本当にありがとうございました。支えてくださったすべの方に心から感謝いたします。

 

これから受験するみなさんへ

 目に見えないものに目を注ぎなさい。これは聖書(コリントの信徒への手紙二 4章18節)の中の言葉です。長いように思える学校生活はあっという間に過ぎていきます。目標がない、進む道がわからない人がいると思います。様々なチャンスは英和での学校生活の中に潜んでいます。私も将来に漠然とした目標はあったものの、自分が何をしたいのかはわかっていませんでした。しかし学校を通じての発展途上国へのスタディーツアーが私の医師を志すきっかけとなりました。振り返ると、英和での日々そのものが今の道につながっているのだと感じます。寄り道をしてもいい、時間がかかってもいい、英和で色々なことに出会って進む道を決断してください。辛いこともたくさんあると思います。でもそれは確実にみなさんの成長の糧となります。目標に向かってがむしゃらに走っていって下さい。みなさんのこれからが笑顔の絶えない日々でありますように、祈っています。
Where there is a will, there is a way.


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