2022年01月20日
ピックアップ 教育・研究12月7日(火)、205教室において、山梨英和大学国際交流室・甲府市共催、グローバルスタディーズ専門ゼミナールA(杉村ゼミ)協働の「異文化理解・国際交流ワークショップ——甲府市国際交流員ファニー・オランジュ氏との対話」が開催され、14名の本学学生が参加しました。
冒頭では、フランスにおけるバンド・デシネ(漫画)の歴史と日本マンガ・アニメ受容の関係や、フランス人の「英語嫌い」に関する甲府市国際交流員オランジュ氏のプレゼンテーションと、それに基づいた杉村篤志国際交流室室長とのトークが行われました。続いて、「ネガティブ・フィードバック(否定的意見)の伝達方法をめぐる文化差」と「海面下の氷山のように、容易には見えない文化事象」をめぐるグループワークに入りました。甲府市国際交流課職員の方々も加わり、和気藹々とした雰囲気のなかで活発な意見交換が行われました。
グループごとの報告を経て、最後に、Netflixドラマ『エミリー、パリへ行く』(2020)とエリン・メイヤー『異文化理解力』(2015)を素材に、オランジュ氏と杉村室長が日仏米のコミュニケーション・コードの相異やジェンダー・ステレオタイプに対する世代間の意識差について、質疑応答を交えながら対話を行いました。
ワークショップ終了後は、国際交流室において、オランジュ氏と参加学生たちが外国語学習、留学経験、卒業後の進路などについて様々に言葉を交わしました。
貴重な学びと交流の機会をともにさせて頂いたオランジュ氏と甲府市国際交流課の皆さま、どうもありがとうございました。