SSH研究開発実施報告書2016
「SSH研究開発実施報告書」の刊行にあたって
校長 三井 貴子
本校は、文部科学省より平成25年度のスーパーサイエンスハイスクールに指定され、4年目となります。山梨県内の女子高校としては初めてSSH指定を受け、「環境」をテーマとして女子に特化した教育プログラムの開発に取り組んでいます。中高一貫校として、中学1年生から段階的に「論理的思考力」「探求力」「問題解決力」「プレゼンテーション力」「ICT力」「英語力」を身につけ、主体的に研究課題に取り組み、その成果を国内外に発信できる生徒を育てています。SSH指定校としての4年間で、様々な研修や研究の機会を与えられ、サイエンス分野だけでなく、生徒の「学ぶ」姿勢に大きな変容が見られ、教師もまた研鑽に励んでいます。
今年度は、これまでの高大連携に加え、山梨県とも連携し、地域の現状を把握した上て研究をすすめることができました。本校では、テーマ決定はあくまで生徒の主体性にまかせているので、失敗も経験しながら粘り強く研究した成果として、2月に実施した「SSH研究発表会」では、中学2年生から高校2年生まで全員が「自分の研究」に誇りを持って、日本語または英語で堂々と発表を行いました。
SSHでの研究を活かして進路選択に繋げている生徒も増えています。さらに生徒たちが自分のキャリアを切り開いていくための力を身に付けていける環境を作っていきたいと思います。今年度より、SSH委員会の中にコア組織を設け、毎週開く会議で議論を重ね、バックアップ体制の強化を図ってきました。今後も、明らかになってきたひとつひとつの課題を克服しながら、SSH活動を一層発展すべく、教職員が一丸となって教育力の向上に努めてまいります。
本校のSSHの取り組みは、本当に多くの方々に支えられています。これまでご指導いただきました文部科学省、JST、山梨県、また課題研究や研修、講演会などでお世話になりました関係者の皆様に心から感謝の意を表するとともに、引き続きのご支援をお願い申し上げます。




