放送礼拝 山田先生
2019.9.30放送礼拝
マルコによる福音書 14章32~42節
「20年同窓会」
毎年7月の終わりか8月の初めの土曜日に「ホームカミング20年同窓会」という、英和高校を卒業してちょうど20年目の卒業生たちが集まる同窓会がチャペルで開かれます。今年で数えて5年目になります。私は毎年出席していますが、今年の集まりは特に楽しみにしていました。というのは、今年の同窓生たちは、私が山梨英和に勤めて最初に担任した生徒たちで、高校2年、3年と受け持って卒業していったメンバーだったからでした。少しやんちゃなところも時々ありましたが、大好きなクラスでした。
皆さんは、20年という年月をどのように感じるでしょうか?もちろん、中学生・高校生の皆さんは生まれてから20年間たっていませんね。つまり、皆さんが生まれる以前に山梨英和を巣立っていった卒業生の集まりでした。
20年同窓会も、礼拝からスタートします。チャペルに集う卒業生たちの姿を見て、彼女らが歩んできた人生を感じました。もちろん子供連れで参加している卒業生もいて、母親としての姿に感慨深いものを感じました。
礼拝が終わり、場所を移した茶話会で、ジュースやお茶菓子で懇談のひと時となりました。はじめは何となく照れくさいような不思議な感じでした。でも、5分もたたないうちに現れたのは、セーラー服姿の彼女らの面影でした。話すほどに、すっかり女子高生に戻った卒業生たちと30代の青年教師に戻った私がいたのです。20年の歳月が一瞬にして逆戻りしてしまったようでした。
時間というものは、不思議なものだと思いませんか?楽しい時間は早く過ぎるといいますね。逆に、授業時間を長く感じて教室の時計で何度も残り時間を見てしまうというようなことはありませんか?定期試験がはじまりますね。テスト前の一週間と日ごろの一週間の長さの違いを感じることもきっとあると思います。そして、起きているときの昼間の8時間と寝ているときの夜の8時間は、全く違いますよね。
今日の聖書では、イエスに起きているようにと言われた弟子たちは、その言いつけにもかかわらず、グーグー寝てしまいます。一時も起きていられないほど熟睡してしまいます。一方、イエスはこれから訪れる十字架の苦難を思い、恐れ苦しみながら祈り続けているのです。
「時間が解決してくれる」こんな言葉を聞いたことはありませんか?友だちとけんかして、仲直りできず気まずい思いで日にちが過ぎていく。だけどいつの間にか、元の仲良しの関係に戻っている。こんな経験はないでしょうか?または、この人は絶対に許さない!と高ぶっていた気持ちが時間とともに静まったり、ひどい失敗をしてもう許してもらえないと思い悩んでいたのに、いつの間にか自分の思いが相手に通じたり、こんなことはありませんか?
最近思うことは、私たちが何気なく過ごしていく時間や居眠りしているうちに過ぎていく時間、その時間の間もイエスは私たちのために祈り続けていてくれるのではないかということです。重要な問題を抱えて心が重いときも、私たち以上に苦しみながらイエス様は祈り続けてくれているのだと思うのです。時間が解決するのではなく、イエス・キリストの祈りによって解決されていくのだと思うのです。もし今、何かにつまずいている人や悩んでいる人がいたとしたら、イエス様と一緒に信じて祈りましょう!
20年間、キリストは私の卒業生たちを思い見守っていてくれました。その20年の祝福が、私たちをあっという間に、楽しかった英和生時代に戻してくれたのです。130年は、20年よりもずっと長いです。今年、山梨英和は130周年を迎えました。イエス・キリストの祈りによって守られ続けた私たちの学校で、今日も私たちの一日が礼拝から始まります。礼拝は、イエス様の祈りに感謝する時間です。明日も山梨英和は、礼拝から一日がスタートします。山梨英和の毎日の礼拝を心から大切に守って過ごしていきましょう!
お祈り
神様、今日も礼拝の時をありがとうございます。私たちは毎日、あなたからの愛のみ言葉をいただいています。どうか毎日の礼拝を大切に守り、豊かな日々となりますように導いてください。定期試験が始まります。これまでの努力が発揮されますように。尊き主イエス・キリストのみ名によりお祈りします。
アーメン





