2016年08月19日
ピックアップ 教育・研究本学の「サービスラーニング」科目は、教室での学びを活用しながら、コミュニティでの活動をとおして、地域社会の実態やその問題を客観的に理解し、問題発見・解決力やコミュニケーション力などを高めていくことを目的として開講しています。
「サービスラーニングⅠ・Ⅱ」の受講者35名が、7月23日・30日、8月6日に、富士山保全協力金の呼びかけボランティアなどを行いました。
富士山保全協力金の呼びかけボランティアに関わる事前学習をもとに、登山シーズンで賑わう富士山5合目で、複数のグループに分かれて富士山保全協力金を呼びかけました。また、昨年9月の御嶽山噴火を受け安全対策の一環として勧められている、登山者のヘルメット携行の実態に関する調査に協力しました。その他、今年6月に開館した富士山世界遺産センターを見学したり、富士山を信仰の対象としている富士講信者がかつて巡拝した御中道を散策したりと、富士山の豊かな自然と歴史に触れました。
<参加した学生の感想>
・考えていた以上に富士山保全協力金に協力してくれる方が多く、驚いた。 ・ボランティアでは外国人の方の協力を得るのが難しかった。御中道めぐりでは富士山独特の自然環境を体感することができた。 ・通訳のできるガイドの人に教えていただき、外国人の方には英語で保全協力金の案内をした。うまく話せない部分は英語の説明文を見せてなんとか理解を得ることができて、とても嬉しかった。 ・富士山を登るためにヘルメットを持つ人は非常に少なく、バスで5合目まで来ることができる身近さが危険を感じにくい原因なのではないかと思った。