1つ前のページに戻る

2019.11.01 / 学校生活 /

中学合同礼拝 中学2年生

聖書箇所:「マルコによる福音書 14 32 節~36 節」

 

私たち中学 2 年生は 9 12 日と 13 日の 2 日間、山中湖へキャンプに行って

きました。「森と紡ぐ私たちの物語~61 friend’s memory~」のテーマのもと、

1日目は登山・チームビルディング・キャンプファイヤー、2 日目はオリエンテーリング・

 

飯盒炊飯と、大きくいって全部で 5つのプログラムが行われました。いつもの仲間といつ

もとは違う自然豊かな環境で過ごすその時間は、どれをとっても本当に楽しい時となりました。その中で、私は特に登山が印象に残っています。行きのバスでは私自身「不安」と「楽

しみな感情」が入り混じっていて、いよいよ最初のプログラムである登山が始まりました。

登山のコースとしては、大平山~平尾山~石割山の3つの山を約4時間かけて登りました。

ゴールが見えない中での登山は、どの山も傾斜がきつかったり、足の踏み場が悪かったりと、

想像以上にとても苦戦しました。合間合間に休憩時間はあったものの、足が滑って転んでし

まったり、体力に限界が近づいてきたり、心が折れそうになった時が何度もありました。し

かし、近くにいる友人たちと励まし合い、先生方からも励ましをいただきながら、なんとか

頂上まで登りきることができました。登りきった頂上では、霧がかかっていてあまり遠くの

景色は見えませんでした。しかし、山特有の澄んだ空気を吸うと、神様が造って下さった自

然を全身全霊で感じることが出来ました。確かに、自分自身が精一杯頑張ったからこそ、そ

ういった経験をすることが出来たかもしれません。しかし、同時に、いやそれ以上に多くの

人たちの励ましや支えによって、貴重な時間を過ごすことが出来ました。学年の仲間皆が、

怪我もなく無事に登りきることが出来たことで、感謝の気持ちはより一層強く込み上げて

きました。

 

聖書の福音書に書かれているように、イエス・キリストは良く山に登りました。登る時は、

1 人の時もありましたし、弟子たちと一緒のこともありました。その目的は、一貫して

「父なる神様」に祈るためでした。イエスは神の子ですから、「別に祈らなくても、大丈夫じゃないの?」と思ってしまいますが、彼は真剣に「父なる神様」に祈りました。イエスは神としての性質も持っていましたが、人間の子どもとして生まれているために人としての性質も持っていました。私たち人間と同じように感情を持ち、様々なことに葛藤を覚えたり、苦しんだのです。だからこそ、彼は真剣に町をはずれた静かな山の上で、「父なる神様の望まれること(御心)」を求め、それに従いました。その時間は彼にとって、なくてはならない時間でした。 今日の聖書箇所はイエスが捕らえられ、十字架にかかる前最後の出来事にあたる「ゲツセマネの祈り」です。つまり、彼は最後の最後まで祈りを大切にしていたことが分かります。

 

「ゲツセマネ」という地名は、ヘブライ語でオリーブの「油絞り」を意味するように、オリーブ山のオリーブ園にあたります。そこでイエスは「ひどく恐れてもだえ始める」ほどに苦しみながら夜通し祈りました。十字架の苦しみにこれから遭うことが分かっていたからです。しかしその祈りは、これまでもそうであったように、「わたしが願うことではなく、御心に適うことが行われますように」という祈りでした。一方で共にいた弟子たちは、師であるイエスのために悲しんで祈ろうとしますが、肉体の弱さのために眠ってしまいました。しかし、その弟子たちをもイエスは受け止め、十字架の道に向かっていきます。

 

今回のキャンプや登山を通して、意思や目的を持って行動していくことの大切さを私は学びました。けれども同時に、今日の聖書箇所の弟子たちと一緒で、私たちは精神的にも肉

体的にも弱い存在です。思いはあっても、なかなか上手くできないことがあります。しかし、

そんな時にこそ素晴らしい自然を造られた神様が、私たち人間の 1 1 人をも創造してくださって、いつも愛を注いでくださっていることを忘れないでいたいです。そのために、毎日の礼拝で静まり、祈ることに真剣に向き合うことで、日々の活動するエネルギーを神様からいただきたいと思います。自分の思いや願いを祈りを通して神様に聞いていただき、しかし同時に仲間や隣人のためにも祈ることができたらと思います。

 

ヘブライ人への手紙 4 1516 節には「イエス・キリストは、私たちと同じように試練に遭い、私たちの弱さを分かって下さる神である」とあります。この御言葉にあるように、諦めてしまうのではなく、神様は聞いてくださるし、私たちの気持ちを分かっていてくださると希望をもって、祈りたいと思います。神様がこの山梨英和に置いてくださった仲間とともに、これからの学校生活も精一杯に過ごしていきたいです。

 

 

月別
年別