2024年06月10日
教育・研究
2024年5月14日付、山梨日日新聞朝刊「マスク必要?『私が判断』」について、本学人間文化学部人間文化学科の佐柳信男教授(モチベーション心理学)のコメントが掲載されました。
東京と山梨のマスク着用率の差(東京は約3割、山梨は約4割 山梨日日新聞社調べ)について、「根拠はなく、科学的に最も誠実な回答は『分からない』というのが本音だ」「『普通のマスク着用』の感覚が地域によって違う可能性がある。東京ではマスクを着けないことが普通で、山梨では着けていることも普通となっているのではないか」「着けている人には、持病があったり、顔を見られたくなかったりといったその人なりの事情がある」「こうあるべきだと強く思い込みやすく、つい自分が正義だと思ってしまう。ただそれぞれの事情があることを踏まえ、マスク着用の要否については寛容な社会であるべきではないか」と述べています。