合格体験記

一緒に戦う友達との時間が何よりも楽しく幸せだった

関西学院大学
文学部 文学言語学科 英米文学英語学専修

大学選びは人生の選択、最善を尽くそう

 どの大学で、どのような道に進むのかにより、人それぞれ人生は大きく変わっていきます。在校生の皆さんがこれからの受験で最善を尽くせるように、少しでもお役に立てたら幸いです。私は高1の時から国公立大への進学を考えていて、関西学院は全く視野にはありませんでした。高3になり、私立大の併願をどうするかとなった時、関学への受験を私に勧めたのは父でした。実際に受験をしに関学へ行った時、キャンパスがとても広くきれいで、大学での四年間を充実させることが出来ると確信しました。また、少人数教育や、その他多彩なプログラム、私が学びたい言語においてもしっかりとしたプログラムがあることから、関学への進学を決意するようになりました。

 

中学の学びが高校の基礎

 私は、中学3年間は塾に通うなど特別なことはせずに、ごく普通に勉強をしていました。毎日の授業をしっかりと受け、家で宿題があればやるだけでした。しかし、高校での勉強や受験勉強を通して振り返ると、中学3年間の「普通」な、毎日のサイクルが何よりも重要であることに気がつきました。中学での学びが、高校に入ってから基礎として必要になるからです。そしてそれは全ての教科に言えます。ですから、中学生の皆さんは今の学びを怠ることのないようにして下さい。努力した分だけ高校に入って力になります。

 

「無駄」に気づくことが効果的な学習のスタート

 高校生になると模試を定期的に受けるようになります。しかし、正直に言うと私は、高1の時に受けた模試をまったく無駄にしていました。受けて受けっぱなし、そのままにしていたのです。この「無駄」に気付いたのは高2になってからで、それからは受けたその日のうちに答え合わせをし、間違えた所はじっくりと解説を読み、知識を自分のものにするように努めました。大切なのは、模試を受けたその日に答え合わせをすることです。
 高3になってからは、自分の一日の生活サイクルの中から空き時間を見つけ出すことを始めました。必ずどこかに少しずつ空き時間(暇な時間)があるはずなので、絞り出してみて下さい。その結果、私は朝登校してから礼拝までの時間と、お昼休みご飯を食べてから5校時までの時間を自習室での勉強にあてました。他にも、5分休みや電車の時間も有効に活用しました。一日あたりでは少なくても、一週間、一ヶ月と続けるだけで、大きく変わってきます。まさに、塵も積もれば山となる、ということです。この方法により、私は大幅に起床・就寝時間を変える事なく受験勉強を進めることができました。

 

センター対策は「量と質」

 次に、センター試験の対策についてお話しします。私は文系だったので、主に文系科目の対策をお話しします。私が最も苦手としていたのは国語でした。苦手を克服するため、塾でセンターの現代文、古文、漢文の講座をそれぞれ取り、一年間たくさんの量の問題を解きました。ポイントは、「量と質」です。塾に行かなくとも、センターの過去問を出来るだけ多く、そして同じペースで解いていくことが大切です。自分がどれだけ国語力があるのかを把握し、一週間にいくつ解けばよいのか計算してみるとよいです。そして、ただ解いて終わるのではなく、なぜ間違えたのかという、原因を考える事も大切です。原因を究明することで、次から同じミスをしなくなります。そして、センターが近くなってきたら時間を計って解いて下さい。この「量と質」は全ての教科にあてはまる事です。
 次は世界史です。世界史は何よりも授業で取ったノートが命です。一生懸命書いたノートを、ボロボロになるまで使って下さい。そして、世界史は暗記科目ですが、ただ用語を覚えていくのはいけません。出来事の流れを意識して勉強することが大切です。また、資料集を上手に活用するのも手です。センターでは地図問題も出ますから、日頃から地図にも目を向けておきましょう。センターが近くなったら過去問を、時間を計って一気に解いて下さい。ポイントは国語同様、「量と質」です。
 最後は英語です。まず今から始めてもらいたいのは、単語と熟語です。単語と熟語がわからないと、長文も読めません。ですから、単語の小テストは大切にして下さい。長文読解のポイントも「量と質」です。訓練した分、力がついてきます。英語に関しては、高校生ならもう過去問を解き始めてもよいと思います。リスニング対策としては、皆さんが使ってきているSDリピーターを聞くだけで十分だと思います。今では多くの私立大でもセンター利用入試を採用しているため、ほとんどの受験生はセンター試験を受けます。センター対策はとても大切なので、私のアドバイスも参考にし、よりよい勉強法を見つけ出していって下さい。

 

自分を知り積極的に学んで行こう

 最後に、これからの受験生全員に伝えたい事がいくつかあります。 一つ目は、自分の特徴を早いうちによく知っておいて欲しいという事です。具体的に言うと、自分は朝早く起きて勉強する朝型なのか、夜遅くまで起きて勉強する夜型なのか、また、勉強する場所が家派、学校派、塾派、図書館派のどれに当てはまるのか、などです。早めに知っていればその分効率よく、快適に勉強が出来ます。是非見つけて見て下さい。
 二つ目は、私立大、国公立大の赤本は早めに取りかかって欲しいという事です。これは、第一志望だけではなく、自分が受験する予定の大学全てです。私は取りかかる時期が少し遅く、後悔もしました。そして赤本を解いたらどんどん、先生方に添削なりアドバイスなりをしていただいて下さい。自分から積極的にアプローチして行って下さい。先生方はきちんと応えて下さいます。
 最後は、先生方や進路室を存分に頼って欲しいという事です。私が、受験した全ての大学から合格を頂けたのも、先生方や進路室という頼れる存在があったからです。ささいな悩み事でも、質問があれば、どんどん頼って下さい。

 

一緒に戦う友達がいて幸せだった

 私にとって大学入試は、先の見えない不安でいっぱいで、辛く大変だったとも言えます。しかしそれだけではなく、一緒に戦う友達と勉強した時間が何よりも楽しく、幸せだったとも言えます。何事にも全力で取り組む、そんな生活を送っていって下さい。皆さんが最善の人生を歩めるように、心から祈っています。


合格体験記 一覧