『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。』(テサロニケの信徒への⼿紙⼀ 5 章 16〜18 節)2025年7月保育聖句
『いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。』
テサロニケの信徒への⼿紙⼀ 5 章 16〜18 節
7 ⽉に⼊りました。6 ⽉には甲府では38度を上回り全国⼀暑い⽇を記録するなど、
急激な猛暑となりました。こどもたちの安全を第⼀に考えながら、⽔遊びや外遊びを
⾏っていきたいと思っています。3園とも⾃然の恵みを満喫しています。いろんな⽣き
物をじっと観察したり、知らない動植物は本で調べたり、「学ぶ本質」を⼦どもたちか
ら教えられています。興味・関⼼はみんな違いますが、神様が⼀⼈ひとりを⾒守り育
ててくださっていることに⽇々感謝しています。また、7 ⽉には年⻑さんのキャンプや
⼣涼み会などがあり、少しずつ準備が始まっています。⼤切なのは、⼦どもがいつも
「真ん中」にいて、⾃分たちで考え⾏動してみることです。ひとつ⼀つの⾏事を通し
て、それぞれ成⻑していく⼦どもたちを、陰で⽀えることができたら幸いです。
今⽉の聖句には「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝
しなさい。」(テサロニケの信徒への⼿紙⼀ 5 章 16〜18 節)とあります。この聖句は、
私が⼤好きな箇所で、これまで何度この聖句に⽀えられたかわかりませんが、実践す
るのは⾮常に難しい聖句だと思っています。⼈⽣において、⼤なり⼩なり困難に直⾯
することは誰しもありますが、⼀番苦しい状況にある時に「いつも喜んで、どんなこ
とにも感謝する」ことはなかなか出来ません。でも「絶えず祈る」ことはできます。
逆に「祈ることしかできない」のかも知れません。私⾃⾝は、これまでの⼈⽣を振り
返った時に「祈り無くして、ここまで来られなかった」とさえ思えるのです。私が中
学校・⾼等学校で学年主任をしていた時に「学年通信」を頻繁に発⾏していたのです
が、そのタイトルは⼀貫して「祈り」としました。そして、持ち上がることが多かっ
たので、卒業の時の学年通信は「最後の祈り」というタイトルで、今後の⽣徒たちの
未来を祈る内容としました。
私たちは⼩さな存在で、⾃分⼀⼈でできることなど、ごくわずかです。こども園に
おいても、私は 4 ⽉から祈り続けています。そして、これからも祈り続けると思いま
す。そして、今⽉の聖句にあるように、いつも喜んでいられるように。そして、どん
なことにも感謝できるように、祈っていきたいと思います。
いつも⾒守ってくださり感謝いたします。⼦どもたちの健康と安全をお守りくださ
い。そして、⼦どもたちと共にご家族のお⼀⼈おひとりが、また先⽣たちが、穏やか
な気持ちで毎⽇を過ごすことができますようにと⼼からお祈りいたします。
園長 三井貴子