41入学当初、特に明確な将来の目標は決まっていませんでしたが、興味のある科目を履修する中で、2年次以降はメディア・サイエンス領域と日本語教師養成プログラムを学ぶことを選びました。学びを深める中で「メディアについてより広く学びたい」と感じ、東京工科大学大学院への進学を決意しました。大学院の授業では、山梨英和大学での学びが繋がる内容も多く、知識を一層深めることができました。また、課外活動を通して、自分の進路がより明確になりました。オープンキャンパスのスタッフやFM甲府での学生ラジオ、地域ブランディング研究会などを通じて、多くの方に情報を発信することの楽しさに気づき、これが自分のやりたいことだと確信しました。大学院を修了後、テレビ制作のAD(アシスタント・ディレクター)として、日本全国に情報を届ける番組制作に携わることになりました。今後は、まだ知られていない地方の魅力について、映像を通して多くの方に伝え、その映像を見た人が実際にその場所を訪れて好きになってくれるような作品を制作していきたいです。多様な学びと課外活動の経験を活かし、地方のオリジナリティを発信していきたい。「好き」を仕事にできたのは、興味・関心を追究できる学びと環境があったから。株式会社オズプリンティング制作部ヌーベルキャリア株式会社川田 萌乃さん2023年3月卒業 諏訪二葉高等学校(長野県) 出身在学中は「グローバル・スタディーズ領域」の科目を中心に履修し、地域づくりの学びに励んでいました。転機となったのは3年次のとき。趣味の延長としてデザインに関わる授業を履修したところ、その面白さに夢中になっていったのです。県内大学との単位互換授業に参加し、企業との協働プロジェクトや、クラウドファンディング運営に携わる中で、イラストや画像制作を実践的に行い、貴重な経験ができました。さらに3年次には市内イベントのロゴ草案や学園祭ポスターのデザイン、4年次には30ページほどの冊子デザインを何度か行い、プロの方から褒めていただくこともありました。それらの経験は大きな自信に繋がり、未知の学びに挑戦していくためのエネルギーとなりました。現在は、印刷会社でDTPデザイナーとして、業務に携わっています。お客様からの依頼をもとに、チラシや名刺、冊子などのデザインやレイアウトをしていくのが主な仕事です。営業担当者とともに何度も打ち合わせを行い、制作を進めていき、実際に印刷されたものを見ると、とても感動します。この仕事を通して、山梨県の活性化に貢献するのが、現在の目標です。横森 早紀さん2021年3月卒業 甲府東高等学校 出身映像業界特化型人材派遣支援DTPデザイナーGraduate 01卒業生紹介Graduate 02輝き続ける卒業生たち
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