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2016.7.14 / SSH活動報告 /

SSHⅡ課題研究【水飲み鳥・熱電対】

■水飲み鳥班

水飲み鳥とは、有機溶剤(ジクロロメタンやエーテルなど)を利用した、水の気化熱を運動に変換する昔からあるおもちゃです。この原理を応用して、発電に使えないか研究しています。丸底フラスコ、ガラス管、ゴム栓などを用いて、可動部分を製作し、さらに、その動きを電気に変える発電装置の製作などに取り組んでいます。エネルギーコストゼロで電気を作り出すことができます。

■熱電対班

熱電対とは2種類の金属を接合したもので、接点と端子に温度差が生じると起電力が生じるという性質があります。私たちはこれを利用して、発電装置を作っています。針金をつなぎ、金属の種類、温度差、つなぎ方と起電力の関係などを調べています。最終目的は家庭のガスコンロ、風呂のボイラー、エンジンの排熱からの電気エネルギーの回収です。

 
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