2022年06月10日
イベント 教育・研究
大学開学20周年記念「馬頭琴演奏会」を開催しました
2022年5月20日(金)、山梨英和大学開学20周年記念として、 馬頭琴演奏家の賽音吉雅(セーンジャ―)先生をお招きし「馬頭琴演奏会」を開催いたしました。
本学グリンバンクホールで行った演奏会には多くの学生や大学関係者が集い、モンゴルの伝統的な民族楽器 馬頭琴の紹介や様々なジャンルの楽曲、音色を味わい楽しむひとときを過ごしました。
参加した学生の感想
- ひとつの楽器で演奏しているようには聞こえず、ゆったりとした雄大な情景を思い描かせるような演奏で不思議な魅力を感じた。
- 音の緩急が印象的で、「赤とんぼ」を演奏してくれた時など音が暖かく懐かしさを感じられる演奏で心地良かった。ピアノを習っていたので楽器を扱うという面で共通していると感じ、その弾き方や馬頭琴の創りにも興味が湧いた。
- 低い音の弦が170本、高い音の弦が130本の合計300本、弓の弦が500本と聞いて驚いた。確かに演奏を聴いていると複数の楽器で演奏しているように聞こえることがあった。
- 元々は動物たちに聴かせるものであったこと、「幸せを呼ぶ、神様の楽器」と呼んでいることを聞き、モンゴルの広大な草原での暮らしの中で、馬頭琴の音楽は人々が大切にしてきた文化のように感じました。
- ⻄洋の弦楽器とは異なり、馬頭琴は深みがあり、温かみの中にどこか悲しみも感じさせるような音色だと感じました。
- 短い時間ではあったが、賽音吉雅先生のモンゴルの文化のお話と馬頭琴の演奏は非常に興味深かった。馬頭琴を動物に聞かせることで安心させることができるそうだ。本来は動物の骨、特に馬の頭蓋骨が使われていたそうだから、同種の動物たちがその旋律に何か感じ取ったのかもしれないと思うととても不思議に思う。
- 小学校の国語の時間で学んだ「スーホの白い馬」を思い出し、モンゴルの文化や人々と動物の繋がりが馬頭琴の演奏を通して清く感じた。今後も機会があれば、さまざまな異文化に触れていきたいと思う。
大学開学20周年記念 「馬頭琴演奏会」
日 時:2022年5月20日(金) 15:15~16:50
会 場:グリンバンクホール(110教室)
主 催:山梨英和大学グローバル・スタディーズ領域
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