本校SSHの特色
本校は山梨県で唯一の女子中高一貫校です。1889年創立以来、女子教育を貫き、自分に与えられた賜物を用いて社会に貢献できる人材を輩出してきました。
2013年度から2018年度まで文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けました。年度ごとに対象クラスを広げ、2017年度には中学・高校の全クラスがSSH事業の対象となっていました。理系クラス・文系クラスの高校生、中学生、すべての生徒が探究型学習に挑戦しています。
研究開発の概要
- キリスト教信仰による人格形成教育を土台とする女子中高一貫校であることを強みとし女性特有のきめ細やかな視点を大事にし、身の回りから地球規模まで、 幅広くかつ地に足の付いた環境科学者育成の基盤となる理数教育を開発する。
- 校訓に基づく教育により、他者の痛みを「想像できる力」を養い、さらに,文系領域をも含む該博な知識を要する環境問題に取り組む意欲を持つよう、 海外姉妹校との提携をも活用した本校特有の教育法を開拓する。
- 「想像する力」があってはじめて、「課題発見力」や「問題解決力」の涵養につながることから、「観察する力」を育てるべくハンズオン実験を重視する。
- 大学や企業との連携のもと、女子生徒に、研究開発現場の「よろこび」や「達成感」あるいはまた「苦労」を実体験させることにより、理数系への動機付けをする。
- 中高一貫校でのみ可能な、幅広い年齢層によるアンケート調査から成果の検証を行う。