元々は、勉強につまずいた子どもの学習意欲をどのように支えたらよいかという研究をしていました。そのモチベーションの知見を子育てにも途上国の貧困農家の支援にも応用しています。日本は子育てがしにくいといわれており、親は子育てに前向きな気持ちで取り組めないことが多いです。途上国の貧しい農家も、生活を支えるのに充分な収入が農業から得られずに苦しみます。そのように苦労している人たちの助けになりたいことが自分のモチベーションです。
学生は総じてとてもまじめで勤勉なので、指導すると着実に力がついていくことが実感できます。また、少人数なので学生一人ひとりの成長が見えやすく、教師としてとてもやりがいを感じます。