放送礼拝 YWCAひまわり部

YWCA放送礼拝                       2017.10.24

「私達は何のためにボランティアをしているんだろう。」「私の力なんて小さなものなのに、誰の役に立てるんだろう。」

私は中学生の頃、ふとそんな事を思いました。色々なボランティアをしている時、実りの多い時間を頂いているのに、私はボランティアをする事は捧げていることだと思い込んでいました。何かをしてあげて、助けてあげる側にいるということです。

その頃の私は、YWCAの部員であることに誇りを持つという意識もなく、マイナスなイメージばかり思いついてしまい、活動に身が入らないことも多くなっていました。そんな時、全国のボランティア部の中高生が集まる、関東地区中高YWCAのカンファレンスという、研修に参加し、その時に私の中で色々な考え方が変わりました。いろいろな学校の生徒の皆さんの考え方や、講演を聞いて、学んだり励まされたりしました。

その時の講演で、今日の聖書の箇所の「それぞれが賜物を受けているのですから、神のさまざまな恵みの良い管理者として、その賜物を用いて、互いに仕え合いなさい」という箇所を聞きました。そして「あなた達は、与えているより、受け取っているものの方が多いのです。今は、奉仕する心の種に、水を与えられている時なのです。だから人の役に立てる大きな実を結ぶのにはまだ早い」というお話も聞き、ハッとして今までの事を思い返しました。

配食に関わるお年寄りの方々からは、心に残しておくべき、大切な言葉をたくさん教えて頂きました。炊き出しで関わるホームレスの方々からは、心の温かさを学び、まだお会いして間もない私にも、とても積極的に接して下さり、人と関わることの楽しさを改めて感じる事ができました。 募金活動やポスター発表の大会では、どうしたら人の興味を引く事ができるか、私達の活動の楽しさを伝える事ができるかを考え、学びました。人と接する時、まず自分から心を寄せてお話しすれば、深い関係性を築ける事、たくさんの人との関わりの中で、色々な事を学ばせて頂いていました。私は、ただ与える側ではなく、それ以上に大きな恵みを与えられていた事に気づき、申し訳なさと、感謝の思いが込み上げました。

また、部員のみんなと、日々真面目にボランティアをしながら、その中でたくさん笑いあったり、ふざけ合ったり、時に意見がまとまらず、ぶつかり合う事もありますが、それ以上に部員一人一 人の信頼関係があり、私も素の自分でいる事ができる今、YWCAとして活動を続けてこられて良かったと思えます。一口にボランティア部と言っても、良いアイデアを出せる人、体力がある人、手先が器用な人、細やかな心遣いができる人、周りの人に配慮ができる人、色々な人と積極的に話せる人、場を和ませてくれる人、計算が早くできる人、ふさわしいアドバイスを出せる人、与えられた役割を責任持って全うできる人、それぞれ持っている賜物は違い、それが集まる事で、より良い活動ができる部になります。それは、どの部にも当てはまる事だと思います。

私達の力は地道で微力ですが、それぞれの賜物を活かし、受けている恵みに感謝して、限られた時間の中で質の良い活動を心がけ、精一杯活動しようと思います。

お祈りします。
神様、今朝もこうして新しい1日を始められる事に感謝いたします。今日は、奉仕についてお話ししました。まだまだ微力で、至らないところばかりの私たちですが、どうかふさわしい行いができるよう、お支え下さい。今日1日もみんなが元気に過ごせるよう、あなたがお見守り下さい。  このお祈りを尊き主イエスキリストの御名によってお捧げします。アーメン。