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2020.7.04 / 学校生活 /

放送礼拝 高校生徒会

高校生徒会

マタイによる福音書253440

 

そこで、王は答える。「はっきり言っておく。わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にし たのは、わたしにしてくれたことなのである。」

 

皆さんはもったいないばあさんという絵本を知っていますか? この絵本は「もったいない」という言葉の意味とその大切さを、子どもたちに伝える絵本として 16年前に誕生しました。ちょっと怖そうに見えるけれども、とっても大切なことを教えてくれるおばあさんが主人公のお話です。お皿の上の食べ残しやお茶碗についたご飯粒があると・・・、もったいないばあさんが「もったいなーい」とやってきます。そして、もったいないばあさんは、食べ残しやご飯粒を一粒残さず食べてしまいます。「虫にもスズメにもイノシシにも負けず、日照りと台風を乗り越えて、180日。やっとできたお米なんじゃ。ちゃんと食べなきゃもったいない」ともったいないばあさんは教えてくれます。

 

現在、日本だけでなく韓国や中国、フランス、インド、ベトナムなど世界中の子どもたちに愛されている、「もったいないばあさん」が今年六月、アニメーションになりました。アニメ化は、駐日インド大使のバルマさんという方が発案したそうです。日本のもったいないの考え方を世界に広く知ってもらおうと思ったのがきっかけだと言います。

 

作者の真珠まりこさんは、次のように話しています。「もったいないはただ無駄なことをしないというだけではありません。自然の恵み、いただく命、作ってくれた人に感謝する気持ち、他の人やものを大切に思う思いやりなど、敬う気持ちが込められています。自分さえ良ければと思うのではなく、分け合い、他の人が大切に思っていることを、同じように大事に思うことです。」

 

生徒会では、通常登校が始まってから昨日まで、フードバンクの回収を行いました。皆さんのご協力のおかげで、たくさんの食品を集める事ができました。ありがとうございます。私はこのフードバンクの活動を通し、この活動はまさに真珠まりこさんのおっしゃっていた「自分さえ良ければと思うのでなく、分け合う」気持ちを体現していると感じました。

 

新型肺炎の影響で生活が苦しくなり、フードバンクの支援を必要としている家庭が増えているそうです。今回の支援が1人でも多くの方々に届き、先の見えない不安で押し潰されそうな気持ちが少しでも和らぎ、明日への活力になるための支援に繋がることを願います。 今回も皆さんの温かい思いやりのおかげで、たくさんの食品をフードバンク山梨にお届けする事ができます。

 

40節で、神様は、他の誰かのために行動したことは、わたし自身にしたのと同じことなんだよ、と喜んでおられることが伝わってきます。今回のフードバンクのために持ち寄ってく ださったことや、物でなくても心を寄せてくださったことは、神様にとって大きな喜びとなっていると思います。私たち一人一人が温かい思いやりの心を大切にし、身近な人はもちろん、見知らぬ誰かの支えになれる存在でありたいと感じます。イエス様を通して、一緒に過ごす時間や思いを分かち合うめぐみが与えられていることに感謝して、今日一日を過ごしていきたいと思います。

 

お祈りします。

天の父なる神様、今朝も礼拝を守れたことに感謝します。私たち一人一人が思いやりの心を持ち、手を差し伸べられる人となれるようお導きください。 この祈りを尊き主、イエス・キリストのお名前を通して御前にお捧げいたします。アーメン。

 

 

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