合格体験記

信じた道を貫けば、それが正解になる

津田塾大学
学芸学部 国際関係学科

AO入試での受験

 私が津田塾大学の国際関係学科に進学したいと考え始めたのは高校1年の夏ごろからでした。この大学には指定校推薦もありますが、それは英文学科だけでしたので、どうしても国際関係学科に進みたかった私はAO入試という方式で受験することを決意しました。津田塾大学の国際関係学科のAO入試は、1次試験は志望理由書と課題小論文による書類審査、2次試験は実際に大学に出向いての小論文と面接、ディスカッションの審査によって合否が決まるというものでした。倍率も高かったですし、1次2次での二段階選抜でしたので不安もありました。しかし、どうしてもこの大学に進学したいという気持ちのほうが上回り、挑戦することにしました。

 

学びたい理由があったから受験を乗り切れた

 高校2年の夏休みに、山梨県北方領土返還要求運動青少年視察団の一員として北海道に行く機会がありました。その旅を通し、北方領土の一部をこの目で、生で見て、北方領土がいかに日本に近いかを肌で感じ、元島民の方から直接お話を伺ったりした経験から、世界の大きな力に翻弄され故郷を奪われてしまった人々を救いたいという思いが生まれました。それまで英語学か英米文学かで迷っていた大学での学問分野を、国際関係学に決定することにしました。この時、なぜ国際関係学を学びたいのかを明確にできたからこそ、課題の多い辛い受験を乗り切ることができたのだと思います。

 

知識や意見を持つことが小論文の対策に

 私は小学生の頃から文章を書くことが苦手で、原稿用紙2枚以上のものを書くとなると拒絶反応さえしめしていたため、英和での生活の中で回ってくる礼拝当番の原稿さえ、とても大きな苦痛に感じていたほどでした。そんな私でしたので、長い文章を書く回数を増やし、その行為に慣れることからはじめました。また、良い文章を書くために必要不可欠なのは豊富な知識であり、それを身につけるため、(それまで大好きな嵐さんの出演しているドラマやバラエティーを観ていた時間に)ニュースを観るようにしました。その際、分からない言葉やなぜそうなったのか理解ができない事柄をまとめておき、すぐにインターネットで調べたり学校で社会科の先生に質問したりして、キチンと知識として定着させるように努力しました。
 少し知識が増えてきたら、ニュースでとりあげられる問題やそれに関わる人間の様子について、自分の意見を必ず持つようにしました。これらを繰り返したことにより、物事を色々な角度から見て、そこで得た情報を取り込み、明確な意見を持つことができるようになりました。
 さらに、小論文の訓練を積み重ねていくと、問題文である長い文章のなかのどこをまとめると要約になって、どこに著者の意見、伝えたいことが書いてあって、どこが具体例なのかが自然と分かるようになり、文章の読み方が上手になりました。それによって、学校での授業以外で特に対策をしたわけではありませんでしたが、現代文の点数が上がり、センター試験本番では100点中85点という結果を残すことができました。
 小論文の練習においての注意点としては、最初のうちはただ書くだけでも良いのですが、回数をある程度重ねてきたら、時間配分や指定文字数を意識して問題を解くべきだということを覚えておいてください。本番の入試でも、試験時間はもちろんですが文字数に制限があるケースが多いので、この2つをクリアした上で良い文章を書けるようになっておくことが、合格へ大きく近づくことになります。

 

工夫した効果的な面接対策で自己改善

 早くから第一志望の大学が定まっていたため、入試を受ける回数を増やしてチャンスを増やしたいというのが、AO入試を受験した主な理由です。そして、比較的人前に出ることが好きで得意なタイプである私は、面接でならこの難関大学にも入れそうという、今思えば非常に計画性のない軽い気持ちによってもAO入試の受験を決めました。ところが、実際1次試験を通過していざ面接練習を始めてみると、流れを気にしすぎるあまり話が長く分かりにくくなってしまうという、自分の悪い癖に気がつきました。また、普段の話し言葉ではなく、面接の際に使うべきキチンとした言葉遣いで話すことに慣れていないことが、自分が流暢に話すのを妨げていることも分かりました。そこで、過去に先輩が聞かれた質問や予想問題に即座にわかりやすく答える練習はもちろん、ニュースを見たり新聞の1つの記事を読んだりした上での自分の意見や感想を適切な言葉遣いでその場で言う訓練も行い、自らの能力を改善していきました。

 

受験における私の後悔

 無事、第一志望の大学に合格することができた私ですが、もっとこうしていればよかったな、と後悔していることが2つあります。1つ目は、2年生のうちにもっと受験の準備をしておけば良かったという点です。たとえば、3年で受ける塾の授業を2年生で決めておけば、3年生のはじめからもっとしっかり受験生になれていたのではないかと思います。2つ目は、他の大学のことを、もう少し調べておくべきだったということです。津田塾大学に決めたことを後悔している訳ではなく、もしAO入試に落ちていたら、と考えると、一般受験をするにあたって明らかに情報不足だったと感じるため、怖くなるということもありました。皆さんには、この2つをぜひ実践することをおすすめします。

山梨英和でよかった

 

 ここまで私の受験記を綴ってきましたが、このように、私が充実した毎日を過ごすことができたのは、中高6年間通った学校が山梨英和だったからです。皆さんも、英和生としての誇りを携えて、学校生活をEnjoyしてください。
 山梨英和の、様々なことに興味を持つ機会を与えてくれる校風に、熱心で、生徒の芽を摘み取らず育ててくれる先生方に、心豊かで時に真剣な、大好きな友達や先輩、後輩に、そして、こんなに素晴らしい山梨英和への入学を認めてくれた、両親と神様に、大きな愛と感謝を。


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