山梨英和大学大学院人間文化研究科臨床心理学専攻は、山梨英和大学開学の2年後に創設され、2022年度で18年目を迎えます。
2018年4月から、大学学部、大学院ともに国家資格「公認心理師」を養成するためのカリキュラムを整え、すでに有資格者を輩出しています。
また創設後、2005年3月に臨床心理士養成のための第1種指定大学院として認定を受けて以来、多くの「臨床心理士」を輩出してきました。現在、本大学に事務局を置く山梨県臨床心理士会会員数の3分の1は本大学院出身者であり、名実ともに山梨県の臨床心理領域を担っています。
就職に関しては、修了生の多くが、臨床現場での常勤職(少年鑑別所、県職員、県内精神科病院、大学学生相談室、不登校生徒担当教諭、スクールカウンセラー、児童相談所、子育て支援員)、および医療・福祉・教育領域等における非常勤職につき、心理臨床の専門家として活躍しています。 このように各心理臨床領域において、即戦力として活躍できる臨床心理士を養成するために、本大学院は、カリキュラムを基幹科目、臨床科目、研究科目に構成し、特に豊富な臨床実践が経験できる体制を整えており、2014年度からは長期履修制度を導入し、実施しています。
大学院生は、地域に開かれた心理臨床センターにおいて、実際にケースに関わり、そのすべてについて個別に先生による指導監督(スーパービジョン)を受けます。また、精神科病院、教育現場(中高内の相談室研修、不登校施設における宿泊研修、県教育センターにおける研修)における実習を行っています。
本大学院は、キャンパスのあらゆるところから富士山を見ることができ、風光明媚な笛吹川と石和温泉から近く、新宿からわずか1時間半のところに位置しています。このように充実した教育環境にある山梨英和大学大学院で、臨床心理士になるための学習を共に、学ぶことを希望する皆さまを歓迎します。