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【山梨英和学院】院長就任式および教職員修養会を開催しました

カテゴリ:法人本部 投稿日:2026-05-27

新緑が鮮やかな5月23日(土)、山梨英和大学グリンバンクホールにおいて「山梨英和学院 院長就任式」と「学校法人山梨英和学院 教職員修養会」を執り行いました。

 

西川良三院長の就任式は宍戸尚子中高宗教主任司式で行われ、聖書朗読、祈祷の後、江口英雄理事長が式辞を述べ、「少子化により私学を取り巻く環境が厳しさを増している。しかし激動の時代だからこそ、県下唯一のキリスト教学校である山梨英和学院の存在意義や私たちの役割はますます重要になっている。変化を恐れず挑戦していかなければならない。西川院長のもと教職員が一丸となり、本学の伝統を未来へ継承し、輝かせてほしい」と激励しました。

 

誓約の後、西川院長からは就任挨拶があり、「院長という大役を仰せつかり、光栄であるとともに身の引き締まる思いである。青山学院高等部に35年間奉職し、最後の7年間は校長を務めた。退職後に牧師となり、市川三郷町の日本基督教団市川教会に赴任して5年が経つ。このたびの就任は、神さまがキリスト教学校の教育に引き続き携わることを求めておられるのだと受け止めている。山梨英和学院のために、これからも精一杯働いてまいりたい」と述べました。

 

就任式に続き教職員修養会では、高誠大学宗教主任司式のもと、教職員一同によって讃美歌を歌い、聖書「ペトロの手紙一 4章10節~11節」が朗読されました。祈祷の後、宍戸尚子中高宗教主任による「賜物を授けられて」と題した説教がありました。

 

修養会後には青山学院宣教師であるシュー土戸ポール先生をお招きした講演会「知識を超えて、愛で育む:世界に広がるメソジスト教育の絆と、これからの英和」が開かれました。シュー先生は、18世紀に英国でジョン・ウェスレー(1703〜1791)が興したメソジスト運動を起点に、その教育的使命の歴史をひもときました。「メソジストという言葉は、国際的な教育のブランドとして世界的に広く知られている。信仰・社会活動・教育の三本柱を掲げたウェスレーは、当時の労働者や農民、貧しい人々に読み書きを教え、健全な信仰には教育が不可欠だと説いた」と説明しました。このメソジスト運動が英国からアメリカやカナダを経て日本に広がり、明治期には東京英和(後の青山学院)、横浜英和、東洋英和、静岡英和、山梨英和など、多くのメソジスト関係学校が相次いで設立されたと紹介されました。そして生成AIが急速に普及する時代に対しては、「批判的思考力、倫理的判断力や共感力を育む全人教育としてのリベラルアーツがいっそう重要になる」と強調。国際メソジスト関係学校・大学連盟(IAMSCU)などの国際組織との連帯を通じ、「知識を超えて、愛で育む教育」を実践し続けることが、これからの英和の使命であると語られました。

 

同じメソジストの伝統を受け継ぐキリスト教学校として、世界的な視野から教育の絆を確かめ合い、山梨英和のこれからの教育のあり方を深く考える貴重な学びの場となりました。教職員一同、この修養会を通して、キリスト教教育への思いを新たにしました。これからも子どもたちの豊かな学びと健やかな成長のために、心をひとつにして歩んでまいります。