放送礼拝 図書委員会

2017.9.12図書委員会放送礼拝

「ヨハネによる福音書1章1節〜3節」

私は小さい頃から本を読むことが好きでした。小学生の時は、休み時間になれば学校の図書室に、休日には母と近所の図書館に、というように毎日本に囲まれた生活を送っていたのを覚えています。授業の前に読んでいた本の続きが気になって授業中もずっとその本のことを考えていたり、寝る前にどうしても最後まで読みたくて布団に入るふりをして暗がりでこっそり読み続けたこともありました。

でも中学、高校と学年が上がっていくにつれて段々と図書館に通う足が遠のいていきました。特に高校に上がってからは授業時間が増えたり、部活動や他の活動に精一杯で本を読む時間を作ることも難しくなっていきました。それでも久しぶりに本を開いたとき、そこには昔読んだときと変わらない世界が広がっていて、もう少し頑張ってみようと思わせてくれました。

本は年齢や性別、また国籍の壁を超えて辛いことを忘れさせてくれる時間や、背中を押してくれる言葉を私たちに与えてくれます。皆さんの中にも本によって慰められたり力をもらったりした経験のある人もいるのではないでしょうか。本を読むことはいま幸せな人にも、苦しんでいたり悩んだりしている人にも新たな一歩を踏み出すきっかけを与えてくれると私は思います。

私たち山梨英和の生徒が最も身近に手にしている「本」は何でしょうか?毎日朝と帰りに開く「聖書」だと私は思います。聖書を開くとそこには多くの人々が登場します。イエス・キリストはもちろん、ペトロやヨハネなどの弟子たち、マリアや徴税人のザアカイ、旧約聖書ではアブラハムやイサク、モーセなど。聖書の「言葉」は、私たちに時代も場所も越えて、彼らの活き活きとした姿や、喜びも悩みも苦しみも伝えてくれます。私たちが、図書館や書店で手にするそれぞれの本にもこんな力が秘められているような気がするのです。

皆さんが最近本を読んだのはいつですか?慌ただしい毎日の中でなかなか本を読む時間が取れなかったり、そもそも文章を読むことが苦手な人もいると思います。私たちは学校にも地域にも多くの本を手に取ることのできる環境にいます。最近では電子書籍などの普及に伴い、いつでもどこでも、気軽に本を読めるようになりました。身の回りにある本に目を向け、気軽に手に取ってほしいと思います。また今年も図書委員会では読書週間イベントを行う予定です。是非この機会に図書室に足を運んで、新しい一冊と出会ってみてください。

お祈りします
神様、今日も礼拝から1日を始められたことに感謝します。私たちが少しでも周りにある本に目を向け、たくさんの言葉と出会うことができますように。今日1日の歩みをお守りください。
このお祈りを尊き主イエスキリストのお名前によって御前におささげします。アーメン。