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2021.5.17 / 学校行事 /

高校3年生修養会 メッセージ

  テーマ「DREAM~輝跡の1ページ」によせて

  校長 三井 貴子

 

   100年に一度と言われている新型ウイルスの世界的パンデミックを経験し、制約の多い高校生活を余儀なくされた皆さんですが、この高3修養会を予定通り実施することができましたのは奇跡と言えるでしょう。皆さんが選んだ高3修養会のテーマは「DREAM~輝跡の1ページ」。ここには皆さんの心からの祈りが詰まっていると思います。一人一人みんな違う夢を持っているでしょう。あるドキュメンタリーで、開発途上国の子供に「あなたの夢は何ですか?」と尋ねると「大人になるまで生きていること」と答えていました。その言葉は私の胸に深く突き刺さりました。人は置かれている環境によって大きく異なりますが、それでも夢を持ち続けることは人間にとって前向きに生きるエネルギーとなります。日本資本主義の父である渋沢栄一は「夢なき者は理想なし」と言っています。またガンジーは「あなたの夢は何か、あなたが目的とするものは何か、それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるだろう」と述べています。

 皆さんは今、人生の大きな岐路に立っています。特にこの1年はこれまで当たり前であった価値観が大きく崩れ、将来の展望や見通しが不透明な中、「自分という存在について」「自分は何をしたいのだろうか」「勉強の意味」「将来の夢」など不安な気持ちを持ったのではないでしょうか。ともすると「隣の芝生が青く見え」、理想と現実のギャップに押しつぶされそうになるかもしれません。でも相田みつおさんは「他人のものさし、自分のものさし、それぞれ寸法がちがうんだな」と言っています。そもそも寸法が違うのだから他人と自分を比べようがないのです。

 これまでの高校生活の中で、仲間とゆっくり語り合う機会がなかったかもしれませんが、この修養会は高3の今だからこそ考え語れる特別な時間です。講師にキスト・岡崎・さゆ里先生とキスト・岡崎・エイブラハム先生をお迎えしてお話をうかがいます。心を開いて先生方を通して語られる神様の御言葉に耳を傾けましょう。この修養会が今までと違う自分自身を発見する「輝跡の1ページ」となりますように。また、高校での最終学年を始めるにあたり、力強く歩み出す勇気を与えられる時となりますように心から祈っています。

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