『⼆⼈または三⼈がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。』 マタイによる福⾳書 18 章 20 節

連⽇猛暑が続いており、⼦どもたちの体調と安全を考慮しながら、可能な⽇にはプールや⽔遊びを⾏っています。⼦どもたちにとって、⽔は不思議な物質です。⼈間にとっては⽣きるために不可⽋な飲み⽔であり、体を清潔に保つための液体であり、農作物や植物にとっては命を繋ぐ恵みでもあります。⼦どもの中には、⽔に濡れるのが嫌な⼦どももいますが、暑い時に⽔が顔にかかると
少しひんやりして気持ちよさそうな⼦どももいて、それぞれに⽔遊びを楽しんでいます。⽔に顔をつけて潜ったり、⽔を掛け合ったり、ひたすらジョーロに⽔を⼊れては流し、⼊れては流しを繰り返している⼦どももいます。当然ながら、年齢に応じて遊び⽅や動きが違うのですが、その様⼦を⾒ていると「成⻑させてくださる神様って、すごいな〜」と感じるのです。
7 ⽉には、年⻑組さんのキャンプがありました。オリジナルの T シャツまたは帽⼦を製作したり、みんなで話し合って考えたことがいろんな形で実現しました。私にも「⼀緒に⾏きませんか？」と誘いにきてくれて、涙が出るほど嬉しかったです。本当に⼼の優しい⼦どもたちです。⾃然散策が⼤好きで、たくさんの動植物との出会いがありました。神様がお創りになった⼤⾃然を満喫す
ることができ満⾜な様⼦でした。お友だちと初めてお泊まりし、⼀緒に過ごした⼆⽇間の経験が⾃信につながり、成⻑した姿が⾒られました。これこそがこれから⼒強く⽣き抜いていくエネルギー源になるのだと確信しました。
今⽉の聖句には「⼆⼈または三⼈がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」（マタイによる福⾳書 18 章 20 節）とあります。⼭梨英和のこども園もイエス様の御名によって集まっているところです。
祈る時には「イエス様の御名によって」祈るように、イエス様のもとにいます。わたしたちが集まる「その中にいる」とは、イエス様が共にいて、私たちの思いを受け⽌め分かち合ってくださるという意味です。
夏の間も、⼀⼈ひとりの⼦どもたちが守られて、愛されて、安全に過ごすことができますように。世界が平和で誰もが安⼼して暮らせる場所となりますように。私たちは⽇々を⽣きるのに精⼀杯ですが、他者を思いやる穏やかな⼼をお与えください。

園⻑ 　三井貴⼦